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4歳で乳歯が抜けた!
早すぎ?病気じゃないか心配…。
「4歳でも乳歯が抜けることはある?」
「抜けたらどうすればいい?」
など、4歳で乳歯が抜けた場合について歯医者さんに聞いてみました。
むかい歯科
歯科医
迎 和彦先生
平成2年 昭和大学歯学部卒 昭和大学第三歯科補綴学教室入局
平成8年 昭和大学第三歯科補綴学教室退職 同上特別研究生 都内歯科医院管理者(院長)勤務
平成15年 同上退職
平成16年 大田区大森にて「むかい歯科」開業
もくじ
10歳ごろまでに全て生え変わる子どもが多く、男児よりも女児の方が抜けるのが早い傾向があります。
抜ける順番としては、下の前歯から抜けて次に上の前歯が抜けてその後に奥歯順次が抜けます。
乳歯が抜ける頃になると、乳歯の根っこが吸収されて短くなり、グラグラしてきます。
4歳で乳歯が抜けるのは生え変わりが早い範囲に入りますが、一概に異常とは言えません。
乳歯が長い形をしている場合であれば、「低ホファスターゼ症」という病気が原因かもしれません。この場合は抜け落ちた歯を持って歯科を受診しましょう。
「低ホスファターゼ症」は、指定難病です。
などの症状が現れる病気です。
などの症状が現れます。
「足または手が曲がっているような気がする」「よく転ぶ」「歩き方が上手くない」などの気が付いた点があれば医療機関で相談しましょう。
ただし、
などのリスクは考えられます。
少し早く抜けたなと感じたら、一度歯科に相談しましょう。
歯磨きができないときは、うがいをして歯のケアをしっかりと行うようにしましょう。
「健康な歯」を育むために、
ようにしましょう。
4歳では自分で磨ける場合もありますが、力加減が強くなりがちで、歯や歯茎を傷めてしまうこともあります。
おやつを食べた後は、歯磨き・うがいをしましょう。
乳歯の虫歯は「永久歯にも悪い影響」が…
乳歯の虫歯は、歯の先から下で待機している永久歯にまで伝わり、永久歯の「色が変わる」「変形する」などの悪い影響をもたらす可能性も考えられます。
永久歯はこれからお子さんが一生使う大事な歯です。虫歯の影響など受けずにしっかりと育てる必要があります。乳歯の虫歯は早めに治療を受けましょう。
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