空腹で頭痛がするのはなぜ?
糖分を取ると治る気がする…。
「空腹で頭痛がする」原因をお医者さんに聞きました。
頭痛がした際に、痛みを緩和する対処法や、予防方法についても紹介します。
監修者
国家公務員共済組合連合会 大手前病院
救急科 医長
甲斐沼 孟先生
経歴
平成19年(2007年) 大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部医学科 卒業
平成21年(2009年) 大阪急性期総合医療センター 外科後期臨床研修医
平成22年(2010年) 大阪労災病院 心臓血管外科後期臨床研修医
平成24年(2012年) 国立病院機構大阪医療センター 心臓血管外科医員
平成25年(2013年) 大阪大学医学部附属病院 心臓血管外科非常勤医師
平成26年(2014年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医員
令和3年(2021年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医長
令和4年(2022年) 同上(現在に至る)
なぜ?空腹で頭痛が生じる原因
空腹で生じる頭痛は、血糖値の低下が原因と言われています。
血糖値とは、血液の中のブドウ糖の濃度です。
血糖値が低くなると、脳がエネルギー補給を求めてアドレナリンなどのホルモンを分泌します。その過程で脳内の血管が拡張して頭痛が起きます。
血糖値が低下すると、頭痛だけでなく、めまいや吐き気、冷や汗などの症状があらわれるケースもあります。
さらに血糖値が低下すると、意識を失ってしまうこともるため、注意が必要です。
空腹による頭痛は糖分をとって抑えよう

空腹による頭痛をすぐに和らげるには、糖分を摂取して血糖値を上げるのが効果的です。
ブドウ糖や飴などを食べるようにしましょう。
空腹で頭痛が起きたときに「やってはいけないこと」
空腹時に、飲酒・運動・入浴といった行動は控えましょう。
低血糖を促進させ、頭痛を悪化させるおそれがあります。
低血糖を予防しよう!4つの習慣
空腹による頭痛予防のために、
- 規則正しい食生活を心がける
- 過度なダイエットを控える
- 硬度の高いミネラルウォーターを摂取する
- お酒を飲むときは食事も一緒にとる
などを心がけるとよいでしょう。
① 規則正しい食生活を心がける

毎日、朝・昼・晩とある程度時間を決めて、規則正しく食べることで、血糖値を安定しやすくなります。その結果、頭痛の予防になります。
② 過度なダイエットを控える
ダイエットで過度な食事制限や激しい運動をしていると、低血糖状態になりやすいです。
極端に食べる量を減らすことは避けましょう。また、頭痛を感じたときは、無理せず休憩をとってください。
偏った食事は基礎代謝の低下にも繋がるので、主食・主菜・副菜のバランスがとれた食事をおすすめします。
また、ダイエット中は心身ともにストレスがたまりやすくなります。過剰にストレスがかかると、「緊張性頭痛」を引き起こす原因にもなります。
健康的に痩せるためにも、頭痛を感じたら少し休んだりするなどして、心身に負担がかかりすぎていないか定期的に見直しましょう。
③ 硬度の高いミネラルウォーターを摂取する

硬度の高いミネラルウォーターを、1日にコップ1~2杯程度、常温に近い温度で飲むようにしましょう。
硬水系のミネラルウォーターには、脳血管を安定させる「マグネシウム」を多く含むため、頭痛の緩和をサポートすると考えられています。
また、冷水は体の深部を冷やして血流を悪くする可能性があるので、頭痛の悪化に繋がります。そのため、常温で飲むことをおすすめします。
④ お酒を飲むときは食事も一緒にとる

空腹時にお酒を急に飲むと、血中アルコール濃度が急上昇して、頭痛を引き起こします。
- 食事をしながらお酒を飲む
- お酒を飲む前にスープを飲む
などを心がけると、胃粘膜が保護されてアルコールの急速な吸収を防げるため、頭痛の発生を抑えられます。
また、自分にとって適量である飲酒量を把握するようにしましょう。
アルコールが適量であったかどうかの目安は、飲んだ翌朝に頭痛などがなく、体調が普段通り良好であることです。
病院で相談する目安

- 空腹時の頭痛を頻繁に繰り返す
- めまいやしびれなどの症状がある
という場合には、脳神経内科で相談しましょう。
症状を放置していると、頭痛症状を悪化させる可能性もあります。
また、頭痛以外の症状が併発している場合、脳疾患が影響しているおそれもあります。
重い病気を見逃さないためにも、症状がひどい場合には、無理せずに医療機関で相談してください。
脳神経内科を探す
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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2022-01-14
「異常な空腹感がある…」
「これって何が原因なの?」
異常な空腹感の原因は「低血糖」かもしれません。
低血糖になりやすい行動や、改善方法についてお医者さんが解説します。
病院で治療したほうがよい目安もチェックしましょう。
異常な空腹感の原因は「低血糖」かも!
