1日5分でOK!50代からの運動不足解消方法。何から始める?無理のない体力づくりを

更新日:2022-09-28 | 公開日:2022-09-28
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1日5分でOK!50代からの運動不足解消方法。何から始める?無理のない体力づくりを

50代になってから体力が衰えてきた…。
運動不足を解消したい!

50代からの運動不足解消方法について、専門家に聞いてみました。

1日5分でできる体力アップの方法も紹介するので、体力をつけて運動不足を解消したい人は必読です。

監修者
経歴
matou Tokyo ABM代表パーソナルトレーナー 
アクティブボディメイク協会理事長
ビューティーボディアドバイザー
リズムボイストレーナー

50代からの運動不足解消方法

専門家女性
50代で運動不足を解消したい場合、ジョギング・ウォーキングなどの有酸素運動と、筋力トレーニングを並行して行うとよいでしょう。

ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は全身の持久力を高める効果があります。また、筋トレは筋肉量減少を抑えることができます。

50代になると筋肉量が減少していき、基礎代謝量も徐々に減少していきます。少しずつでもいいので日常に取り入れていきましょう。

特に、

  • 太ももの後ろの筋肉
  • お尻の筋肉
  • 腹筋
  • 背筋

などの大きな筋肉を鍛えるようにしましょう。。

運動不足が続くとこんなリスクが…!

 

運動不足が続くと、「糖尿病」「心臓病」「脳卒中」などの生活習慣病をはじめ、「認知症」「うつ」などの発症リスクが高くなります。

50代以降は、体力が衰えて、特に運動不足になりやすい傾向にあります。病気のリスクを避けるためにも運動習慣をつけるように心がけましょう。

毎日5分!無理せず体力をつけよう

専門家女性
上記の5つを無理のない範囲で行いましょう。
1日5分だけでも構いません。

おすすめの運動① ワイドスタンススクワット

  1. 足を肩幅の2倍に開く
    (足先は斜め45度に開いておく)
  2. お尻を後ろに引きながら、膝をつま先と同じ方向に曲げる
    (上体は前傾姿勢で、足よりも膝が前に出ないようにする)
  3. 1秒キープしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻る

スクワットをすると、「太もも」「お尻」「腹筋」「背筋」「ふくらはぎ」の筋肉を満遍なく鍛えることができます。

おすすめの運動② トゥーレイズ(つま先立ち)

  1. 肩幅に足を開く
  2. つま先立ちになる
  3. しばらくキープしてかかとを降ろす

つま先立ちをすることで、歩いたり走ったりする際に必要なふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。

また、かかとをおろすときに骨に刺激がいくため、骨粗しょう症予防にもつながります。

「歯磨きをしながら」「テレビを観ながら」など、すき間時間に“ながら運動”として取り入れると継続しやすいですよ。

おすすめの運動③ シットアップ(腹筋)

  1. 仰向けに寝て、両ひざを立てる
  2. 腰幅に足を開く
  3. 両手を太ももの上にのせて、手を滑らせながらゆっくりと上体を起こす
  4. 1秒キープしたら、ゆっくりと元の体勢に戻る

※上体を起こすとき、息を止めないようにしましょう。

腹筋を鍛えると、体幹が鍛えられることで姿勢がよくなり、転倒の予防にもつながります。

おすすめの運動④ ヒップリフト(お尻上げ)

  1. 仰向けに寝て手のひらを床につける
  2. 足は肩幅に開く
  3. お尻をゆっくりと上げる
    (背中・腰・足が一直線になるように)
  4. 3~4秒キープしたら、ゆっくりと元の体勢に戻る

※体が「く」の字にならないように、お尻をしっかり上げることが大切です。

この運動で、お尻・背中・太ももの筋肉を鍛えることができます。
特に下半身を鍛えられるため、ウォーキングやジョギングなどの運動をスムーズに行えるようになります。

おすすめの運動⑤ バードドッグ(四つ這いバランス)

  1. 四つん這いになる
  2. 右手・左足をまっすぐ前に伸ばす
    (できるだけ遠くに伸ばす)
  3. 10秒間キープする
  4. 伸ばす手と足を逆にして、左手・右足をまっすぐ前に伸ばす
  5. 10秒間キープする

腹筋・背筋・お尻の筋肉を鍛えることができ、背中が丸くならず、正しい姿勢を保つことにつながります。

上記5つの運動を、1セット8~12回で実践しましょう。余裕がある場合は、それぞれの運動を一日に2~4セット行うといいです。

運動不足を乗り越えるには環境作りがカギ

  • 睡眠環境を整える
  • 一緒に運動する仲間を作る
  • 運動のアプリや動画を利用する

対策① 睡眠環境を整える

専門家女性
  • 就寝の1時間前から明るさを抑えた照明に切り替える
  • 就寝直前にテレビ・スマホは見ない
  • 就寝の3時間前までに夕食を済ませておく

などの工夫をして、睡眠の質を高めましょう。

質の高い睡眠をとることで、一日を活動的に過ごすことができます。

運動意欲が高まり、運動不足の改善につながるでしょう。

対策② 一緒に運動する仲間を作る

専門家女性
運動不足を改善したいと思っている友人や、家族を誘ってみるとよいでしょう。
運動に関するサークルやグループに参加してみるのもおすすめです。

仲間を作ることで、モチベーションを維持することができます。
「三日坊主になりやすい」「運動を始めても長続きしない」などの経験がある人は、仲間と一緒に取り組みましょう。

対策③ 運動のアプリや動画を利用する

専門家女性
トレーニングアプリや動画を利用して、様々な運動にチャレンジしてみましょう。

実施した運動の記録を取れるアプリもあり、こうしたアプリを活用することでモチベーションの維持につながります。

また、昨今では様々な筋トレ(ワークアウト)動画がインターネットで視聴できるようになりました。こうした動画の活用も、マンネリ化防止につながるためおすすめです。

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