キスで口唇ヘルペスがうつるのはいつまで?
いつからうつらなくなる?
キスしてしまった時の対処法やうつらないための予防法は?
口唇ヘルペスのキスによる感染期間やうつらないための対処法について解説します。
監修者
経歴
鳥取大学医学部 卒業
たがしゅうオンラインクリニック院長
脳神経内科(認知症、パーキンソン病、ALSなどの神経難病)領域を専門とし、主として糖質制限食やストレスマネジメント指導を中心に内科疾患全般に対しての診療を行うオンライン総合診療医。また東洋医学会専門医でもあり、問診によって東洋医学的な病態を推察し、患者の状態に合わせた漢方薬をオンライン診療で選択する治療法も得意としている。
【時期】口唇ヘルペスが感染しやすいのはいつまで?
かさぶたがとれて皮膚が完全に再生するまではうつる確率が高い
口唇ヘルペスは水ぶくれがある状態の時が一番感染力が高く、その後かさぶたがはがれてその下の皮膚が完全に再生されて症状がおさまっていきます。水ぶくれの中には大量のウイルスが増殖しているため、その時期は一番感染する確率が高い時期。かさぶたがとれて皮膚が完全に再生された後から徐々に感染力が落ちるとされています。
ですが、かさぶたがとれたからといってすぐに感染力がゼロになるわけではなく、あくまで「感染力が低くなる」程度。 キスのような直接接触は、できればかさぶたがとれてからすぐではなく、その後様子を見て完全に皮膚が再生されて元通りになってからの方が望ましいです。
赤みや腫れ、水膨れがなくなってから7日~10日間程度が目安
一般的に、口唇ヘルペスの感染リスクは、赤みや腫れ、水膨れがなくなってから7日~10日間程度でかさぶたがとれて皮膚が完全に再生されてくることが多いです。 それまでは感染リスクが高いので、キスは控えるようにしましょう。
10日ほど経った後でも症状がおさまっていなければもちろん感染リスクは高いです。しっかりと感染対策を行い、直接接触を避けるようにして感染拡大を防止するように注意しましょう。
かさぶたが取れた直後はまだうつるかも。キスは控えて
口唇ヘルペスのウイルスは、かさぶたができた段階ではまだ感染能力を持っていることが多いです。そのため、まだ皮膚が再生しきっていない段階でかさぶたが取れてしまった場合などは感染力がまだ高い状態なので注意しましょう。
念のため、直接接触はかさぶたが取れてから7日~10日間ほどあけてからが望ましいです。
それでも感染リスクはゼロではないため、予防や対策をきちんとすることが大切です。
性器にも感染するので要注意
口唇ヘルペスと性器ヘルペスはどちらも単純ヘルペスウイルスの感染によりおこるため、口唇ヘルペスウイルスをもっている人の口が性器に触れた場合、性器ヘルペスに感染している可能性があるので注意が必要です。
口唇ヘルペスの疑いがある場合には、オーラルセックスなどは控えるようにしましょう。
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2024-08-09
口唇ヘルペスの疑いがある時にキスしてしまった!
すぐにうつる?
症状は出る?
口唇ヘルペスにならないための対処法は?
など、もしもの場合に口唇ヘルペスの症状を最小限に抑える方法を医師に聞きました。
キスしてしまった!口唇ヘルペスってうつる?
