もくじ
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「口の中で血の味がする…なぜ?」
「ストレス?もしかして…白血病?」
口の中で血の味がする原因について、歯医者さんが解説します。
歯周病や味覚障害、白血病など、症状に心当たりがないかチェックしてみましょう。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
歯周病による歯茎の炎症が進行していると、少しの刺激や外傷でも出血を起こします。
歯周病は、歯垢・歯石の蓄積による細菌感染が原因です。
などの「口内環境の悪い人」は要注意です。
仕事が忙しかったり、妊娠中や出産後に口内ケアが満足にできない期間があると、発症リスクが上がります。
口の中で血の味がする以外に、
などの症状がある場合、「歯周病」が強く疑われます。
セルフケアによる対処法としては、
などを行うことで、症状の緩和や悪化防止が期待できます。
歯周病は丁寧なケアが必要です。
少しでも口の中の細菌を減らしましょう。
上記の症状に1つでも当てはまる場合は、歯周病の進行が疑われます。
ここまで悪化しているとセルフケアだけでは改善できないため、早急に歯医者を受診して歯周病治療を始めましょう。
歯周病には、2つの段階があります。
最初は、歯茎の腫れ・炎症を起こす「歯肉炎」。
進行すると、歯の周りの組織に炎症を起こす「歯周炎」。
「歯周炎」まで進行すると歯茎の中に膿がたまり、痛みを感じます。
顎の歯を固定している骨を溶かしてしまうので、次第に歯がグラグラするようになり、最終的には歯が抜ける恐れもあります。
また、広範囲で歯周病を発症している場合、虫歯のように1本だけでなく、何本も歯が無くなってしまう人もいます。
「血の味がするけど、歯周病ではなさそう…」
「血の味だけじゃなくて吐き気も…もしや病気?」
このような場合、
などが原因で血の味がしているケースもあります。それぞれ詳しく解説していきます。
忙しくて睡眠不足が続いている人、リラックスする時間が無い人は、ストレスや疲労が溜まりやすいので要注意です。
などの症状があります。
ストレスを発散する方法があるのであれば、それを行うのも良いでしょう。
長引く症状には、虫歯や歯周病が隠れている可能性があります。
歯医者では、歯茎の炎症、化膿を抑える「抗生物質」の投与や歯茎の消毒、鎮痛剤などを使用して治療を行います。
などがキッカケとなり、味覚障害を発症します。
などがあります。
栄養の偏りに心当たりがあれば、亜鉛を含む食材を積極的に摂取しましょう。
サプリメントを活用するのも良いでしょう。
<亜鉛を多く含む食材>
豚レバー、鳥レバー、真鯵、牡蠣 など
耳鼻いんこう科では、亜鉛の投与や貧血が見られる場合は、鉄剤の投与も行います。
心因性だと判断された場合は、抗うつ剤や向精神薬の投与で症状が良くなることがあります。
他にもこんな症状があったら「白血病」を疑いましょう
白血病が原因の場合、歯周病と違い、なかなか血が止まらないのが特徴です。
また、
などの症状もあらわれてきます。
▼「歯周病」を疑う場合はこちら…
▼「味覚障害」を疑う場合はこちら…
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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