「お酒を飲むと顔が赤くなるのはなぜ?」
「赤くなる人、ならない人の違いは?」
お酒を飲むと顔が赤くなるのはなぜか、お医者さんにお聞きしました。
顔が赤くなりにくいお酒の飲み方や、赤みを引かせる方法なども解説します。
監修者
平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医
岡村 信良先生
経歴
平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
なぜ?「お酒を飲むと顔が赤くなる」
急に赤くなるのは?
「お酒を飲むと顔が赤くなる」のは、肝臓でアルコールを分解すると作られる「アセトアルデヒド」によるものです。
アセトアルデヒドが体内でうまく分解されないと、血管が拡張して顔が赤くなります。
顔が赤くなるだけでなく吐き気、頭痛といった不快な症状も、アセトアルデヒドが原因です。
「赤くなる人」と「赤くならない人」の違い
アセトアルデヒドは、「アセトアルデヒド分解酵素」という成分によって分解されて体内に吸収されていきます。
この分解酵素の “強さ”には個人差があり、それによって赤くなる・赤くならないが決まります。
「アセトアルデヒド分解酵素」の活性の強さは、
に分けられます。
「お酒に弱い人」は、低活性型・非活性型の人です。
アセトアルデヒドを上手く分解できないため、顔が赤くなりやすく、少量のお酒でも酔っぱらった症状が出やすいといえます。
一方「お酒に強い人」は、活性型の人です。
アセトアルデヒドが分解されやすいため、顔が赤くなりにくく、ある程度の量のお酒を飲んでも酔っぱらった症状が出にくいといえます。
活性の強さは遺伝や性別、体格なども関係しています。
両親がお酒に弱く、すぐに顔が赤くなる場合、その子どもも同じ体質である可能性が高いです。
顔が赤くならないようにする方法
体調を整え、健康な身体のときにお酒を楽しみましょう。
また、ゆっくり食事と水分を一緒に摂りながらお酒を飲むようにすると、赤みが出にくくなります。
顔の赤みを治す方法
お酒を飲むのをやめて、水分補給をして安静にしてください。
火照りを冷やすため、涼しいところでしばらく涼みましょう。
女性であれば、ファンデーションで赤みを隠すこともできます。
なお、赤くなったときは、体からのアルコールの飲み過ぎ注意警報です。
無理をして飲まないようにしましょう。
1.「急に赤くなる」ケース
お酒が弱い人は、血管が拡張されて急に顔や体が赤くなるケースがあります。
これは、上手く分解できなかった「アセトアルデヒド」が、血液中に巡ってしまうために起こります。
女性は赤くなりやすい?
般的に女性は男性よりも体が小さい場合が多く、肝臓も同様に小さいです。
そのため、女性の方がアルコールの影響を受けやすく、赤くなりやすい人が多い傾向があります。
ただし、アルコールの代謝は遺伝の影響を受けるため、女性でも男性よりもお酒に強い人もいます。
2.「まだらに赤くなる」ケース
肝臓の機能が低下していると、まだらに赤くなったり、手のひらが赤くなったりします。
その場合は、少し飲酒を控えましょう。
一時的のものであれば良いのですが、
- 飲酒する度に体に赤い斑点が出る
- 今までよりお酒が飲めなくなった
- 長期的に飲酒をしている
といった人などは、一度検査を受けた方が良いでしょう。
飲酒で赤くなるとニキビが目立つ理由
赤いニキビは毛穴の炎症であるため、アルコールで血流が良くなると目立つようになります。
体に赤い斑点ができるのはなぜ?