口唇ヘルペスは感染力が強い!キスで感染する
口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスによって起こる感染症です。このウイルスは感染力が強く、接触によって感染します。そのため、キスのような直接接触があると感染する確率が高くなります。
口唇ヘルペスは症状が出ている時でなくても唇にウイルスが潜伏していることがあるため、目に見える炎症などがなくても口唇ヘルペスに感染することがあります。 唇に違和感があるような程度の場合でも、できるだけキスなどの接触は避けるようにするのが望ましいです。
口唇ヘルペスは完治から10日後ぐらいまでうつる可能性がある
たとえ口唇ヘルペスによる赤みや腫れ、水疱などがおさまったとしても、約7日間~10日間程度は感染リスクが高いです。その後かさぶたが取れ皮膚が完全に作られてくると、ようやく感染するリスクが低くなってきます。
赤みや腫れがおさまり、水膨れがかさぶたになった段階で感染力は低くなりますが、完全にうつらないとは言えません。 しっかりかさぶたがとれ、皮膚が再生しきるまでキスなどの接触は控えるようにしましょう。
逆に、それより前にキスをしてしまった場合は感染している可能性があるので、早めの対処が必要!もしも症状が出現した場合には、ウイルスの活性化を抑える「抗ウイルス薬」などを使用するのもおすすめです。 (具体的な対処法は後述しています)
一緒に使ったタオルや食器などにも注意
ヘルペスウイルスは感染力が強く、キスのような直接接触以外にも、タオルや食器などを通じても感染する可能性が高いです。
感染者が使用したタオルで顔を拭いたり、飲み物を同じコップで飲んだ場合も要注意!ペットボトルの回し飲みなども控えましょう。 口唇ヘルペスに感染している可能性が高い人とは共有のアイテムを使用するのを避け、なるべく接触しないように徹底することが大切です。
【対処法】口唇ヘルペスの発症を防ぐ方法
今すぐ対処して!口唇ヘルペスは早めの対処が大事
口唇ヘルペスはウイルスによる感染症のため、症状をひどくしないためにはとにかくウイルスの増殖を抑えることが大切。対応が遅れれば遅れるほどウイルスが増殖し、腫れや赤みも増してしまいます。ウイルスの増殖を防ぐためには「抗ウイルス薬」を使用するのがいいでしょう。
口唇ヘルペスの人とキスしてしまった場合、すでにウイルスに感染してしまっている可能性があります。ウイルスに感染しても増殖・活性化しなければひどい症状は出ないことが多いので、焦らず対処していきましょう。
唇のかゆみ、ピリピリ、むずむずを見逃さないで!
口唇ヘルペスに感染すると、赤みや腫れが発症する前に唇のかゆみや、ピリピリ、むずむずした感じなど違和感を覚える前駆症状があります。これはウイルスが増殖し始めているサインなので、この段階でしっかりウイルスを抑えておくことが重要!その時点で治療をすればひどくならずに抑えられることもあります。
すでに赤みや腫れが出てきてしまっている場合でも、なるべく早くしっかりとウイルスをなくすことが口唇ヘルペスを早めに治すには必要不可欠。 市販の軟膏で炎症の拡大を抑えつつ、早めに病院を受診してウイルスを内側からしっかりやっつける薬をもらうようにしましょう。
違和感があったらすぐに「抗ウイルス」薬を塗ろう
唇にかゆみやピリピリ感を感じた場合、その段階で「抗ウイルス」薬を塗るのがおすすめ。ヘルペスウイルスの増殖を防ぐことで、症状の悪化を最小限に抑え、回復までも短縮することができます。
病院で対処してもらうのが望ましいですが、すぐに行けなければ市販のヘルペスウイルスの増殖を抑えられる抗ウイルス薬を使いましょう。ウイルスの増殖を抑え、症状を軽減する効果が期待できる成分が入っている塗り薬などがおすすめです。
病院では抗ウイルス薬の飲み薬を処方されることが多いですが、市販だと飲み薬がありません。悪化させないためにはできるだけ早めに病院を受診するのが望ましいですが、すぐにいけない場合には市販されている塗り薬を使うのもいいでしょう。
「アクシロビル」や「ビダラビン」の成分が入った薬を選ぼう
抗ウイルス作用がある成分「アクシロビル」や「ビダラビン」は、発症初期に使用することで水膨れやかゆみを早く治めることが期待できます。 この2つの有効成分のどちらかが入っている市販薬を選びましょう。
市販薬では「アラセナS」「アクチビア軟膏」がおすすめ
アラセナS
抗ウイルス成分「ビタラビン」が配合されているクリームです。 クリームタイプで伸びがよく、べたつきが少ないのが特徴。塗った後も目立ちにくいので、メイクの前や人と会う時にも使いやすいです。
アクチビア軟膏
抗ウイルス成分「アシクロビル」がヘルペスウイルスの増殖を抑えてくれます。 軟膏タイプなのでより患部に留まって保護してくれるので、痛みが強い方や寝る前などに使用する時におすすめです。
発症させないためには「免疫力」を高めよう
ヘルペスウイルスに感染しても、ウイルスが活性化しなければ口唇ヘルペスの症状は出ないことが多いです。ウイルスを活性化させないためには、なによりも免疫力を高めることが重要!免疫力が低下するとウイルスの活動が活発化しやすくなります。
免疫力を高めることで、体がウイルスに対して抵抗力を持つことができます。
免疫力を高めるには、
バランスのとれた食生活
十分な睡眠
ストレスを溜めない
日焼け予防
適度な運動
など、日常生活の中から心がけるようにしましょう。
特に女性はホルモンバランスの変動で免疫力が下がりがちなので注意
女性は月経周期などによって女性ホルモンのバランスが乱れて体調を崩しやすくなります。そのような場合には免疫力が低下して症状が出やすくなることが考えられます。
生理前は特に自律神経を整えて、免疫力を高めるように心がけましょう。
性器にも感染するので要注意
性器ヘルペスにもなる可能性があるから注意!
