もくじ
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男性がおしっこをするとき、尿の出口に痛みを感じることがあります。
自分で治すことはできる?
市販薬は何を使えばいい?
痛みを我慢していると、思わぬ症状を起こすことも。
ちょっと人には相談しにくい、悩みをお医者さんが解説します。
荒牧内科
院長
荒牧 竜太郎先生
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業
ただし、次の症状がある場合は、早めに病院を受診してください。
次に当てはまる人は、症状が悪化するリスクがあるので、気づいたその日のうちに病院を受診してください。
チョレイ、ブクリョウ、タクシャ、アキョウ、カッセなどの生薬成分が残尿感や尿量の減少、排尿痛を緩和します。
生薬のウワウルシには抗菌作用、タクシャ、ブクリョウ、ジオウなどは利尿作用、インチンコウ、シャクヤクは抗炎症作用、シャクヤク、ボウイなどは鎮痛作用があります。
薬は、医師や薬剤師に相談してから服用しましょう。
尿の出口が痛む病気には、次のものが考えられます。
おしっこの痛みだけでなく、トイレの回数が増えることがあります。
その他にも会陰部や下腹部の不快感や痛みなどがみられます。
前立腺炎には、細菌性前立腺炎と非細菌性前立腺炎の二種類があり、細菌性前立腺炎の場合には38℃以上の発熱や倦怠感を生じることがあります。
細菌性前立腺炎は、細菌に感染して発症します。
非細菌性前立腺炎は、今のところ原因がはっきりとしていません。長時間のデスクワークや乗り物移動、運転による振動や接触などの前立腺への刺激が影響していると考えられています。
細菌性前立腺炎に対しては、抗菌薬を用いて治療を行います。
非細菌性前立腺炎の場合は、医師による前立腺マッサージや、鎮痛剤やアルファ遮断薬(前立腺の筋肉の緊張を和らげる薬)によって、症状を和らげる治療をします。
おしっこのときに痛みを感じるだけでなく、トイレの回数が増えたり、我慢しがたい強い尿意を感じたりします。
ウイルスや細菌、真菌などに感染することで発症します。
抗菌薬や抗ウイルス薬で治療します。性感染症であれば、パートナーの治療も必要です。
おしっこの異常(血尿や濁り)や、背中・脇腹に激しい痛みが起こります。それ以外にも、吐き気や嘔吐、発汗、排尿痛、腹痛などの症状が生じることがあります。
尿路結石は、おしっこの中の成分(ミネラル)が結晶化し、それが固まって結石となることで起こります。
結石ができる原因には、副甲状腺機能亢進症や尿細管性アシドーシスなどの病気、ビタミンCや動物性たんぱく質を多く含んだ食事、水分やカルシウムの不足などがあります。
自然に排石できそうであれば、水分を多めに摂っておしっこの量を増やし、自然排石を促す薬による治療を行います。自然排石が難しい場合は、手術や石を砕く処置をします。
前立腺炎を放置した場合、細菌性前立腺炎は慢性前立腺炎に移行するリスクがあります。非細菌性前立腺炎は、治りにくく、再発することがあります。重症化すると敗血症になる可能性もあります。
尿道炎を放置すると、尿道が狭くなり、原因のウイルスや菌が膀胱や腎臓に感染するリスクが高まります。
性感染症の淋菌感染症による尿道炎は、尿道の周りに膿がたまること(膿瘍)もあります。そうなると尿道の壁が袋のように膨らみ、そこにも感染が生じます。膿瘍が破れて、皮膚や直腸に穴が開くと、尿道瘻(にょうどうろう)という通路になって尿が流れ出てしまいます。
尿路結石を放置すると、細菌による感染症を起し、高熱を出すことがあります。結石が尿の出口が塞ぐと、尿が出なくなり、腎機能障害が進行する可能性があります。
不安な症状がある場合は、早めに検査を受けることが大切です。郵送の検査キット「STDチェッカー」なら、自宅で検査。検査結果はインターネットで確認できます。