突然吐き気!
この原因は一体何?
対処法を、お医者さんに聞きました。
「吐いた方がいい?それとも我慢するべき?」
「病院に行くべき?」
といった疑問にも答えます。
胃腸炎を発症している可能性もあるので、注意しましょう。
監修者
平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医
岡村 信良先生
経歴
平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
突然の吐き気!これ大丈夫?
安静にしていれば問題ないケース
- 一時的な吐き気
- 併発症状がない
- つわりや乗り物酔いによる吐き気
注意が必要なケース
- 3時間以上、吐き気が続く。
- 併発症状(吐血・激しい腹痛など)がある。
吐き気の対処法
まずは、ネクタイやベルトなど体を締め付けるものをゆるめて、楽な服装になりましょう。
そして、無理をせず、安静にしてください。
吐くべき?我慢すべき?
吐き気を我慢する必要はありません。ただ、無理に吐く必要もありません。
食事で気をつけること
食事は、消化の良いものを食べましょう。脂肪・繊維の少ない食材を選んでください。煮る・蒸す・茹でるなどして、やわらかくしたものを食べるとよいですよ。
また、胃に負担がかからないよう、一回の食事量を減らすと良いでしょう。
食べ物のにおいにより吐き気を感じる際は、冷ましてから食べると良いです。水分はこまめに少量ずつ摂ってください。
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吐き気と下痢がつらい…
でも、特に原因が思い当たらない。
その症状は、ストレスが原因かもしれません。
ストレスと下痢・吐き気の関係について、お医者さん聞きました。
「市販薬で治まる?」「病院に行くべき?」といった疑問や、「症状を放置するリスク」も解説します。
なぜ?ストレスによって吐き気や下痢が!
ストレスを感じることにより、自律神経のバランスが乱れます。
そうすると、胃酸が過剰に分泌されて吐き気をもよおしたり、胃腸がうまく働かず下痢を起こしたりします。
重要な仕事や試験の当日、プレッシャーを感じて下痢と吐き気が生じるなど、一過性と思われる症状は、あまり心配ありません。
ただし、緊張する場面やストレスを感じたとき、下痢や吐き気を出ることが多い場合は、注意が必要です。
対処の3ステップ
STEP1.横になって安静にする
お腹をしめつけない服装で、横になって過ごしましょう。
STEP2.少しずつ栄養補給する
症状が落ち着いたら、食事や水分を摂りましょう。
STEP3.治らないときは病院へ
症状が改善されないようであれば、医療機関を受診しましょう。
市販薬を使ってもいい?
市販薬を使用する前に、まず原因をつきとめることが大切です。
自己判断で市販薬を服用していると、思わぬ病気を見逃して悪化させてしますリスクもあるので、医師や薬剤師に相談してから使用してください。
食欲が出ないときはどうする?
吐き気により食欲が出ない場合、無理してたくさん食べなくて大丈夫です。
食べられる量を、食べられるタイミングで食べてください。
消化の良いもの(食物繊維や脂肪の少ない食材)を選びましょう。
おかゆやうどん、白身魚、半熟卵、豆腐、じゃがいも、にんじんなどがおすすめです。食材は細かく切って、煮る・蒸す・茹でるなどし、やわらかく調理するといいでしょう。
胃酸の分泌を高める香辛料や酸味の強いものは避けてくださいね。
水分補給も忘れずに
吐き気がおさまったタイミングで水分を摂ってください。
一度にたくさん飲むのではなく、少量をこまめに摂ると良いですよ。脱水症状を起こしている場合、経口補水液がおすすめです。カフェインやアルコールは避けましょう。
治らないのは「病気」のせいかも
吐き気や下痢の症状がなかなか改善しない場合は、ストレス性の病気を発症している可能性があります。
よくあるのは
過敏性腸症候群
機能性ディスペプシア(FD)
自律神経失調症
です。
それぞれ詳しく解説します。
病気1.「過敏性腸症候群」