口唇ヘルペスと性器ヘルペスはどちらも単純ヘルペスウイルスの感染によりおこるため、口唇ヘルペスウイルスをもっている人の口が性器に触れた場合、性器ヘルペスに感染している可能性があるので注意が必要です。
口唇ヘルペスと同様、感染したからといってすぐに症状が出るとは限りません。性器ヘルペスの場合は感染すると下半身の神経節に留まり、潜伏します。 その後、免疫力が下がったりなど何かのきっかけで再活性化されて症状が出てきます。
もしも口唇ヘルペスの疑いがある場合には、オーラルセックスなどは控えるようにしましょう。
感染しても気づかないことも。違和感を見逃さないで
初めて感染した時はたいてい2~10日ほどで症状が出てきますが、症状が出ずにそのまま潜伏する事もあります。
発症する時は、性器や肛門周囲にかゆみや不快感、ピリピリとした違和感などを覚える前駆症状があるので、それを見逃さず早めの対処をすることで早期治癒に繋がります。
約60%の人は性器ヘルペスに感染していても気づかないと言われています。知らないうちに感染してしまい、家族にうつしてしまうことも考えられるので、感染の可能性を感じた時は共用のタオルを避ける、浴室の椅子には座らない、など気を付けるようにしましょう。
市販薬は口唇ヘルペスと同じ。サラっとしたものもおすすめ
口唇ヘルペスも性器ヘルペスも同じウイルスからくる症状なので、どちらもウイルスの活性化を抑える抗ウイルス薬を使います。
先述でおすすめしたアイテムに加えて、性器周りのべたつきが気になる方はさらにサラッっとしたタイプのクリームもおすすめですよ。
ヘルペシアクリーム
ベタベタしたり、テカテカしたりするのが苦手な方に向いているクリームタイプです。有効成分のアシクロビル配合。患部にピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布してください
この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けています。
【予防法】キスしたい…うつらないためにはどうすればいい?
キスは口唇ヘルペスに感染する一番の原因。なるべく控えて
口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスによって起こる感染症です。このウイルスは感染力が強く、接触によって感染します。そのため、キスのような直接接触があると感染する確率が高くなります。
口唇ヘルペスは症状が出ている時でなくても唇にウイルスが潜伏していることがあるため、目に見える炎症などがなくても口唇ヘルペスに感染することがあります。 もしも唇にピリピリするような違和感がある場合は、感染拡大防止のために誰かとキスをしたり、直接接触するのは控えましょう。
とにかく「免疫力」を高めておくことが大事!
