「耳の中にニキビができた…!」
「潰れてしまったけど大丈夫?」
ニキビの原因や何科で受診するべきかを、医師が解説します。
粉瘤やいぼなど病院での治療が必要な病気の可能性もあるので、要注意です。
監修者
経歴
大正時代祖父の代から続く耳鼻咽喉科専門医。クリニックでの診療のほか、京都大学医学部はじめ多くの大学での講義を担当。マスコミ、テレビ出演多数。
平成12年瀬尾クリニック開設し、院長、理事長。
京都大学医学部講師、兵庫医科大学講師、大阪歯科大学講師を兼任。京都大学医学部大学院修了。
なぜ?耳の中にニキビができる原因
耳の中にも毛穴・汗腺が存在するため、ニキビができることはよくあります。
- 耳の中が不衛生な状態になっている
- ホルモンバランスが乱れている
- 耳の中に傷ができている
といった場合に、ニキビができやすくなります。
原因① 耳の中が不衛生な状態になっている
耳の中にホコリや耳垢などがたまると、それらが毛穴につまり皮脂が詰まって、ニキビを発症します。
耳の中が不衛生になる行動
- 入浴後やプール後に、耳の中や周りの水を拭き取っていない
- 何日も同じ寝具やタオルを使っている
- 汚れたイヤホンを使用している
原因② ホルモンバランスが乱れている
ホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌が増えます。
耳の中や耳の皮脂分泌も増えて、汚れが付着しやすくなりニキビの原因となります。
ホルモンバランスが乱れる要因
- 妊娠、出産
- 更年期
- ストレス・疲労過多
- 不規則な生活(食事の乱れ・不眠など)
原因③ 耳の中に傷ができている
耳の中に傷ができていると、毛穴の傷口から細菌が入り込み、膿んでニキビになってしまう場合があります。
耳の中に傷ができる行動
- 耳かきのやりすぎ
- 綿棒以外のもので耳の中を引っ掻く(ペンや爪楊枝など)
痛い・かゆい!「耳ニキビの治し方」を教えて!
触らず、潰さず、様子を見ましょう。
顔のニキビと同じで、触ったり潰したりするのは悪化させる原因です。
痛みが強い場合は、医療機関で治療を受けましょう。
ニキビが潰れてしまったら…どうすれば?
潰れてしまっても、触らないでください。
そのままにしておけば自然治癒することが多いですが、触るとそこから細菌感染を起こし、症状が悪化する恐れがあります。
こんな症状は病院で相談を
- 痛みが強い
- 2、3日以上経過しても、症状が良くならない
- 何度も繰り返し耳の中にニキビができる
という場合は、医療機関で治療を受けましょう。
粉瘤など皮膚の病気が原因の場合、治療を受けなければ除去できないケースもあります。
気になる症状は一人で抱え込まず、医師に相談しましょう。
病院は何科?
耳の中のニキビができたときは、耳鼻いんこう科の受診をおすすめします。
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皮膚の病気が隠れているケースも…
耳の中のできものには、
- 粉瘤(アテローム)
- いぼ(尋常性ユウゼイ)
- ホクロ
といったニキビ以外の原因も考えられます。
病気① 粉瘤(アテローム)
発生原因は不明で、皮膚に袋状のしこりができ、皮脂や汗が溜まっている状態です。
中身が出ても、繰り返し同じように内容物がたまるので、何度も再発する場合は粉瘤が疑われます。
ニキビとは違って自然治癒しないため、医療機関で切開して直接袋を取り除くしか治療はできません。
できものの特徴
押すと中身が出て、悪臭を発生させます。
発症しやすい人
老若男女、誰にでもできる可能性があります。
病気② いぼ(尋常性ユウゼイ)
いぼは、ウイルス感染によって発症します。
ウイルスは傷口から侵入するケースが多いです。
できものの特徴
白っぽいものが多いです。
ぷくっと膨らむものや平べったいものがあります。
発症しやすい人
健康な皮膚には感染しにくく、傷口などから侵入して感染するので、耳をかく癖がある人に多いと言えます。
病気③ ホクロ
耳の中にもホクロはできます。
ホクロは、部分的な新陳代謝の異常などが影響して発生します。
大きなホクロが耳の中にできた場合、切除が必要になるケースもあります。
できものの特徴
茶色や黒色で盛り上がっていることが多いです。
発症しやすい人
誰でもできますが、加齢にともなって新陳代謝が衰えてくるとできやすいです。
放置は危険!傷跡が残ることも
放置して症状が悪化すると、皮膚がえぐれて傷痕が残ってしまう恐れがあります。
耳の中は湿気がこもりやすく、細菌感染を起こすと長引く傾向が強いです。
「耳の中にできものができたかも…」と思うときは早めに医療機関で治療を受け、悪化させないようにしましょう。
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2020-01-28
「耳が腫れて、痛い…」
「かゆみがあるけど、これは何?」
耳が腫れる原因を、お医者さんに聞きました。
子ども特有の症状はあるのか、市販薬で改善されるのかどうかも併せて解説します。
なぜ?耳が腫れている…
外から見えている部分の耳の腫れは
耳軟骨の内出血
細菌感染などによる皮膚やリンパの異常
のいずれかで起こるケースが多いです。
この腫れ、自然に治るの?