ストレスや不安を感じた時に、腸の働きが過剰になり、吐き気や下痢の症状が現れる病気です。
今のところ、原因ははっきりとわかっていませんが、感染性胃腸炎になった人が回復した後に発症することが多いです。また、ストレスや不安を感じやすい人はなりやすい傾向にあると考えられます。20~30歳代、女性に多い病気です。
症状の特徴
お腹の痛みや不快感、下痢や便秘、吐き気や嘔吐などの症状が数か月以上続きます。
お手洗いにすぐに行けないような状況や、ストレスや不安を感じた時に症状が出やすいです。
就寝中や休日、夜には症状がでなかったり軽かったりします。
病気2.「機能性ディスペプシア(FD)」
検査しても異常が見当たらないのに、胃の不調が現れる病気です。
胃から十二指腸へ食べ物を移動させるスピードや、胃が拡がる能力に異常がある場合に起こりやすいと考えられています。
その他、胃や十二指腸が刺激に敏感であったり、ピロリ菌の感染、遺伝、生活習慣の乱れ、ストレス等心理的影響など、さまざまな原因によって起こります。
この病気もまた、感染性胃腸炎にかかった人がなりやすい傾向にあります。欧米では女性に多いという研究データがありますが、日本でははっきりとしていません。
症状の特徴
異常がないにもかかわらず、みぞおち周辺の痛みや胃もたれなどの症状があります。過敏性腸症候群を併発している人もおり、その場合、下痢を起こすことがあります。胃もたれは食後に感じることが多いです。
病気3.「自律神経失調症」
その名の通り、自律神経のバランスが乱れることで、さまざまな不調が現れることをいいます。ストレスや生活習慣の乱れなどが関係していると考えられます。
ストレスを感じやすい・ためこみやすい人や、生活習慣が乱れている人がなりやすいです。特に、ホルモンバランスが乱れやすい女性に好発します。
症状の特徴
吐き気や下痢だけでなく、動悸、息切れ、頭痛、めまい、倦怠感、便秘、不眠、食欲不振、不安など、さまざまな症状があります。症状の出方は個人差が大きいです。
病院を受診する目安
吐き気・下痢が数か月続いている。
数時間の間に何回も水下痢をする。
食事も水分も摂ることができない状態である。
脱水症状がみられる。
症状が悪化している。
嘔吐している。
激しい腹痛がある。
発熱している。
血便が出ている。
受診するのは何科?
まずは、消化器内科を受診しましょう。
そこで異常が見つからず、吐き気や下痢などの症状が続く場合、心療内科を受診するといいです。
消化器内科を探す
「これくらいの症状は大丈夫?」放置するリスク
症状があるにも関わらず、治療せずに放置するのはやめましょう。
不快感が続き、日常生活に支障をきたすのはもちろん、うつ病や不安障害、胃食道逆流症などの合併症を起こす可能性があります。
また、潰瘍性大腸炎※やクローン病など、難病のリスクが高くなり、胃がんや大腸がんなどの深刻な病気の発見が遅れるケースもあります。
入院や手術による治療が必要になり、命にかかわる可能性もあるため、不安な症状がある場合は必ず病院で相談しましょう。
※潰瘍性大腸炎:大腸の粘膜に炎症が起こる病気
※クローン病:小腸や大腸など、消化管に炎症が起こる病気
参考
日本消化器病学会ガイドライン 過敏性腸症候群(IBS)
日本消化器病学会ガイドライン 機能性ディスペプシア(FD)
一般社団法人 日本臨床内科医会 わかりやすい病気のはなしシリーズ12 過敏性腸症候群
機能性消化管疾患 診療ガイドライン2014 機能性ディスペプシア(FD)
一般社団法人 日本臨床内科医会 わかりやすい病気のはなしシリーズ19 自律神経失調症
順天堂大学医学部附属順天堂医院 看護部
やってはいけないNG対応
市販の吐き気止めは、医師や薬剤師に相談してから服用しましょう。
吐き気や嘔吐により、体がウイルスなどを外に出そうとしている可能性があるからです。
また、無理に食事をするのは止めましょう。
香辛料や酸味の強いものは、吐き気を誘発する可能性があるため、避けましょう。また、アルコールも控えましょう。
入浴は、吐き気が悪化する可能性もあるので控えた方が良いでしょう。
"突然"吐き気がでる3つの原因