飲酒すると体に赤い斑点が出るのは、肝機能が衰えていると出やすい症状です。
3.「赤くなる日とならない日がある」ケース
その日の体調によって、肝臓のコンディションは異なるものです。
肝臓の疲労がたまっていたり、働きが悪かったりすると、赤くなりやすい傾向があります。
薬の服用や生理の影響も
- 病気をした後
- 薬を飲んでいる時
- 生理で体調が悪い時
などに赤くなりやすいのは、体の他の器官と同様に肝臓も疲れているからです。
4.「最近、顔が赤くなるようになった」ケース
いままで赤くならなかったのに、急に赤くなるようになった場合は、疲れがたまっていたり、肝機能の低下なども考えられます。
肝機能の働きが悪くなると、アルコール代謝が落ちるため、顔が赤くなりやすいです。
肝機能の低下で疑われる「病気」
急に顔が赤くなるようになった場合、
などの病気で肝機能が低下している可能性があります。
脂肪肝
肝臓に中性脂肪が多く蓄積されている状態を脂肪肝と言います。
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2023-02-28
脂肪肝ってどんな状態?
自覚症状はある?
脂肪肝について、分かりやすくまとめました。
脂肪肝の人に「おすすめの食べ物」や「控えた方が良い食べ物」もご紹介するので、肝臓の数値に不安がある人は必読です。
脂肪肝とは
脂肪肝とは、肝臓に脂肪が多く蓄積されている状態のことをいいます。
肝臓には、肝細胞の中に脂肪を蓄えて、エネルギー源として利用する機能があります。
しかし、脂肪の量が多くなりすぎると、脂肪が消費しきれずどんどん蓄積されて、脂肪肝になります。
検査でどれくらいの数値が出ると脂肪肝?
ASTとALTは、人間ドック学会の基準によると、30IU/L以下が基準値で、
31~50 IU/L → 「要注意」
51 IU/L以上 → 「脂肪肝の可能性大」
100 IU/L以上 → 「肝炎の疑いあり」
と考えられています。
脂肪肝の症状
脂肪肝はほとんど自覚症状がありません。
人によっては、
疲れやすい
全身の倦怠感がある
お腹が張った感じがする
といった症状が現れるケースもあります。
脂肪肝の原因
文字通り、脂肪を多く含む食事の食べ過ぎが主な原因です。
欧米型の高脂肪な食事が増えてきたことで、脂肪肝の発症率も上昇しています。
その他、
暴飲暴食
過度の飲酒
運動不足
肥満
無理なダイエット
などの原因が挙げられます。
脂肪肝になりやすい人の特徴
肥満傾向
糖尿病・高血圧・脂質異常症を患っている
つい食べ過ぎてしまう
運動不足
お酒をよく飲む
脂肪肝の改善にいい食べ物は?
脂肪肝を改善するには、栄養価が高く低エネルギーな「野菜」「キノコ類」「海藻類」を積極的に食べましょう。
肝臓で栄養を代謝するとき、ビタミンやミネラルが必要となります。
野菜・キノコ類・海藻類には、これらの栄養素が豊富に含まれています。
脂肪肝の人が食べてはいけないものは?
脂肪肝になったからといって、食べてはいけないものはありません。
ただし、
糖質を多く含むもの(ごはん・ジュース・お菓子・果物)
脂質を多く含むもの(揚げ物・お肉)
お酒
はできるだけ控えましょう。
▼摂取量の目安
糖質を多く含むもの
ごはんは1食につきお茶碗1杯程度
(ごはんなどの穀類に含まれる糖質は、肝臓への影響が比較的少ない)
間食は1日200kcalまで
脂身を多く含むもの
週に1〜2回程度まで
お酒
できるだけ禁酒する
我慢できないときは、成人男性の場合、1日に純アルコール20g程度※までとしましょう。女性はさらに少ない量にしましょう。
週2日は休肝日を設けてください。
※1日に純アルコール20g程度の例
ビール・発泡酒:ロング缶1本
酎ハイ:350ml缶1本
日本酒:1合
ウイスキー:シングル2杯
ワイングラス:2杯弱
早く治すために!食事以外で心がける2つのポイント
肝機能の低下が気になるときは、
1日6~7時間の質のよい睡眠をとる
1日30分程度の有酸素運動をする
といった生活習慣を意識しましょう。
肝臓の負担を減らすには、十分な睡眠時間を確保することが大切です。
運動により消費エネルギー量が増加すると、脂肪肝の予防につながります。
脂肪肝を放置するとどうなる?
