慢性胃炎は放置NG!胃がんのリスクも。どう治す?病院は何科?

更新日:2022-08-30 | 公開日:2021-02-04
18

本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。

慢性胃炎は放置NG!胃がんのリスクも。どう治す?病院は何科?

慢性胃炎は自然に治る…?放置しても大丈夫…?

慢性胃炎の対処法と放置するリスクをお医者さんに聞きました。
改善するためにできることや、特に注意が必要な症状も解説します。

監修者
岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

慢性胃炎を放置するとどうなる?

医師男性
慢性胃炎を放置すると、あらゆる胃の不快感が続くことになります。
また、胃ガンの発症リスクなどが高まります。

慢性胃炎によって、胃粘膜が衰え、胃酸や粘液が分泌できなくなると、

  • 胃の痛み
  • 胃もたれ
  • 吐き気
  • 食欲不振
  • お腹の張り感

といった不調に悩まされ続けることになります。
また、ピロリ菌の感染で起こる胃炎を長期間放置すると、ガン化する恐れもあります。

この症状がある人は、特に注意!

  • みぞおちの痛みや不快感
  • 夜間に胃痛が起こり眠れない
  • 吐血
  • 下血
  • 腹部の張り感
  • 吐き気、嘔吐

といった症状があらわれている場合は、「萎縮性胃炎」や「胃がん」に進行している可能性が高いので、早急に病院に行きましょう。

病院は何科?

慢性胃炎 放置

医師男性
慢性胃炎の疑いがある場合は、内科または消化器内科を受診しましょう。

病院では、「お薬による治療」や「生活指導」が行われます。

内科を探す

病院での治療法は?

医師男性
病院では、①薬物療法、②ピロリ菌の除菌治療、③生活習慣の改善指導などを行います。

①薬物療法

  • 胃酸分泌を抑制する薬(H2受容体拮抗薬など)
  • 胃粘膜を保護する薬(胃粘膜防御因子増強薬、胃粘膜保護剤等)
  • 消化管の機能を改善する薬
  • ストレスが原因の場合は精神安定剤 など

上記の中から、あらわれている症状に合った薬が処方されます。

②ピロリ菌の除菌治療

胃炎を起こすピロリ菌を除去します。

  • 抗菌薬と胃酸分泌を抑える薬を7日間使用
  • 約6週間後に検査を行い、ピロリ菌の除菌が成功したかを判定

2回までは保険適用で治療を受けられます。
1回目で除菌に失敗した場合は、使用する薬を変更し、2回目の除菌治療を行います。

除菌後も胃がんを発症する恐れがあるので、年1回は胃内視鏡検査を受けましょう。

③生活習慣の改善指導

食事内容や食事量、アルコール摂取、喫煙習慣等の生活習慣について、指導を行います。

<生活習慣の改善例>

  • 暴飲暴食しない
  • コーヒーや唐辛子(香辛料)などの刺激物を摂り過ぎない
  • 栄養バランスの良い食事を摂る
  • 熱過ぎる、冷た過ぎる飲食物を控える
  • 禁煙する
  • ストレスを溜め込まない
  • 十分な睡眠時間を確保する

 

内科を探す

無料で試せるストレスタイプ診断

スマホを触る女性

完璧主義や心配性など、あなたのタイプを簡単に診断!

日々のストレスに対処するスキルを身につけましょう

「Awarefy」のストレス診断
無料で受けてみる

※ストレスタイプ診断は無料ですが、結果を見るには無料のアカウント登録が必要です

\3000円相当のポイントプレゼント実施中/

メザニン

「メザニン」
まずは無料相談

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 18
※記事の内容は公開日時点の情報です。掲載後の状況により、内容に変更が生じる場合があります。

\「胃痛」カテゴリの特集記事/

胃痛 対処

胃痛 ストレス

はんなみさん漫画

関連キーワード

おすすめ記事
関連記事