異常な空腹感を感じるのは、血糖値が異常に低下した「低血糖」になっていると考えられます。
インスリンというホルモンの効きが良すぎると、血糖値が急激に下がり、低血糖となります。
低血糖の症状が食後に起こる場合、「血糖値スパイク」という血糖値の急激な上昇と下降が起こっている可能性が高いです。
また、糖尿病の初期症状で、インスリンの分泌が遅れることで低血糖が起こるケースもあります。
【セルフチェック】低血糖の症状リスト
次の症状が1つでも頻繁に起こる場合は、低血糖になっている疑いがあります。
はやめに医療機関を受診しましょう。
異常な空腹感がある
動悸がする
手指が震える
めまいがする
集中力が低下する
脱力感や倦怠感が起きる
疲れやすくなる
眠くなる
意識が低下する
冷や汗が出る
低血糖はこんな人にも起こりやすい
糖尿病の治療薬を使っている人
膵臓の腫瘍(インスリノーマ)ができている人
要注意!「低血糖になりやすい」2つの行動
炭水化物の多い食事を摂る
ストレスを溜めこんでいる・睡眠不足
といった行動は、低血糖を引き起こして異常な空腹を感じさせるきっかけになります。
その① 炭水化物の多い食事を摂る
糖質を過剰摂取すると、血糖値が急激に上がります。
その反動で膵臓から大量のインスリンが分泌されることで、血糖値が急激に下がってしまいます。
特に空腹時に摂取すると、より血糖値スパイクを起こしやすくなってしまいます。
その② ストレスを溜めこんでいる・睡眠不足
ストレスや睡眠不足は「血糖値を上昇させるホルモン」の分泌を促すため、血糖値スパイクの原因となります。
異常な空腹感「どう対処すればいい?」
低血糖で異常な空腹を感じたときは、安静にして過ごしましょう。
血糖値スパイクであれば、食後数時間たつと正常な値に戻り、症状が落ち着いてきます。
低血糖を「改善するためにできること」
低血糖による異常な空腹を防ぐため、
バランスの良い食事を摂る
食べる順番を工夫する
1日3食を心がける
といった行動を心がけるとよいでしょう。
その① バランスの良い食事を摂る
主食、主菜、副菜の揃ったバランスの良い食事を摂るようにしましょう。
食事の栄養バランスが整うことで、糖質の過剰摂取の抑制となります。
また、糖の吸収をゆるやかにする水溶性食物繊維や、低GI食品を意識して摂ることで、血糖値の急上昇を抑えられ、その結果低血糖も予防できます。
水溶性食物繊維が豊富な海藻を、食事の最初にとりましょう。
バランスが偏ると、主食の割合が大きくなり、糖質の過剰摂取に繋がります。
炭水化物は、玄米や雑穀米、ブランパンなどの低GI食品を選ぶようにしてください。
その② 食べる順番を工夫する
副菜→主菜→主食の順で、よく噛んでゆっくり食べましょう。
食べる順番を工夫することで、血糖値が急上昇しにくくなります。
最初に海藻類を食べると、海藻に含まれる水溶性食物繊維が糖質の吸収をゆるやかにしてくれます。
また、適度な満腹感をえられ、主食の量を無理なくボリュームダウンでき、糖質の過剰摂取を抑えることができます。
その③ 1日3食を心がける
欠食をして次の食事までの時間が大きく空くと、空腹での食事となり、血糖値が急激に上昇しやすくなります。
食事は毎日同じ時間に1日3食摂るようにしましょう。
「病院で治療したほうがよい」目安
こんな症状は要注意!