脂肪肝が悪化すると、「肝炎」や「肝硬変」を引き起こすリスクがあります。
また、肝硬変から肝がんに進行すると命に関わります。
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれており、無症状で病気が進行することが多く、放置は危険です。
脂肪肝を疑う場合は、早めにお近くの内科・消化器内科を受診しましょう。
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肝硬変
肝臓が慢性的に炎症を起こして肝機能が低下し硬くなっている状態です。
本来柔らかいはずの肝臓が硬く、小さくなっています。
こんな症状は要注意!
- 食欲がなくなる
- 倦怠感が出る
- 皮膚が黄色っぽくなる
- お腹が張る
- 手のひらが赤くなる
受診するのは何科?
肝機能が低下や、病気の可能性があるときは、内科・消化器内科を受診しましょう。
肝臓は沈黙の臓器と言われており、病気の進行に気づきにくいです。
悪化を防ぐためには、定期的な検診や早めの受診を心がけることが大切です。
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これホント?「お酒を飲み続けると赤くならない」
毎日お酒を飲み続けても、アルコール代謝能力が上がることは、ほとんどありません。
そのため、飲み続けたからといって赤くならないということはありません。
弱くないのに赤くなるのは赤信号
お酒に弱いというわけではなくても、ひとくちふたくち飲んだだけで一気に真っ赤になる時は飲酒を控えましょう。
赤くなるのはアルコールに対して拒否反応のような状態が起きています。
無理して飲み続けると、急性アルコール中毒になるおそれがあるため、危険です。
まとめ
肝臓も他の臓器と同じように、使えば使うほど老化していきます。
以前は顔が赤くならなかったのに、年をとったら赤くなるようになってきた人は、休肝日を設けて、肝臓を休める日を作りましょう。
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2020-02-28
アルコールを飲むと顔や体がまだらに赤くなる人がいます。
この症状はアルコールアレルギーと呼ばれ、息苦しさや喉のつまり、かゆみ、蕁麻疹などを伴う場合もあります。
「突然、アルコールアレルギーを発症する」ケースもあります。
※飲酒した際に生じる“アルコールアレルギー”と呼ばれる諸症状は、厳密にいうと、通常のアレルギー反応とは異なる『アルコール過敏症』というものです。この記事では、一般的な呼称と合わせて“アルコールアレルギー”と記載を統一しております。
アルコールアレルギーの「症状」
アルコールを飲んだ際に次の症状を伴う場合、アルコールアレルギーの可能性があります。
蕁麻疹が出る
息苦しい(呼吸困難)
喉の閉塞感
皮膚のかゆみ
鼻づまり
頭痛
顔の火照りや赤みアル
また、アルコールアレルギーの場合は、一般の食物アレルギーと異なり免疫の過剰反応から起こるものではありません。アルコールに対する耐性(アルコールを十分分解する酵素)がないことで起こります。
「お酒に弱い」と「アルコールアレルギー」は違う
お酒が全く飲めない体質がアルコールアレルギーです。
アルコールアレルギーは、「お酒に弱い」「弱いけど飲める」というのとは別で、ひと口でも飲んだら呼吸困難や蕁麻疹などの重大な症状が現れる可能性もあります。
アルコールアレルギーの特徴
アルコール中の毒素を代謝する酵素を持ち合わせていないアルコールアレルギーの人の場合は、体調に関係なく症状を発症します。
お酒の種類も関係なく、アルコールの入っているものに反応します。お菓子や漬物などの食品でも、成分としてアルコールが入っていると同様の反応が出ます。
アルコールアレルギーは、一口でも口にしたら呼吸困難蕁麻疹などの重大な症状が現れる可能性もあります。
元々アルコール耐性がない場合、耐性が備わることはありません。
お酒に弱い人の特徴
「お酒に弱い」人は、この代謝酵素の活性が低いと考えられています。お酒を飲んだ量や、そのときの体調で左右される場合もあります。
ある日、突然発症する場合も
今まではお酒を飲んでも何ともなかったのに、後天的に症状を発症する人もいます。
「疲れ」や「ストレス過多」で発症する人もいると言われています。
後天的に発症する原因は、現在もはっきりとわかっていません。原因がはっきりしない以上、お酒に弱い人だけでなく、お酒に強い人でも起こる可能性はあります。
お酒以外のアルコールにも要注意
アルコールアレルギーの人は、飲むアルコール以外にも、注意が必要です。
アルコールアレルギーの人は、皮膚のアルコール消毒でも赤くなったり、シャンプーや化粧品のアルコールにも反応する場合もあります。
お酒を避けていても、その他の物から取り込み、体調不良を起こしているかもしれません。アルコールの配合の有無は、パッケージの成分表示に記載されていますので、確認するようにしましょう。
病院に行く目安
アルコールを飲むと蕁麻疹ができたり、呼吸困難が起こるという人は、病院で一度検査を受けてみましょう。
アルコールにアレルギーのある体質の場合、日常生活においてアルコールを避けることが必要になるでしょう。
検査方法
病院では、皮膚でアルコールのパッチテストを行うことが多いです。
受診するのは何科?