リンパ節炎(耳の裏、耳の下の腫れ)
ピアスホールの腫れ(膿やカスによるしこり)
虫刺され
などは、自然に治ることがあります。
特にリンパ節炎は感染症が原因であるため、細菌・ウイルスを排除すれば炎症も自然と治ります。
ただし、耳を強打して腫れている場合は、病院での治療が必要です。
強打が影響して難聴を起こす恐れがあるため、見た目の腫れ、内出血の治療だけでなく、内部に異常が起きていないかを調べます。
放置していると耳の変形や、難聴の悪化を招くケースがあるため、早めに耳鼻いんこう科を受診しましょう。
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腫れや痛みを抑える方法は?
耳が腫れている場合、冷やすと腫れが少し引いて、痛みが楽になりやすいです。
水で濡らしたタオル、ガーゼに包んだ保冷剤などを腫れている部分に当ててください
市販薬を使ってもいい?
ピアスや虫刺されが原因で、症状が軽い場合なら、市販薬で改善できるケースもあります。
ピアスの細菌感染は抗生物質、虫刺されはステロイドが入った薬や虫刺され用(痒み止め)の薬で対応できます。
ただし、ご自身で原因が判断できない場合は、むやみに市販薬を使用するのはやめましょう。
耳が腫れる5つの原因
耳が腫れている場合、
耳介血腫(耳のふち、耳たぶ・軟骨の腫れ)
耳介軟骨膜炎(耳のふち、耳たぶ・軟骨の腫れ)
リンパ節炎(耳の裏・下・片方だけの腫れ)
ピアス(ピアスホール周辺の腫れ・しこり)
虫刺され(腫れ・強い痛み)
といった原因が考えられます。
ここからは、原因別にどのように対処すべきか、詳しく解説していきます。
原因① 耳介血腫(耳のふち・軟骨の腫れ)
耳を強く打ち付けて起こる、耳の腫れです。血液が停滞することで起こります。
何度も繰り返すと腫れが取れなくなり、「慢性耳介血腫」になります。
症状の特徴
耳のふちや軟骨が腫れます。
腫れているときは熱感があり、かゆみを伴うこともあります。
どんな人に多い?
柔道、相撲など、相手と接触するスポーツをする人によく発症します。
どうやって治すの?
耳鼻いんこう科や形成外科での治療が必要です。
注射器で溜まっている血を吸い出し、腫れを引かせる治療が行われます。
血を放置してしまうと、血や滲出液がたまったままになり、耳が変形してしまいます。
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原因② 耳介軟骨膜炎(耳のふち・軟骨の腫れ)
耳の皮膚の傷から細菌感染して、軟骨まで炎症が起きている状態です。
症状の特徴
耳のふちや軟骨が腫れます。
痛みやかゆみを伴い、症状が重いと熱が出てしまうこともあります。
軟骨が壊死した場合、耳の形が変形してしまう人もいます。
どんな人に多い?
ボクシング、ラグビーなど接触の強いスポーツをする人に多いです。
どうやって治すの?
形成外科で治療が必要です。
炎症を抑えるために、膿の排出をしたり、外用薬や内服薬で治療を行います。
膿が残ってしまうと再発の可能性があるので、膿を残さないようにします。
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原因③ リンパ節炎(耳の裏・下・片方だけの腫れ)
リンパ節が炎症を起こして腫れている状態です。
多くはウイルス感染が原因ですが、稀に悪性リンパ腫が隠れているケースもあります。
症状の特徴
耳の裏、耳の下が腫れて大きくなったり、しこりができたりします。
また、片方の耳だけに発症するケースもあります。腫れが大きければ強い痛みを伴います。
どんな人に多い?
