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A&Sフィナンシャルアドバイザリー株式会社が2024年12月に「職場のハラスメントに関するアンケート調査」を実施。
この結果では、ハラスメント対策が不十分な会社は全体の65%もあり、ハラスメント対策が不十分な職場では、なんと75%でハラスメントが起きているという実態も明らかになりました。
思ったよりまだ多いんだな、という印象ですが、皆さんはどう感じますか?結果を詳しく見ていきましょう。
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「あなたの会社でハラスメント対策を行っていますか?」の問いに対して、「対策をしているが不十分」が最も多く約4割(37.8%)に。次いで「全く対策をしていない」が約3割(27.4%)、「十分な対策をしている」が約2割(20.3%)に留まりました。
全く対策していないが3割もあるとは…ハラスメントが起きていないからなのか、ハラスメントを会社が容認しているのか…いずれにしろリスクがひそんでいます。
「あなたの職場でハラスメントは起きていますか?」の問いに対して、「たまに起きている」が最も多く51.9%、「よく起きている」が11.8%で、6割以上でハラスメントが起きているという結果となりました。「全く起きていない」は36.4%でした。
続いて、ハラスメント対策の有無別に、ハラスメントが起きているかの回答を見てみると、「十分な対策をしている」「対策はしているが不十分」「全く対策をしていない」すべてで、約1割以上で「ハラスメントがよく起きている」ことがわかりました。
対策をしようがしまいが、1割は起こる可能性がある、ということなのでしょうね。
反面、「十分な対策をしている」会社では、「ハラスメントは全く起きていない」が53.1%で半分を超えました。ハラスメントについて知ることで一定数は制御することができることもわかりました。
「ハラスメントが起きている」と回答した人に、「ハラスメントをした当事者がどのような状況になったか」を聞いたところ、「当事者はハラスメントをした認識がなくそのままになっている」が6割近い(57.8%)結果となりました。
この結果には驚きですね。被害者側が会社に相談をしていないということが多いのでしょうか。それとも会社が放置しているのでしょうか。次の回答でわかります。
「起きたハラスメントに対して、会社(または上司)は対応していますか?」の問いに対して、「ハラスメントを把握はしているが、適切な対応をしていない」が44.6%で一番多い結果に。次いで、「会社(上司)はそもそもハラスメントが起きたことを把握していない」が35.4%。
実態としては、「ハラスメントを把握して、適切に対応している」会社は19.1%で、2割にも満たない結果でした。
会社は、被害者がハラスメントを伝えやすい環境作りと、ハラスメントを把握した際の適切な対応についてが、課題になりそうです。
また、部下が上司にハラスメントする「逆ハラ」や、上司が部下を指導しない・経験をさせない「ホワハラ」も増加傾向にあるようです。
約6割近くが「逆ハラは全く起きていない」というなかで、約4割の人が何かしらのハラスメントを部下から受けていることがわかりました。
回答に大きな差はありませんが、「適切な指導に対しても『パワハラだ』と大げさに言う社員がいる」「指示や指導に対して、大声や不遜な態度で反発する社員がいる」などの回答が多い傾向でした。
部下を適切に指導しない・経験する機会を奪うようなことを「ホワハラ(ホワイトハラスメント)」と言いますが、近年増加傾向にあるようです。
ではホワハラはなぜ起きるのか?一番多い回答は「パワハラと適切な指導の境界線が曖昧なため」が4割近くを占めました。次いで、「部下からパワハラと言われることへの恐怖心が強い」という回答も。
指導とハラスメントの境界線が難しい「ハラスメント問題」、これからも常に情報をアップデートしていくことが大切になりそうです。
【アンケート調査概要】
調 査 名:「職場のハラスメントに関するアンケート調査」
調 査 方 法 :インターネット調査
調 査 日:2024年12月19日
調査対象者 :回答時在籍している会社で勤続1年以上の会社員(正社員)
800名(男性400名、女性400名)
年齢層(20代:200名、30代:200名、40代:200名、50代:150名、60代以上:50名)
職場のハラスメントに関するアンケート調査[PRTIMES]
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