口唇ヘルペスは侵入したウイルスが増殖・活性化して症状が出るため、予防には
- そもそもウイルスを侵入させない
- 侵入したウイルスを活性化・増殖させない
の2つが大事。それにはどちらも免疫力を高めておくことが大切です。
免疫力が高ければ、ウイルスと接触した時に侵入させないことにも繋がるし、もしウイルスが侵入したとしても活性化させずに潜伏させたまま症状が出ずに済むこともあります。
日ごろからストレスを溜めないように意識したり、免疫力が落ちている時は特に注意して生活するように心がけましょう。
免疫力を高める方法
免疫力を高めるには、
- バランスのとれた食生活
- 十分な睡眠
- ストレスを溜めない
- 日焼け予防
- 適度な運動
などを心がけるようにしましょう。
また、アルコールの過剰摂取や過労なども免疫力が下がる原因に。自分の身体をいたわりながら、日々の生活でストレスを溜めないことが大切です。
ビタミンC・ビタミンE・亜鉛を摂ることを意識しよう
ビタミンCやビタミンE、亜鉛には抗酸化作用があり、免疫機能をサポートしてくれるため積極的に摂るように心がけましょう。腸内環境を整えることも免疫力強化に役立ちますよ。
ビタミンCは柑橘類やパプリカ、ブロッコリーに多く含まれ、ビタミンEはアーモンドやひまわりの種、アボカドに豊富です。一方、亜鉛は牡蠣や牛肉、豆類から摂取できます。
口唇ヘルペスに感染しない・感染した場合に発症させないために、しっかり内側からも免疫力を高めていくことが大切ですよ。
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2022-09-13
食事で免疫力を上げたい!
おすすめの食べ物・飲み物は?
「免疫力を高める食べ物・飲み物」をお医者さんに聞きました。
おすすめのレシピやコンビニで商品を選ぶ際のポイントも紹介します。
免疫力を高める食べ物とは?4つの栄養素に注目!
身体の免疫機能を維持するためには、栄養バランスのとれた食事が大切です。
中でも、
タンパク質
ビタミン
ミネラル
食物繊維
を豊富に含む食べ物を積極的に食べるようにしましょう。
これらの栄養素には、免疫力にかかわる物質の材料になったり、免疫機能の増強をサポートしたりする働きがあります。
以下、それぞれの栄養素の働きと「おすすめの食べ物」を紹介するので、普段の食事にとり入れてみてくださいね。
おすすめ① タンパク質が豊富な食べ物
肉(豚レバー・鶏肉)
魚(うなぎ・いか)
卵(鶏卵)
大豆製品(豆腐・納豆)
乳製品(ヨーグルト・チーズ)
「タンパク質」は、病原体や異物が身体の内部に侵入した際に駆除する機能を持つ「免疫抗体」の材料となります。
そのため、免疫力を高めるために必要不可欠な栄養素と考えられています。
おすすめ➁ ビタミンが豊富な食べ物
野菜(ブロッコリー・カボチャ・パプリカ・ニンジン・玉ねぎ)
果物(バナナ・レモン・オレンジ)
これらのビタミン群には抗酸化作用(※)があり、基礎的な抵抗力強化につながります。
特に、ビタミンC・ビタミンEを多く含むブロッコリーはおすすめの食材です。
(※)抗酸化作用…身体の老化、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病をすすめてしまう「酸化」の働きを抑える作用のこと。
名称
各ビタミンの働き
ビタミンA
マクロファージ(細菌やウイルスを殺す細胞)の機能を増強させて、健康的な身体を作り、免疫力を高める
ビタミンB
ビタミンB1は体内の糖質の分解を促進し、ビタミンB2は身体の代謝全体を促進して細胞を活性化する
ビタミンC
白血球の機能を強化する
ビタミンE
血行を促進する
おすすめ③ ミネラルが豊富な食べ物
野菜(ブロッコリー・ほうれん草・ニンジン・オクラ・アボカド)
果物(イチゴ・キウイフルーツ)
ナッツ類(カシューナッツ)
卵(鶏卵)
乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)
ミネラルが豊富な食べ物も積極的に摂取しましょう。
「ミネラル(カルシウム・亜鉛・カリウムなど)」には、身体の調子を整える働きがあります。
特に、ミネラルの一つである「亜鉛」が不足すると、免疫力が下がりやすくなります。
おすすめ④ 食物繊維が豊富な食べ物
穀類(玄米・麦めし・とうもろこし)
野菜(キャベツ・白菜)
豆類(大豆・うずら豆・あずき)
食物繊維の豊富な食べ物も摂取するようにしてください。
食物繊維は、病原体を身体の内部から排除して腸内環境を整えてくれる働きがあります。
飲み物で選ぶならこれ!
