【簡単】”肥満腰痛”におすすめのストレッチを解説!負担なく痩せる方法についても

更新日:2023-04-24 | 公開日:2022-01-14
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【簡単】”肥満腰痛”におすすめのストレッチを解説!負担なく痩せる方法についても

「急に腰が痛い…」
「肥満が原因で腰痛が起こることはある…?」

体重が増えることで、腰痛が起こるのかどうかを、お医者さんに聞いてみました。
太り過ぎが原因の場合のストレッチ方法や、おすすめのダイエット方法を解説します。

監修者
河合 隆志 先生

フェリシティークリニック名古屋
医学博士

河合 隆志先生

経歴

’97慶應義塾大学理工学部卒業
’99同大学院修士課程修了
’06東京医科大学医学部卒業
’06三楽病院臨床研修医
’08三楽病院整形外科他勤務
’12東京医科歯科大学大学院博士課程修了
’13愛知医科大学学際的痛みセンター勤務
’15米国ペインマネジメント&アンチエイジングセンター他研修
’16フェリシティークリニック名古屋 開設

“肥満腰痛”にストレッチがおすすめの理由

医師男性
肥満により体重が増えると、腰に大きな負担がかかり、腰痛が起きることがあります。
肥満が原因で起こった腰痛には、腰の筋肉を伸ばす、腰の反りを減らすといったストレッチを行うことで、腰痛の軽減効果が期待できます。

おすすめのストレッチ① 腰の筋肉を伸ばすストレッチ

  1. 仰向けに寝転がる
  2. 両手で片膝を抱える
  3. 膝を胸の方へ引き寄せ、5秒間キープ

ベッドや床などで行いましょう。1日5回行いましょう。
腰の筋肉を伸ばすことで、腰痛の軽減効果が期待できます。

おすすめのストレッチ② 腰の反りを減らすストレッチ

このストレッチは反り腰の人におすすめです。

  1. 仰向けになって軽く膝を曲げる
  2. 背中を床に押し付ける(背中と床の隙間を埋めるイメージ)
  3. おしりをギュッと閉じて浮かせる
  4. 5秒間キープする

1日10回を目安に行いましょう。

根本的に解決には…「ダイエット」が不可欠

ダイエット

医師男性
肥満が原因の腰痛になっている場合、まずは肥満を解消することが重要です。

太り過ぎが原因で腰痛を発症している場合、体重を減らして、腰への負担を軽減することが根本的な対処法です。

“腰痛持ち”の人におすすめのダイエット方法

医師男性
腰に負担をかけられない人におすすめのダイエット方法を紹介します。

その① 食べる順番を工夫する

医師男性
副菜→主菜→主食の順で、よく噛んでゆっくり食べましょう。
食べる順番を工夫することで、エネルギーの過剰摂取や血糖値の急上昇を抑え、痩せやすくなります。

毎回の食事で順番を徹底し、無意識でもできるくらいに身につけると良いでしょう。

その② 栄養バランスを意識する

医師男性
主食・主菜・副菜の揃った定食のような内容の食事を選びましょう。

バランスを整えることで、エネルギーの過剰摂取や血糖値の急上昇を抑え、痩せやすくなります。
このバランスが偏ると、エネルギーの過剰摂取や血糖値の急上昇に繋がり、脂肪蓄積に繋がります。

その③ 「摂取エネルギー」をコントロール

医師男性
エネルギー摂取量を適正化することで、消費エネルギーより摂取エネルギーが下回り減量に繋がります。

消費エネルギーより摂取エネルギーが上回っていると肥満となります。

推定エネルギー必要量の計算法

 

標準体重(理想体重)は、もっとも疾病の少ないBMI22.0を基準として、標準体重(kg)=身長(m)2×22で計算します。

推定エネルギー必要量は以下の計算で出すことができます。

 

推定エネルギー必要量=基礎代謝基準値×標準体重(理想体重)×身体活動レベル

 

(例)30歳女性・標準体重50kg・身体活動レベル普通の場合

基礎代謝基準値×標準体重(理想体重)×身体活動レベル=21.9×50×1.75=1916.25

1日に必要と推定されるエネルギー量は1916.25kcalです。

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