突然の吐き気は
- 感染性胃腸炎
- 便秘
- 片頭痛
などが原因となっている場合が多いです。
病気①感染性胃腸炎
細菌やウイルス、寄生虫などに感染することで起こる病気です。食中毒の一種です。
カンピロバクターやノロウイルス等の細菌やウイルス、アニサキス等の寄生虫によって引き起こされます。
嘔吐や下痢が主な症状です。37~38℃の発熱や腹痛、脱水症状がみられることもあります。
病院での治療法
ウイルス性の場合、対症療法を行います。
細菌や寄生虫の感染であれば、抗菌薬や抗寄生虫薬を使用します。
病気②便秘
便を十分かつ快適に排泄できていない状態で、偏った食生活や運動不足、ストレス等によって起こります。
お腹の張りや残便感、腹痛や腰痛、口臭、げっぷなどの症状がみられます。
病院での治療法
食事指導や薬物療法(下剤)を用いて治療します。
病気③片頭痛
脈を打つような強い頭痛を繰り返す病気です。吐き気を伴うことがあります。
日常的な運動によって痛みが強くなります。
脈打つような頭痛に加え、吐き気や嘔吐を起こすこともあります。
病院での治療法
鎮痛薬が処方されることが多いです。吐き気に対しては吐き気止めを使用します。片頭痛の予防療法を行うこともあります。
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片頭痛ってどんな痛み?
セルフケアで対処できる?
片頭痛について、分かりやすくまとめました。
効果的な市販薬や病院に行く目安なども紹介するので、片頭痛を治したい人は必読です。
片頭痛とは
片頭痛は、20~50歳代の若い方、特に女性に多くみられる病気です。
病名に「片」が入っているため、頭の片側のみが痛くなる病気だと勘違いされることがありますが、両側に痛みが生じるケースもあります。
日本で片頭痛がある人は、10~20人に1人といわれています。
片頭痛の症状をチェック
月に1~2回程度の頻度で発生する
「ズキンズキン」と脈打つような痛みや「ガンガン」と響くような痛みがこめかみや目の奥に生じる
痛みが4時間~72時間(3日間)ほど続く
痛みがひどいと「吐き気」「光や音に敏感になる」などの症状が出現する
痛みが始まる2~3時間ほど前に、生あくび・イライラ感・眠気・むくみ・空腹感などがある
痛みが起こる15~30分ほど前に、視野の一部がキラキラと輝くような症状(閃輝暗点)や、手足のしびれ・麻痺が出現する
上記に該当する人は、片頭痛の疑いがあると考えられます。
片頭痛の原因
ストレス
水分不足
寝すぎ・寝不足などの生活リズムの乱れ
飲酒習慣
月経などの女性ホルモンの影響
気候や気圧の変化
片頭痛が起こる仕組み
片頭痛の詳しいしくみは明らかになっていませんが、脳の血管を取り巻いている「三叉神経」の炎症が影響していると考えられています。
性格・生活習慣・環境・遺伝・女性ホルモンなど、さまざまな要因で片頭痛があらわれるといわれています。
片頭痛が起こるきっかけ
天気・気圧・温度・湿度の変化
周囲の環境(大きい音・強い光・強い匂いなど)
運動
喫煙
出産・月経・更年期(ホルモンバランスの変化)
片頭痛になりやすい人
神経質・完璧主義・努力家
ストレスがたまっている
疲労がたまっている
肩こりがある
睡眠不足・寝過ぎ
親族に片頭痛持ちの人がいる(遺伝的要因)
20~40代の女性
片頭痛になりやすい人は「脳のセンサーが敏感」なせいで、脳が過剰に機能して頭痛等が生じやすくなるとの指摘があります。
片頭痛が起きたときの対処法
片頭痛がつらいときは、
目をつぶる
仮眠をとる
静かな場所でゆっくりする
などの対処をしましょう。
椅子に座ったままでも構わないので、目をつぶったり眠ったりしましょう。
仮眠をとることで、すっきりと痛みがおさまることもあります。
また、片頭痛があるときは、音や光に敏感になりやすいです。薄暗い静かな場所で休むようにしましょう。
痛みを抑えるための応急処置
痛みを感じる部分に保冷剤や冷却シートなどを当てて、冷やすとよいでしょう。
血管の拡張を抑えることで、片頭痛が緩和することがあります。
片頭痛に使える市販薬は?
