もくじ
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「体重は変わらないのに体型が変わってきた…」
「これはなぜなの…?」
体型が崩れてしまう原因を、管理栄養士さんに聞いてみました。
筋トレ・有酸素運動のメニューなど「体を引き締める方法」も詳しく解説します。
株式会社Luce
管理栄養士
望月 理恵子先生
株式会社Luce代表/健康検定協会理事長、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活動をおこなっている。
体重が変わらずに体型が変わる場合、筋肉が落ちて脂肪が増えた可能性が高いです。
脂肪は筋肉よりも体積が多いため、「体重が変わらないまま体型が崩れる」という状態になります。
筋肉が落ちて脂肪が増えるのは、「運動不足」と「カロリーの摂りすぎ」が主な原因です。
この体型の変化は、30代頃から徐々に増える傾向があります。
10~20代の代謝が良い時期と異なり、年齢を重ねると乱れた生活によって体型が崩れやすくなります。
特に「若い頃と同じ生活を送っている人」は、食生活や運動習慣を一度見直してみましょう。
といった生活習慣の人は、体型が崩れやすいので注意が必要です。
上記に当てはまる場合、「カロリーの消費量」が少なく、摂取したカロリーを消費しきれていないことが多いです。
特に運動不足だと筋肉が衰えていくため、基礎代謝も低下して脂肪が溜まりやすくなります。
また不規則な生活は、自律神経の乱れによる「食欲増進」を招き、カロリーを摂りすぎる原因になります。
スリムな体型を維持させるには、規則正しい生活も大切なのです。
体を引き締めるには、「筋肉を増やす」「運動で脂肪を燃焼させる」ことが必要です。
そのためにも、
などを実践してみることをおすすめします。
筋トレは、まず「スクワット」をおすすめします。
下半身にある大きな筋肉を鍛えると、効率よく基礎代謝量を増やせるでしょう。
基礎代謝量が増えると、運動ではない日常動作でも消費するエネルギー量が増え、普段の生活で脂肪燃焼できるようになります。
※膝はつま先より前に出さないようにしてください。
※腰に力を入れないようにしましょう。
1セットあたり20〜30回程度、1日3セットが目安です。
おすすめの有酸素運動
▼ランニング
8分で1km進むペースを目安に3km以上走るようにしましょう。
※無理のない速さを心がけてください。
▼水泳
好きな泳ぎ方で20分程度泳ぐようにしましょう。
▼ウォーキング
10分~12分で1km歩くペースで20分以上歩くと効果的です。
ストレッチを行うことで運動中のケガの予防や、運動後の筋肉の疲労回復が期待できます。
体を引き締めるには、継続して筋トレ・有酸素運動を行う必要があります。
ケガを負うと継続できなくなるので、ストレッチでしっかりと予防しましょう。
筋トレや有酸素運動後に「プロテイン」を摂取して、筋肉の材料となる「タンパク質」を補給しましょう。
筋肉は使用後に分解・合成と行われるため、運動後にタンパク質をとると筋肉が増えやすくなります。
といった点を意識して、生活リズムを整えましょう。
体内時計をリセットさせるために「朝ごはん」は特に大切です。
夜更かしが癖になっている方は、毎日同じくらいの時間に布団に入ることを意識してみてください。
生活リズムを整うと自律神経も整います。
自律神経を整えると食欲のコントロール・代謝が正常に行われるようになり、脂肪燃焼しやすい身体になります。
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