疲れやすい
喉が渇き、水分をよく飲む
頻尿
食べているのに体重が減る
傷が治りにくい
目がかすむ
男性の場合、性機能の異常(ED)
異常な空腹感に上記の症状を伴う場合、糖尿病が疑われるため病院の受診をおすすめします。
糖尿病の合併症には、神経障害・網膜症・腎障害などがあります。
悪化すると失明や、動脈硬化による心臓病や脳卒中のリスクも高くなるため、早めの治療が大切です
病院は何科?
低血糖で医療機関を受診する場合、内科を受診しましょう。
受診の際には
いつから症状が始まったのか
どのような症状があらわれるのか
毎日の食べ物の摂取量
ストレスの有無
睡眠の状況
体調の変化
などを整理して伝えると、診察がスムーズに進みます。
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低血糖は治るの?どんな治療をするの?
食事の取り方による血糖値スパイクであれば、医師の指導により改善する可能性があります。
この場合は、血糖値をコントロールするための食事指導や、毎日の適度な運動により血糖値を正常に保つことを図ります。
また、糖尿病を発症している人には、薬の処方やインスリンを補う注射で治療をします。
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2022-11-28
夕方になると頭痛がする…。
こめかみや目の奥も痛くなる…。なぜ?
夕方になると頭痛がある場合に考えられる原因を、お医者さんが解説します。
危険な病気が隠れている恐れもあるので、心当たりのある症状がないかチェックしましょう。
夕方に出現する頭痛には4種類ある!
夕方に頭痛に現れる頭痛には、
緊張型頭痛
片頭痛
群発頭痛
薬物乱用頭痛
の4タイプが考えられます。
頭痛の種類
特徴
緊張型頭痛
頭の周囲が締め付けられるような痛み
片頭痛
ズキズキと脈打つような痛み
群発頭痛
目の奥の激しい痛み
薬物乱用頭痛
頭痛薬を常用していると起こる
それぞれの頭痛の特徴について詳しく解説していきます。
セルフケアの方法と併せて、チェックしてみてください。
タイプ① 緊張型頭痛(頭の周囲が締め付けられる痛み)
緊張型頭痛は最も多い頭痛のタイプで、頭の周囲が締め付けられるような痛みを起こします。
午後から夕方は、身体的負担や精神的ストレス、疲労がたまって緊張型頭痛が起きやすいと考えられています。
緊張型頭痛の症状の特徴
頭全体が締め付けられるような鈍痛
週2~3回の頻度で頭痛が起きることが多い
頭痛が30分程度続くことが多い(一日中続くこともある)
肩こり・吐き気・めまい・疲労感を伴う
発症しやすい人の特徴
首まわりの筋肉が弱い
普段からうつむき姿勢で作業している
上記に当てはまる場合、首周辺の血流が悪くなりやすいため、緊張型頭痛を発症しやすいです。
日中に血流が悪い状態で働いていると、夕方頃に筋肉組織に痛みを引き起こす物質が広がり、その影響で頭痛が起こることがあります。
緊張型頭痛のセルフケア
緊張型頭痛を改善するには、首周りの筋肉の緊張を緩めることが有効です。
普段から、以下のことを意識してみましょう。
首周りを温めて、血流をよくする
同じ姿勢を続けない
全身をほぐすストレッチを行う
このほか、体の緊張をほぐすために、一日の中でリラックスする時間を作ることも大切です。「アロマを焚いて好きな香りを楽しむ」「趣味に没頭する」など、こまめに気分転換してストレスをためこまないようにしましょう。
これらのセルフケアを日常的に行うことにより、通常、数日から1週間前後で自然に症状が改善することが多いです。
タイプ② 片頭痛(ズキズキと脈打つような痛み)
片頭痛とは、脳の血管が拡張することで、「こめかみ」から「目のあたり」がズキズキと痛む状態です。
日中に積み重なったストレスや過労が影響して、夕方に発症しやすいと考えられています。
片頭痛の症状の特徴
ズキズキと脈打つような痛み
4時間から数日間程度続く
光や音・ニオイに敏感になる
吐き気を伴うこともある
発症しやすい人の特徴
20~40代の女性
完璧主義で神経質な性格
家族にも片頭痛持ちの人がいる