以下の成分が配合されたものを選ぶといいでしょう。
ロキソプロフェン
アセトアミノフェン
アスピリン
イブプロフェン
市販の鎮痛剤を使うことで、痛みの緩和が期待できます。
ロキソプロフェン
ロキソニンS
エキセドリンLOX など
アセトアミノフェン
タイレノールA など
アスピリン
バファリンA
バファリンライト など
イブプロフェン
ナロンメディカル など
市販薬の上手な飲み方
鎮痛剤は、痛みが軽いうちに飲むか、痛みが起きてから1時間以内に飲むとよいでしょう。
我慢できないほどの痛みがある場合や、「これから片頭痛が起きそう」という予兆症状があらわれたときに飲むと、痛みを十分におさえられない可能性があります。
市販薬を飲む上での注意点
痛み止めの使用頻度は、月に10日程度におさえるようにしてください。
なお、1日に複数回痛み止めを使用した場合も、「1日」と数えます。
痛み止めを頻繁に使うと、脳が痛みに敏感になり、頭痛の回数が増えて、薬が効きにくくなる恐れがあります。この症状は「薬物乱用頭痛」と呼ばれています。
薬物乱用頭痛になると、毎日のように頭痛があらわれることもあります。
片頭痛で病院に行く目安
片頭痛が4~5日間程度続いている場合は、一度病院で相談しましょう。
特に、以下に当てはまる場合は、病院で診察を受けることをおすすめします。
50歳を過ぎてから、初めて頭痛が起きた
頭痛の頻度や症状が悪化している
発熱している
首のこわばりがある
病院は何科?
病院は、「内科」または「脳神経外科」で相談するとよいでしょう。
まずは「かかりつけ医」に相談して、適切な診療科を紹介してもらうという方法もあります。
内科を探す
脳神経外科を探す
医師にどんなこと伝えるといいか
頭痛が起きるタイミング・頻度・時間
どのあたりがどう痛むのか
頭痛以外の症状
頭痛が起きるきっかけ
最初に発症したタイミング
これまでの頭痛との違い
常用している薬
過去に患った病気・現在治療中の病気
家族に頭痛持ちの人がいるか
最近、頭にケガをしたかどうか
片頭痛の治療法
片頭痛の治療は薬物療法が基本です。
鎮痛剤の処方を行いますが、吐き気が強く出ていて薬が飲めない場合は、点鼻薬や皮下注射などを用いることもあります。
また、頭痛の回数が多く、その都度の対処が難しい人には、予防薬(院内処方)が処方されるケースもあります。
診察時には、「片頭痛以外の病気の可能性はないか」「他に併発している症状はないか」なども診て、総合的に診断を行います。
薬の処方後は、薬の量はあっているか、頭痛が良くなっているか、薬を変える必要があるかなどを医師が確認します。
病院に行く目安
- 強い吐き気がある
- 吐血している
- 意識が低下している
- 脱水症状がある
- 激しい腹痛がある
- 腹痛が続いている
- 首が硬直している
- お腹が張っている
- 喉の違和感や胸やけがある
- 冷や汗をかいている
- 吐き気のために食事を摂ることが難しい
病院では、まずは吐き気の原因を見つけ、その原因にあわせて治療していきます。
何科に行けばいい?
