もくじ
本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。
日本近視学会(※)では、近視を次のように定義しています。
「眼球の形が前後方向に長くなって、目の中に入った光線のピントが合う位置が、網膜より前になっている状態」
近視になる原因には、「環境要因」と「遺伝要因」があります。
軽度の近視は環境要因のケースが多く、強度の近視は遺伝要因のケースが多くなります。
近視は、生活に支障をきたすことも多いため、できれば、よく見えていた頃に、戻したいですよね。
最近では、近視回復のアプリも人気です。
※日本眼科学会関連学会
一度進行した近視は、なかなか元に戻りません。
それどころか、近視になった目を、正常な視力に戻すのは、ほぼできないと考えられています。
進行を遅くすることはできますが、手術以外の方法では、視力を戻すのも困難と言えます。
仮性近視(※1)であれば、毛様体筋(※2)の筋肉が張った状態が消失すれば、通常の視力に戻ることもあります。
生活習慣の改善や、点眼薬などで、視力の戻りが見込めるケースもあります。
※1 仮性近視:一時的な近視
※2 毛様体筋:ピントを合わせる筋肉
就寝時に装着するだけで、昼間は着けなくてもいい、角膜形状矯正コンタクトレンズ治療(オルソケラトロジー)もあります。
民間療法では、望遠訓練・器械による視力回復トレーニングなどを行います。
手術による治療もあります。
視力回復アプリは主に、次の二つのタイプがあります。
眼球運動を促すアプリでは、動体視力や、目の焦点を合わせる機能を鍛えます。
立体視画像は、波や、砂嵐にしか見えない画像を、じっと見つめるアプリです。
画像を見ながら、ピントを調節すると、画像中に、「何か」が見えるようになります。
このアプリでは、ステレオグラム(※)を使用して、視力が戻るのを目指しています。
※ステレオグラム:視点を変えると、平面画が立体画に見える画像
これらのアプリを使用すると、衰えた目の筋肉を、鍛え直すことができます。
ただし、視力回復アプリを使用する際は、それぞれのアプリで決められている訓練時間を守るように、心がけてください。
アプリを長時間続けると、逆に、目に負担がかかり、疲労するからです。
近視というのは、近い物は見えるけれど、遠くの物にピントを合わせられない状態を言います。
ステレオグラムでの立体視は、遠くに焦点を当てて、毛様体筋を緩ませます。
これが、遠くにピントを合わせる訓練になり、視力を戻すのに有効とされています。
①正しい姿勢と、適度な明るさの元で、読書や勉強をする。
②長時間目を使い過ぎず、適度に休憩する。
③時々、遠くを眺める。
④適度に運動する。
⑤規則正しい生活習慣と、栄養のバランスを考えた食事を取る。
⑥早寝、早起きを心掛ける。
⑦目の体操による視力回復トレーニングを行う。
トレーニング例
1. 深呼吸を2回行う
2. 両手を合わせて背伸びをして、そのまま体を大きく左右に動かす
3. 片足でジャンプする(交互に行う)
4. 目を「閉じて・開く」という動作を行う
5. 目を「上下・左右」に動かす
6. 近くと遠くを交互にみる
7. ツボを押す(天応、清明、四白、風池など)
8. 最後に1回大きく深呼吸する
1~8までのトレーニングを、1日2回行うと、回復が期待できると考えられています。
一過性の“仮性近視”は、眼科で点眼薬を処方してもらう方法もあります。
・調節麻痺・散瞳薬剤(ミドリンM点眼薬) を就寝前に点眼する
調節麻痺剤を、寝る前に点眼し、ピントを合わせる毛様体筋を緩めます。
その後、目を遠くを眺めているような状態にすると、仮性近視を緩和させる働きが期待できます。
そもそも立体視ができないという人は、片目の機能が低下している可能性があるので、無理をしてやろうとせず、眼科で視力回復の相談をしましょう。
視力異常は近視だけでなく、さまざまな原因があります。
視力を早めに戻すには、異常と感じる前に、3ヶ月に1回くらいのペースで、定期的な検診をすることがおすすめです。
【参考文献】
日本近視学会HP 病気について「近視とは」より
http://www.myopiasociety.jp/general/about/index.html
参天製薬株式会社「調節麻痺・散瞳点眼剤ミドリンM点眼液0.4%」より
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00051457.pdf
完璧主義や心配性など、あなたのタイプを簡単に診断!
日々のストレスに対処するスキルを身につけましょう
\3000円相当のポイントプレゼント実施中/