片頭痛のはっきりとした原因はわかっていません。女性ホルモンの影響や食生活、遺伝、外部からの刺激など、さまざまな要因によって引き起こされると考えられています。
片頭痛のセルフケア
片頭痛が起きたら、まずは安静にしてください。
アイスパックや氷枕で痛む部位を冷やすと、痛みの緩和が期待できます。
日常生活では、予定を入れすぎずに十分に休息をとることが重要です。
6~8時間程度を目安に、睡眠時間をしっかり確保しましょう。
ストレスを発散することも大切
ストレスがたまっていると片頭痛につながる可能性があるため、こまめに発散しましょう。
趣味に没頭する時間を作る
ウォーキングなどの軽い運動を習慣にする
家族や友人とおしゃべりする
などがおすすめです。
これらのセルフケアを行った場合、片頭痛は1週間から2週間程度で自然に改善されていくことが多いです。
タイプ③ 群発頭痛(目の奥の激しい痛み)
群発頭痛は、何らかの原因によって脳の視床下部が刺激を受けて、眼球の奥に激しい痛みが引き起こされる状態です。
夕方から夜、明け方にかけて発症することが多いと考えられています。
群発頭痛の症状の特徴
頭の片側、特に目の奥に激痛が起きる
1~2か月間(群発期)、毎日ほぼ同じ時間に頭痛が起きる
頭痛が1~2時間ほど続く
目の充血
涙や鼻水が止まらない
発症しやすい人の特徴
群発頭痛は、20~40歳代の人に多いです。
また、女性よりも男性に多く、男性ホルモンの過剰分泌が影響している可能性が指摘されています。
群発頭痛のセルフケア
群発頭痛の原因は判明しておらず、確立された予防法はありません。
ただし、アルコールや喫煙による影響が指摘されているため、群発頭痛が疑われる場合は禁酒・禁煙を徹底しましょう。
頭痛を繰り返したり、日常生活に支障が出たりしている場合は、医療機関で相談してください。
群発頭痛は、数週間単位で症状が改善していくことが多いため、焦らずに治療を受けましょう。
病院は「脳神経内科」または「脳神経外科」を受診するとよいでしょう。
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タイプ④ 薬物乱用頭痛(頭痛薬を常用していると起こる)
薬物乱用頭痛とは、頭痛薬を飲む頻度が増えることで、慢性的な頭痛を起こしている状態です。
頭痛薬を頻繫に服用すると、脳が頭痛に敏感になり、薬の効き目も弱まるため、「頭痛を再発する」という悪循環に陥ります。
薬物乱用頭痛の症状の特徴
眠気
不安感
抑うつ傾向
吐き気
発症しやすい人の特徴
起床時を含めて頭痛が月に15日以上起きる
頭痛薬を月に10回以上飲む
頭痛薬が効かなくなっている
ひどい頭痛を経験してから、予防的に市販薬を服用している
薬物乱用頭痛は、夕方に起こりやすい「片頭痛」や「緊張型頭痛」を慢性的に抱えている人に多いです。
薬物乱用頭痛のセルフケア
薬物乱用頭痛を発症した場合、症状がセルフケアで改善することは少ないです。
再発リスクも高く、放置すると悪化する恐れがあるため、医療機関で適切な治療を受けましょう。
「脳神経内科」などで受診することをおすすめします。
病院では、まず頭痛薬を中断し、片頭痛や緊張型頭痛の治療を行うことが多いです。
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注意!夕方の頭痛は「脳の病気」の可能性も
夕方に頭痛が生じる場合、下記のような「脳の病気」が隠れている可能性もあります。
脳出血(脳内で出血が起こる)
脳梗塞(血管が詰まって脳の一部が壊死する)
脳腫瘍(頭蓋内部に腫瘍ができる)
いずれの病気もセルフケアでは対処できないため、医療機関で治療する必要があります。
それぞれの要注意な症状を紹介するので、心当たりがある場合は早急に病院で受診してください。
危険な病気① 脳出血(脳内で出血が起こる)
脳出血は、脳の血管が破れて脳の中に出血する病気です。
夕方になると、気温の低下や血圧の上昇などが影響して、脳出血のリスクが高まると考えられます
脳出血の症状
頭痛・めまい
顔面蒼白
意識障害
言語障害
嘔吐
半身麻痺
など
発症の原因は?