風邪を引いた人や、疲労やストレスが溜まっている人は、免疫が低下してリンパ節炎を発症することがあります。
どうやって治すの?
通常、数日で自然に良くなっていきます。
ただし、痛みが強く細菌感染がある場合は、抗菌剤の投与が必要になることもあります。
腫れがなかなか引かないときは、耳鼻いんこう科を受診しましょう。
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原因④ ピアス(ピアスホール周辺の腫れ・しこり)
ピアスホールに細菌感染が起こったり、粉瘤(良性のしこり)が発生している状態です。
症状の特徴
ピアスホール周辺に腫れや“しこり”が現れます。
痛みやかゆみを伴うケースもあります。
どんな人に多い?
ピアスを開けたばかりの人に多いです。
どうやって治すの?
腫れた部分を触らないようにして、様子を見てみましょう。
炎症が落ち着くと、自然に治ることが多いです。
ただし、しこりがずっと残っているときは、粉瘤やケロイドが疑われます。
これらの場合、治すには皮膚科や形成外科の受診が必要です。
粉瘤であれば摘出、ケロイドであれば薬を使ったり、切除して治療します。
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原因⑤ 虫刺され(腫れ・強い痛み)
耳の腫れは、ハチやアブに刺されたときにも起こります。
症状の特徴
刺された部分に強い痛み、腫れ、かゆみが起こります。
どんな人に多い?
虫の多い森や林などに出入りする人に多いです。
どうやって治すの?
まずは市販の虫刺され薬で対応しましょう。
腫れや赤みが強く、市販薬で改善できない場合は、皮膚科を受診してください。
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子どもの場合「おたふく風邪」にも注意
流行性耳下腺炎(おたふく風邪)
子どもの耳の下の部分に、主に頸部のリンパ節が腫れる「流行性耳下腺炎(おたふく風邪)」があり、ムンプスウイルスに感染して発症します。
耳の痛みや頸部の腫れ、物を食べたり飲んだりするのを嫌がる、発熱などの症状があります。
発症した場合は、対症療法で快方に向かうのを待ちます。
基本的に、一度かかれば二度とかかりません。
現在、任意ですが予防接種があるので是非受けるようにしましょう。
合併症に注意が必要
おたふく風邪は、合併症に聴力を失ってしまう可能性のあるムンプス難聴があります。
難聴は、片耳だけの場合もありますが、両耳に発症する場合もあります。
ムンプス難聴を発症した場合、聴力障害は治癒しにくく、回復は期待しずらいです。
予防接種を受けることで、合併症や重篤化が避けられます。
病院に行く目安
高熱を伴っている
耳の強打によって腫れた
耳周りの痛みが強く、水分を取ることができない
といった症状があるときは、医療機関を受診しましょう。
放置すると、難聴につながるケースもあります。
また、耳の腫れが慢性化すると腫れた状態で固まってしまい、耳が変形して見た目にも影響する場合があります。
早めの受診を心がけ、症状の悪化を防ぎましょう。
何科を受診すればいい?
耳の腫れが気になるときは、耳鼻いんこう科の受診をおすすめします。
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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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2020-01-06
「耳の中がゴロゴロ・カサカサする…」
「耳垢が取れそうで取れない!」
音がする原因や、耳垢が取れないときの対処法を医師が解説します。
外耳炎といったトラブルを招く場合もあるため、耳掃除のしすぎには注意しましょう。
何の音?耳の中でゴロゴロ・ガサカサ
耳の中でゴロゴロ、カサカサと音がする正体は、ほとんどの場合「耳垢」です。
耳を傾けたときに動く感覚がしたり、物を噛むとき、耳が動いたりするときに音を感じることもあります。
この場合、すでに皮膚からはがれた角質が、排出されずに穴の中でこすれていると考えられます。
耳垢は通常、一定の期間で皮膚からはがれるため、ある程度放っておいても外に排出されます。
しかし、取れなくなって溜まってしまう場合もあります。
この状態を「耳垢栓塞(みみあかせんそく)」と言います。
虫・鼓膜の傷のケースも
音がする原因には、虫が入ってしまった、耳かき・綿棒で鼓膜を傷つけてしまった、というケースも稀にあります。
耳垢トラブルが生じやすい人
耳かきの頻度が多い人
乾燥肌の人
新陳代謝がよく耳垢が出やすい人
アトピー体質の人
イヤホンを使う人
大音量で音楽を聴く人
などは耳への過剰な刺激が起こりやすいため、ゴロゴロ・ガサガサと違和感が生じやすいです。
イヤホンやヘッドホンを長時間使うと、外耳道の中が高温多湿となりカビがはえる「外耳道真菌炎」や、耳の細胞が傷つく「音響外傷」などで、耳鳴りのように聞こえることもあります。
耳垢が取れないとき…どう対処すればいい?