吐き気がある際は、消化器内科を受診しましょう。
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2022-10-28
片頭痛がつらいけど、病院に行くべきか迷う…。
片頭痛で病院を受診すべき目安について、お医者さんに聞いてみました。
命に関わる病気が隠れているケースもあるので、要注意の症状をチェックしましょう。
「片頭痛」で病院に行くべき?
最近、片頭痛がひどいです。病院に行くべきか迷うのですが…受診したほうがよいでしょうか?
はい。片頭痛がひどいときは、病院に行きましょう。
そのまま放置すると、「痛みが悪化する恐れ」や、脳の興奮状態が続いて「不眠症になる恐れ」があります。
痛みがそれほど強くなく、日常生活に支障をきたしていなくても、繰り返し起こる場合には病院に行くことをおすすめします。
頭痛が起こるたびに自己流の対処を続けていると、かえって症状が悪化したり、治りにくくなったりする可能性があります。
また、片頭痛は症状の程度によって適した薬が変わることがあるため、医療機関できちんと薬を処方してもらうことをおすすめします。
片頭痛は何科?内科でもいいの?
片頭痛がある場合は、まず、かかりつけ医に相談しましょう。
かかりつけ医がいない場合は、
内科
頭痛外来
脳神経内科
脳神経外科
などで受診することをおすすめします。
加齢・遺伝・女性ホルモンの影響・ストレス・食生活・外部からの刺激など、片頭痛を引き起こす原因はさまざまです。
かかりつけ医に相談し、適切な医療機関を紹介してもらうとよいでしょう。
なお、「頭痛外来」以外で受診する場合は、事前に電話などで「片頭痛を診てもらえるか」を確認しておくと安心です。
受診するときに医師に伝えるとよいこと
頭痛が起きるタイミング・頻度・時間
どのあたりがどう痛むのか
頭痛以外の症状
頭痛が起きるきっかけ
最初に発症したタイミング
これまでの頭痛との違い
常用している薬
過去にかかったことのある病気・現在かかっている病気
家族に頭痛持ちの人がいるか
最近、頭をケガしたかどうか
内科を探す
脳神経内科を探す
脳神経外科を探す
自分でできる「片頭痛の対処法」は?
片頭痛がつらいときは、
目をつぶる
仮眠をとる
静かな場所でゆっくりする
などの対処をしましょう。
椅子に座ったままでも構わないので、目をつぶったり眠ったりしましょう。
仮眠をとることで、痛みがスッキリとおさまることもあります。
また、片頭痛があるときは、音や光に敏感になりやすいので、薄暗い静かな場所で休むことをおすすめします。
こんなときはすぐ病院へ!命に関わる頭痛のケースも
突然の激しい頭痛
頭痛を何度も繰り返す
これまでの頭痛と違う感じがする
頭痛が徐々に悪化している
ものが二重に見える
麻痺・しびれ・けいれんを伴う
めまい・吐き気がする
発熱を伴う
50代を過ぎてから初めて発症した
光の周りに虹のような輪がみえる
意識障害がある
言語障害が出ている
上記のような症状が見られる場合、「脳卒中」「くも膜下出血」などの命に関わる危険な病気が隠れている恐れもあります。
▼脳卒中
脳の血管が破れたり、詰まったりすることで、脳神経に障害が起こる病気
▼くも膜下出血
脳の血管が破裂して起こる出血
こんな人は要注意!
高齢
肥満
高血圧
脂質異常症
糖尿病
上記に当てはまる人は、血管が傷つきやすかったり、もろくなっていたりするため、「脳卒中」「くも膜下出血」などの病気を発症するリスクが高いです。
「脳卒中」や「くも膜下出血」は、早急に対処しないと、最悪の場合、死に至ることもあります。
普段と違う頭痛がしたら、早急に受診してください。
病院は「脳神経外科」で受診しましょう。
なお、意識障害や吐き気・めまいがするなどの症状がある場合は、救急車を呼びましょう。
脳神経外科を探す
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
▼参考
お医者さんオンライン
頭痛の診療ガイドライン2021ダイジェスト版
八訂 食品成分表 女子栄養大学出版
頭痛体操 ためしてガッテン
MSDマニュアル