皮膚科を受診しましょう。
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アルコールアレルギーは治せる?
アルコールアレルギーを根本から治療する方法や薬剤は現在のところありません。
このため、アルコールを摂取しない、アルコールに接触しないことが基本的な改善策となります。
現在さまざまな食品や製品にアルコールが使用されているので注意が必要です。
▼参考
厚生労働相 e-ヘルスネット エタノールパッチテスト
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2020-01-24
お酒を飲むと、すぐに酔ってしまって楽しめなかったり、具合が悪くなってしまったり…。
「もっとお酒が強かったら…」と思うことはありませんか?
この記事では、お酒に強くなるにはどうしたら良いのか、また、強くなると言われている方法の真偽について解説します。
おすすめの薬やサプリメントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お酒に弱い人が強くなれる可能性は?
アルコール代謝能力は、性別、年齢、体質、体調などにより個人差がありますが、基本的に強くなるとは考えにくいです。
長い期間飲み続けると強くなったと感じる場合も
体に吸収されたアルコールは、通常肝臓でアルコール脱水素酵素とアセトアルデヒド脱水素酵素により、代謝されます。
しかし、長期間連続でアルコールを摂取した場合、他の酵素による代謝が促進されるため、強くなったと感じることがあります。
お酒に強くなる方法のウソ・ホント
吐くと強くなる!?
ウソです。
繰り返し吐いていると、食道と胃の境目部分が出血することもあります。
お酒に強くなることを目的に、吐く行為はやめてください。
また、吐いてスッキリしたからといって、その後も飲酒を続けるという行為は危険です。
吐くことで胃や食道が強酸にさらされ、荒れる原因となります。
毎日お酒を飲むと強くなるって本当?
アルコール代謝能力があがることは基本的にはありません。
先述したように、毎日お酒を飲んだからといって強くなるということは考えにくいでしょう。
しかし、長い期間お酒を飲み続けた場合、別の酵素による代謝が促されるために、強くなったと感じる可能性があります。
筋トレをするとお酒に強くなる?
筋トレをしてもアルコール代謝能力が上がるわけではありません。
しかし、体の大きい人は体内の水分量も多く、アルコール濃度が上がりにくいため、お酒に強い傾向はあります。
体脂肪が多いとアルコール濃度が高くなりやすい
ただし、体が大きくても脂肪の多い人は、アルコール濃度が高くなりやすいと考えられます。
というのも、アルコールは脂肪に溶けにくい性質を持ち、体脂肪の多い人は少ない人に比べて相対的に水分量が少なくなるからです。
出産後はお酒が強くなるって本当?
ウソです。
出産することでアルコール代謝能力があがることはありません。
お酒に強くなる手術や注射ってあるの?
