もくじ
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「あごが小さいのが気になる…」
「大人になってからでも治せる？」
あごが小さいことで生じるデメリットを、歯医者さんに聞きました。
治療方法や費用目安も併せて解説します。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
もくじ
あごが小さいと
などのデメリットがあげられます。
歯磨きがしづらいと、
などのリスクも高くなります。
上あごがEラインより外に出ると、美しい口元に見えないと感じることが多いでしょう。
Eラインとは
E-ラインとは「エステティックライン」のことで、下あごの突端部と鼻先を結ぶ線のことを指します。
理想的な状態は、上唇と下唇がこの線上やや内側にあることです。E-ラインとは医学的な問題というよりも美の基準となっています。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に無呼吸や低呼吸になってしまう状態を指します。
発症すると“いびき”をかくようになったり、日中に強い眠気を生じて集中力や判断力の低下につながり、日常生活に支障をきたすことがあります。
また、肺や心臓、循環器系などに大きな負担がかかるため、命を落とすリスクもあります。
お口の状態で治療法は異なるため、気になる方は一度歯科で相談してみましょう。
などの治療法があります。
それぞれの治療費やメリット・デメリットなどについても詳しく解説していきます。
この治療法は、歯並びに問題がある場合に用いられる方法です。
※先天性の病気で歯列矯正が必要になる場合、一部保険適用となるケースもあります。
＜歯列矯正のメリット＞
＜歯列矯正のデメリット＞
矯正の種類によっては、白い材質の器具や歯の裏側に付ける装置を選ぶことができ、目立ちにくくできます。
治療開始3日～1週間程度は、違和感・痛みが生じることがありますが、少しずつ慣れます。また、ワイヤーなどの材質も、最近では柔らかいものや細いものがあり、痛みの度合いは軽減できます。
矯正装置によって歯を綺麗に磨けないため、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクが上がります。正しい歯磨きの仕方を身につける必要があります。
取り外せるマウスピース矯正では、指示通りに装着しないと、治療結果を得ることができない可能性があります。
症状によっては治療期間が長く、費用も高くなります。
顎が小さい場合には、スペースを確保するため健康な歯を抜歯するケースがあります。
この治療法は、あごが小さく後退している場合に用いられる方法です。
顎変形症と診断されれば保険適用されるケースもあります。
退院後は経過観察のため、2～3回通院します。
＜アゴ縮小術のメリット＞
＜アゴ縮小術のデメリット＞
通常3～6カ月程度でよくなります。
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