緑茶
コーヒー
赤ワイン
カカオ
紅茶
ポリフェノールが含まれている飲み物がおすすめです。
ポリフェノールは、抗酸化作用があるため、免疫力を高めてくれます。
また、白血球の機能を高める作用があり、悪性腫瘍や感染症の予防にもつながります。
免疫力アップに!おすすめレシピ
鶏肉とパプリカのマリネ
カボチャのサンドイッチ
上記のメニューには、免疫力アップが期待できる食材が使われています。
どちらも手軽で食べやすいメニューなので、普段の食事にとり入れてみましょう。
おすすめメニュー① 鶏肉とパプリカのマリネ
鶏肉とパプリカ、カボチャを使ったマリネです。
鶏肉からは「タンパク質」、パプリカから「ビタミンC」、カボチャからは「ビタミンA・E」を摂取できます。
材料(2人分)
鶏むね肉1枚(約250g)
パプリカ(赤):1個
パプリカ(黄):1個
カボチャ:1/2個
新玉ねぎ:1個
―マリネ液
黒酢大さじ:4杯
はちみつ大さじ:2杯
しょうゆ大さじ:1杯
塩小さじ:1/2~1杯
オリーブオイル:大さじ4杯
作り方
すべての食材を一口大に切る。
鶏むね肉は薄切りにして、ゆでる。
あらかじめ混ぜ合わせておいたマリネ液に①と②の食材を和える。
マリネ料理に豊富に含まれているビタミンA・C・Eは、そのアルファベットの頭文字をとって「ACE」と呼ばれており、ビタミンの中でも特に重要な栄養素として、文字通りエース的な存在です。
さらに、良質なタンパク質とこれら3つのビタミン群を同時に摂取することで、抗酸化作用が強くなり、免疫力アップにつながると考えられています。
おすすめメニュー➁ カボチャのサンドイッチ
材料(2人分)
食パン(8枚切り):2枚
バター:適量
―(A)
サラダチキン:60g
カボチャ:200g
玉ねぎ:1/8個
キュウリ:1/2本
塩・こしょう:少々
酢:小さじ1
マヨネーズ:大さじ1
作り方
カボチャは2cm角くらいに切り、電子レンジで加熱(600wで約5分)する。
※加熱後も硬いようなら追加で加熱してください。
サラダチキンは細かく裂き、玉ねぎはみじん切りに、キュウリは薄切りにする。
(A)の具材をすべて混ぜ合わせる。
食パンは、オーブントースターで軽く色がつく程度まで焼く。焼いた後に表面に軽くバターを塗る。
(A)の具材をパンで挟む。
サラダチキンを利用することで、手軽にタンパク質を摂取できます。
一年中どこでも手に入る食材だけで作れるので、毎日の食事にとり入れやすいですよ。
コンビニではどんな食べ物・飲み物を選ぶべき?
手軽なコンビニ食で選ぶなら、
低脂質のヨーグルト
緑茶
紅茶
などがおすすめです。
ヨーグルトをはじめとする乳製品は、タンパク質の含有量が多く、カルシウムなどのミネラルも含まれています。脂肪分をとり過ぎないよう低脂質のものがいいでしょう。
注意!免疫力を低下させる食べ物&飲み物
砂糖を多く含む食品や飲料は、多くとり過ぎると免疫力を下げやすくなると考えられます。
砂糖を過剰に摂取すると、腸の中に悪玉菌が増えてしまい、免疫力を低下させる恐れがあります。
砂糖が多く使われている「甘いお菓子」や「炭酸飲料」は、食べ過ぎ・飲み過ぎに注意しましょう。
どうしても食べたい・飲みたいときは?
