もくじ
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20代の歯にヒビが入る原因について、歯医者さんに聞いてみました。
歯にヒビが入るのは、歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせの悪さなどの影響も考えられます。
ヒビが薄い場合でも、放置すると症状が悪化する可能性がありますので要注意です。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
もくじ
20代の歯にヒビが入るのは、
といった原因で起こります。
それぞれ詳しく解説していきます。
歯表面を覆っているエナメル質は、人体の中で最も硬い部分ですが、「突如起こる衝撃には弱い」という弱点があります。
そのため、転倒、事故、顔にボールがぶつかるといったきっかけで歯にヒビが入ることがあります。
<こんな症状も伴いやすい>
等
<こんな症状も伴いやすい>
等
<こんな症状も伴いやすい>
等
<こんな症状も伴いやすい>
等
歯は細胞分裂で作られますが、形成を終えて硬くなると細胞分裂を行わなくなります。
細胞分裂を行わないということは、自己修復もできないため、歯のヒビは自然には再生しないと考えられています。
ただし、ヒビが入っているのが歯の表面のみであれば、治療せずに経過を観察するケースも多いです。
そこから細菌が入り込んで悪化すると、抜歯が必要になる恐れもあります。
悪化のリスクを避けるためにも、早めに受診しましょう。
歯にひびが入ったときは、
といった治療を歯医者で受けることができます。
ヒビが入った部分からの虫歯菌等の侵入を予防するため、
等の治療が行われます。
<歯をコーティングする>
歯表面のエナメル質にわずかな浅いヒビが入っている場合に用いられるケースが多いです。
<ヒビ部分を削り詰め物や被せ物をする>
ヒビが歯のエナメル質下にある象牙質まで達している場合に用いられるケースが多いです。
保険適用の場合と保険適用外の場合があります。
保険適用の場合(コンポジットレジンを用いた修復治療) |
1本1,500円程度 |
保険適用外の場合(セラミック、ジルコニア等) |
1本50,000円以上 |
この治療は、抜歯を回避したい人に用いられるケースが多いです。
※この治療法を行っている歯医者は少ないため、事前に確認する必要があります。
接着再植治療は保険適用外です。
治療費は10万円以上必要になるケースが多いです。
歯根の奥までひびが入っている場合や、歯根から割れてグラグラ揺れる場合に用いられる治療法です。
保険適用の場合と保険適用外の場合があるので、受診する医療機関で確認してください。
治療法 |
保険適用 |
保険適用外 |
抜歯治療 |
1本1,500~15,000円程度 |
― |
部分入れ歯治療 |
4,000~15,000円程度 |
8~40万円以上 |
インプラントは保険適用外のケースが多いです。
治療費は40万円以上必要になるケースが多いです。
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