もくじ
本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。
「目がかゆい…」
「鼻水・鼻づまりで日常生活もつらい…」
そんな花粉症に効く漢方薬はあるの?
この記事では、花粉症におすすめの漢方薬を症状別に解説します。
花粉症に悩まされている方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
順天堂大学 漢方先端臨床医学
薬剤師
中尾 文香先生
順天堂大学 漢方先端臨床医学
YOJO薬局 薬剤師
臨床と基礎研究の間で奮闘する現役薬剤師。
世の中への情報提供・教育に着目し、活動を広げている。
漢方薬の効果は緩やかなものもあれば即効性のあるものもあります。
種類や対応する症状によって異なるので、気になる方は薬剤師に相談すると良いでしょう。
越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)は、比較的体格が良く、胃腸が丈夫で、むくみにお悩みの方に対して、よく作用すると考えられています。
目のかゆみに対して即効性を持って漢方薬で対応するのは難しいと感じます。
対症療法として、アレルギーを抑える成分(抗ヒスタミン薬※)の入った点眼剤や内服薬を使うことをおすすめします。
※抗ヒスタミン薬の一例
咳や喉の症状に加えて、鼻水や鼻づまりの症状が出る方は小青竜湯(ショウセイリュウトウ)がおすすめです。
乾いた咳や喉の閉塞感を感じる方は柴朴湯(サイボクトウ)を、喉の渇きや痰を感じやすい方は麦門冬湯(バクモンドウトウ)が良いでしょう。
鼻水・鼻詰まりにもやはり小青竜湯(ショウセイリュウトウ)がお勧めです。
また、小青竜湯だけではなく、アレルギーを抑える成分(抗ヒスタミン薬)を併用するとより良いでしょう。
全身的にむくみがあり、比較的体力のある方は越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)がお勧めです。こちらも抗ヒスタミン薬と併用すると良いでしょう。
普段から便秘傾向の方は、お腹の調子を整えると肌の免疫力が上がります。お腹の働きを促すタイプの漢方薬も検討するといいかもしれません。
漢方薬は概ね小児も内服できますが、大人と用量が異なります。
用法・用量を守って内服しましょう。
小青竜湯(ショウセイリュウトウ)は、妊娠初期を避けて頂ければ内服することができます。
その他の漢方薬では、体がむくみがちで手足の冷えなど体の循環が滞っていると感じている方は当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)や五苓散(ゴレイサン)が効果的な場合があります。
漢方薬は乳汁中に移行すると言われていますので、赤ちゃんに影響が出る可能性があります。
また、乳汁の味が変化する可能性があるため、授乳が困難になってしまう場合があるので注意してください。
本格的な花粉症シーズンに入って症状が出る前から、予防目的で漢方薬を服用するのもおすすめです。
ここまでに解説した漢方で、ご自身の症状に合ったものを選ぶと良いでしょう。
漢方薬で体調を整えておくことで、症状が緩和される可能性があります。
<むくみ・冷え症・疲れを改善する漢方薬>
病院で処方される医療用医薬品の方が、市販薬よりも用量が多いため、強力に作用する可能性があります。
安全性の点から、どのメーカーの商品も用量を少なくするように対応していると考えられます。
完璧主義や心配性など、あなたのタイプを簡単に診断!
日々のストレスに対処するスキルを身につけましょう
\3000円相当のポイントプレゼント実施中/