脳出血は、高血圧・喫煙・飲酒などの生活習慣が要因となります。
また、コレステロール値が異常に低い低栄養状態の人も発症しやすいと考えられています。
特に、以下の習慣や症状がある人は要注意です。
塩分の過剰摂取
偏食
喫煙
飲酒
運動不足
肥満
脂質異常症がある
糖尿病がある
脳出血が疑われるときは、「脳神経外科」で受診しましょう。
顔のゆがみ・麻痺・言葉が出にくい、といった症状が見られる場合は、早急に救急車を要請してください。
脳出血が進行すると、脳細胞が破壊されて脳が圧迫されるため、脳の働きが低下します。
放置すると、昏睡状態に陥ることもあり、命にかかわる恐れがあります。
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危険な病気② 脳梗塞(血管が詰まって脳の一部が壊死する)
脳梗塞は、脳の血管が詰まってしまい、脳の一部が壊死してしまう病気です。
夕方は血圧が上昇するため、脳梗塞による頭痛が起きやすいと考えられます。
脳梗塞の症状
手足や顔の痺れ
呂律がまわらない
ふらついて立てない
片目が見えない・物が二重に見える
激しい頭痛や吐き気
など
発症の原因は?
高血圧
糖尿病
脂質異常症
心房細動(不整脈の一種)
喫煙習慣
過度の飲酒
脳梗塞が疑われるときは、「脳神経内科」または「脳神経外科」で受診しましょう。
初期段階で治療すれば、後遺症もなく完治できる可能性が高くなるため、できるだけ早く受診してください。
脳神経外科を探す
脳神経内科を探す
危険な病気③ 脳腫瘍(頭蓋骨の中に腫瘍ができる)
脳腫瘍とは、頭蓋骨の中にできる腫瘍です。
基本的には起床時から午前中にかけて症状を認めることが多いですが、夕方前後に頭痛症状があらわれるケースもあります。
脳腫瘍の症状
吐き気
言葉が出ない
しびれ
目がかすむ
視力低下
など
発症の原因は?
明確な原因は判明していませんが、遺伝子の変異が関連していると考えられています。
脳以外に悪性の疾患があったり、身内に脳腫瘍の人がいたりすると、発症リスクが高まると指摘されています。
また、以下のような習慣も、脳腫瘍のリスクを高める可能性があるので、注意が必要です。
高たんぱく食品の過剰摂取
高脂肪食品のとりすぎ
過度のストレス
長期に渡る喫煙習慣
脳腫瘍が疑われるときは、「脳神経外科」で受診しましょう。
脳腫瘍が進行すると、顔や手足の麻痺、視力や視野の障害、言語障害などを起こす恐れがあります。
脳神経外科を探す
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
▼参考
厚生労働省 e-ヘルスネット:脳血管障害・脳卒中
この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けています。
この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けています。