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おたふく風邪は、ムンプスウイルスの感染症です。
お医者さんに、「大人のおたふく風邪(流行性耳下腺炎)」について聞きました。
大人が発症すると重症化し、女性でも男性でも不妊の原因になることも。
おたふく風邪の「初期症状」や、「仕事に行ってもいい基準」を解説してもらいました。
もくじ
はい。おたふく風邪は大人になって発症すると症状が重くなる傾向があります。症状の経過は同じですが、大人の方が体内に入ったウイルスに抵抗する力が強いため、その反動で症状が強く出てしまう傾向にあります。
また、大人がかかりやすく、重症化しやすい合併症として卵巣炎や精巣炎があります。
原因となるムンプスウイルスは感染力が高いので、免疫がなければ容易に大人にうつります。
おたふく風邪の感染ルートは飛沫感染(くしゃみ等)や接触感染(ウイルスがついた手で触れる等)です。
予防には、マスクの着用・うがい・手洗いも有効ではありますが、ムンプスウイルスは感染力がとても強いウイルスなので、積極的な予防には、予防接種(2回接種)が有効です。
予防接種を受ければ、万が一発症しても軽い症状で済みます。
子どもの時におたふく風邪になっていれば、うつらないはずです。
※稀に免疫ができていない場合があります。免疫があるかは、検査でわかります。
おたふく風邪の免疫があるかを調べる方法
おたふくかぜの原因である「ムンプスウイルス」の抗体価を血液検査で調べます。IgMとIgGという2種類ムンプスウイルスの抗体価を調べることでわかります。
検査は、内科や耳鼻科、小児科などの医療機関で受けられます。
疾患が疑われて検査する場合は、保険適用となりますが、それ以外の通常の検査であれば自費(保険適用外)で4000〜7000円程度かかります。
ウイルスの潜伏期間は、2~3週間です。
初期症状には、
などがあります。
おたふく風邪を発症すると、耳の周り・あごの下・舌の周りなどに腫れが生じます。高熱がでる人も多くいます。発熱は2〜3日程度、痛みのピークは腫れが出てから数日間となるでしょう。
※症状には個人差があり、熱がさほどでない場合や腫れが弱い人もいます。また、感染しても症状が現れない(不顕性感染)人も多く、30〜35%程度あるとされています。
合併症 |
合併症のリスク |
合併症がでる確率 |
髄膜炎 |
軽症であり、後遺症なく治癒することが多い。 |
10% |
難聴 |
永続的な聴覚障害となる。 |
0.1~0.25% |
脳炎 |
命を落とす。 |
0.02~0.3% |
膵炎 |
軽症か無症状であり、約 1 週間の経過で軽快する。 |
10% 以下 |
精巣炎 |
不妊につながる。 |
20~30% |
卵巣炎 |
不妊につながる。 |
7% |
「卵巣炎」とは、病原体が子宮経管から卵管に感染して炎症が起きる病気です。不妊症につながる恐れがあるため、該当症状がある場合は、すぐに婦人科を受診しましょう。
妊婦さんは特に注意!
妊娠早期で感染した場合、流産の危険性もあります。
免疫があるか検査した上で、免疫がない女性が妊娠を望んでいる場合は、予防接種を受けましょう。妊娠中におたふく風邪かもと思ったら、かかりつけ医を受診し、体調管理の指示や薬の処方を受けましょう。
すぐに回復した場合、不妊の原因となることは稀です。
しかし悪化させると不妊症の原因となる場合があります。
ただし、酸っぱいものは、唾液腺を刺激して痛みが出るので、避けてください。
それまでは、感染を拡大させる恐れがあるので、腫れがある時期は自宅で休養が望ましいです。
腫れが引いていれば、ウイルス排出は終わっているので、出社してもよいでしょう。念のため、マスクを着用し、手洗いを行いましょう。
男性:泌尿器科を受診
女性:婦人科を受診
妊婦:かかりつけの産婦人科に連絡して指示を仰ぐ
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