耳垢がゴロゴロ、カサカサする場合は、基本的に放っておいても大丈夫です。
しばらく、時間がかかっても外に排出されます。
耳かきや綿棒を使ってもいい?
あまりにも気になるという人は、耳かきや綿棒で取っても構いません。
ただし、耳掃除は耳の入り口までで十分です。
綿棒は、線がついているところまでを入れる程度に留めてください。
皮膚や耳の内部を傷つけてしまう可能性があるので、「耳垢が取れないから」と力を込めたり、綿棒・耳かきを奥まで入れたりするのは止めましょう。
気になる場合は綿棒で保湿を
どうしてもカサカサ音を抑えたいのであれば、綿棒にローションやクリーム をつけて、耳の中を保湿しましょう。
耳垢がしっとりした皮膚について、音が一時的になくなることがあります。
しっとりとしたテクスチャーのものや、ベビーオイルを使用するのがおすすめです。
サラサラとしたローションやクリームは耳の奥にたれる可能性があるので、控えましょう。
綿棒で保湿した後は、病院で耳垢を取ってもらいましょう。
無理に取ろうとすると、ケガをするので奥に入れすぎないようにしてください。
耳かき方法・頻度に気をつけよう!
耳掃除をしすぎると、過度の刺激によって外耳炎の発症を招きます。
耳垢がたまりやすい人は、週に1回程度、ローションやクリームを綿棒につけて耳掃除をしましょう。
耳垢が気にならない人は、月に1回程度でよいでしょう。
優しく撫でる程度の力加減で行いましょう。ゴシゴシこする必要はありません。
耳かき棒は、耳かき専用のものであれば大丈夫ですが、固すぎるものや耳を傷つけそうなものは避けてください。
鼓膜についた耳垢の取り方は?
鼓膜に耳垢がついている感じがして気になる場合は、医療機関を受診しましょう。
ご自身で取ろうと奥にまで耳かき・綿棒を入れると、鼓膜を傷つける危険性があります。
また、耳垢は通常前に出てくるものなので、自然に取れてしまうことも多くあります。
こんな場合は、耳鼻いんこう科へ!
耳の聞こえが悪くなる
痛みや耳垂れといった症状がある
などの症状がある場合は、「耳垢栓塞」「中耳炎」「外耳炎」の可能性があります。
早めに耳鼻いんこう科を受診しましょう。
\病気ではなくても、耳垢は病院で除去できます/
どうしても耳垢が気になる場合や、耳垢が大量に詰まっている場合は、きれいに取ってくれる医療機関で治療を受けましょう。
耳垢に関する治療は、耳鼻いんこう科を受診してください。
保険適用となり、1,000円~2,000円程度の支払いとなります。
事前に料金を問い合わせることも可能です。
治療の痛みに関しては、個人差はあるものの、一般的には痛みはありません。
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「耳垢栓塞」の可能性があるケース
カサカサの乾いた耳垢の人よりも、湿っぽいタイプの耳垢(湿性耳垢)の人の方がなりやすい傾向にあります。
遺伝により湿っぽい耳垢していると、耳垢の排出がなかなかスムーズにいかず、掃除をしないと固まってしまい発症します。
また、幼児や赤ちゃんも新陳代謝が良いので、耳垢が大量に出ることで耳垢栓塞になることがあります。
治療にかかる費用は?
費用は保険適用で1,000〜2,000円ほどかかります。
使う薬剤や処置方法、医療機関によっても変わるので、気になる場合は受診先に問い合わせてみましょう。
「中耳炎・外耳炎」の可能性があるケース
耳垂れが出ている場合は、中耳炎や外耳炎を発症している可能性があるので、早めに医療機関を受診しましょう。
中耳炎・外耳炎は、耳への刺激、カビ、アレルギーが原因で発症することが多いです。
リンパ組織が大きい人・鼻水をすする人・耳抜きをできない人に発症しやすい病気です。
治療にかかる費用は?
初期段階で治療した場合、保険適用で1回1,000〜2,000円ほどかかります。
治療には初めは週に2、3回、通院が数ヶ月必要な場合もあります。
また、重度の中耳炎と診断されて手術が必要になった場合、10万円ほどかかることもあります。
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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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