残念ながら、現在そのような手術や注射はありません。
肝機能改善注射やニンニク・ビタミン注射などは、肝臓の働きをサポートしたり、二日酔いの予防・改善には作用します。
しかし、決してお酒に強くなるためのものではありません。
お酒に強くなる・酔いにくくする方法
これまでお伝えしたように、根本的にアルコール代謝能力を上げ、お酒に強くなることは難しいです。
ただ、飲み方や食事により酔いにくくするなどの対策はできます。
薬やサプリメント
根本的にお酒に強くなるわけではないという前提ですが、ヘパリーゼはアミノ酸を多く含むため、アルコールの代謝を助ける可能性はあります。
肝臓エキスやオルニチンを含有するサプリメントも、アルコール代謝を助けて酔いにくくするので、健常者の服用はおすすめです。
ウコンなどの栄養ドリンクは?
ウコンは肝臓保護作用があると言われていますが、今のところヒトでの研究結果がありません。
前述したように、肝臓エキスやオルニチンを含む栄養ドリンクは、アルコール代謝を助けて酔いにくくしてくれるでしょう。
お酒に酔いにくくなる飲み方
お酒に強くなることはできなくても、酔いにくくすることは可能です。
次のようなことに気を付けましょう。
大量に飲まない
たくさん飲めば、当然ですが酔います。また、飲みすぎは二日酔いを招きます。
厚生労働省が示している「節度ある適度な飲酒」とは、一日当たり平均して純アルコール20g程の飲酒です。
では、純アルコール20g程とはどのくらいの量なのでしょうか?
お酒の種類ごとにご紹介しますので、一日当たりに飲む量の目安として参考にしてみてください。
<一日当たりの目安量>
ビール中瓶
1本(500ml)純アルコール20g
清酒
1合(180ml) 22g
ウィスキー、ブランデー
ダブル(60ml)純アルコール 20g
焼酎
1/2合(35度90ml)純アルコール25g
ワイン
2杯 純アルコール24g
あくまでも目安なので、個人差があります。
普段お酒をあまり飲まない人、アルコールの代謝能力が低い体質、女性、高齢者はより少ない量が良いでしょう。
ゆっくり飲む
時間をかけて飲むことで、お酒を大量に飲むことを防ぐことができます。
水やお茶を飲む
血中のアルコール濃度を下げるためにも、お酒ばかり飲まずに、水やお茶も飲みましょう。
脱水症状の予防にもなります。
アルコール度数を下げられるのでおすすめです。
飲酒の前に食べる
空腹でお酒を飲むと、アルコールの吸収が速く、酔いやすくなります。
胃の粘膜も傷つけることになるので、何かお腹に入れてから飲むようにしましょう。
お酒に酔いにくくなる食べ物
お酒を飲む時は、一緒におつまみを食べる事で、アルコールの吸収を抑えたり、肝臓の機能を助けたりできます。
刺身、カルパッチョ、から揚げ、焼き鳥、卵焼き、チーズ、枝豆、冷ややっこなど
アミノ酸を含むたんぱく質が多く、アルコール代謝を助けます。
チーズ、ナッツ、レバーパテ、揚げ物、アヒージョなど
脂質を多く含み、胃の粘膜保護、アルコール吸収抑制に繋がります。
豚の角煮、鰻の蒲焼、焼きたらこなど
アルコール代謝に必要なビタミンB1を含みます。
貝の酒蒸し、いくら、レバー焼きなど
肝機能を助けるビタミンB12を含みます。
《参考文献》
アルコール代謝
慶応義塾大学病院 医療・健康情報サイト KOMPAS
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/medical_info/about_medicine/care/alcohol.html
医歯薬出版株式会社 NEW エッセンシャル 法医学
https://www.ishiyaku.co.jp/corrigenda/731890/731890_01.pdf
サッポロホールディングス株式会社 上手な飲み方、付き合い方 酔いの仕組みとアルコール代謝
https://www.sapporoholdings.jp/csr/alcohol/drunkenness.html
アルコール 食道
厚生労働省 e-ヘルスネット[情報提供] アルコールの消化管への影響
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-010.html
飲酒量の目安
厚生労働省 e-ヘルスネット[情報提供] 飲酒量の単位
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-02-001.html
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。