1日に食べる・飲む量を決めておきましょう。
厚生労働省と農林水産省が共同で策定した「食事バランスガイド」(※)によると、お菓子やジュースなどの嗜好飲料の1日の摂取量の目安は200kcalです。
商品の表示を確認して、摂取カロリーが多くなり過ぎないようにしましょう。
なお、冷え過ぎた飲み物を飲むと、胃腸に負担がかかってしまい、全身の血流が悪くなる恐れがあります。
冷やし過ぎず、なるべく常温に近い温度で飲むことをおすすめします。
「有酸素運動」もプラスして免疫力を高めよう
免疫機能の働きをアップさせるためには、
ウォーキング
ジョギング
サイクリング
ストレッチ
ヨガ
などの有酸素運動もおすすめです。
適度な有酸素運動は、筋肉や骨に刺激を与えるため、免疫系機能の改善が期待できます。
ただし、無理な運動をすると、かえってストレスになり、免疫細胞に悪影響を与える恐れがあります。
週に3~5回、1回30分程度を目安にとり組むとよいでしょう。
短期間に限定して行うのではなく、日々の習慣として継続していくことが重要なポイントです。
適度な運動は「ストレス解消」にもつながる!
適度な運動を習慣にすることは、ストレスの解消にもつながります。
ストレスの解消は、免疫低下を防ぐ上で重要です。
過剰なストレスは免疫細胞の機能を低下させ、風邪や肌荒れの原因になります。
▼参考
AquaClala HP:炭酸水にはどのような効果がある?おすすめの飲み方や注意点とともに解説
この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けています。
【対処法】もしもキスしてしまったら?うつった時にやるべきこと
今すぐ対処して!口唇ヘルペスは早めの対処が大事
口唇ヘルペスはウイルスによる感染症のため、症状をひどくしないためにはとにかくウイルスの増殖を抑えることが大切。対応が遅れれば遅れるほどウイルスが増殖し、腫れや赤みも増してしまいます。そのため、感染したと思ったら何よりもウイルスを増殖させないよう、まだウイルスが少ない段階でとにかく抑えることが重要!ウイルスの増殖を防ぐためには「抗ウイルス薬」を使用するのがいいでしょう。
本当は感染の疑いがある段階で病院へ行くのが望ましいですが、難しい場合は市販薬を使用するだけでも発症を遅らせることに繋がります。
感染=発症とは限らない。発症せずにすむ場合も
ヘルペスウイルスに感染したからといって、すぐに発症するわけではありません。ヘルペスウイルスは感染後、神経節に潜伏します。そのままウイルスが増殖・活性化しなければ症状が出ず、気が付かないこともあります。その後、免疫力が低下した時にウイルスが活性化し、症状が出てきます。
そのため、発症していないからといって感染していないとは限りません。 口唇ヘルペスウイルスはかなり感染力が強いので、発症している方とキスをした場合は注意が必要。 ウイルスが増殖する前に対処することが大事ですので、とにかくキスをした後、唇にピリピリ、むずむずとした違和感がないかをチェックしていてください。
口唇ヘルペスの予防には初動がとても大事!油断せず、対策をしっかり行うようにしましょう。
違和感があったらすぐに「抗ウイルス」薬を塗ろう
唇にかゆみやピリピリ感を感じた場合、その段階で「抗ウイルス」薬を塗るのがおすすめ。ヘルペスウイルスの増殖を防ぐことで、症状の悪化を最小限に抑え、回復までも短縮することができます。
病院で対処してもらうのが望ましいですが、すぐに行けなければ市販のヘルペスウイルスの増殖を抑えられる抗ウイルス薬を使いましょう。ウイルスの増殖を抑え、症状を軽減する効果が期待できる成分が入っている塗り薬などがおすすめです。
病院では抗ウイルス薬の飲み薬を処方されることが多いですが、市販だと飲み薬がありません。悪化させないためにはできるだけ早めに病院を受診するのが望ましいですが、すぐにいけない場合には市販されている塗り薬を使うのもいいでしょう。
「アクシロビル」や「ビダラビン」の成分が入った薬を選ぼう
抗ウイルス作用がある成分「アクシロビル」や「ビダラビン」は、発症初期に使用することで水膨れやかゆみを早く治めることが期待できます。 この2つの有効成分のどちらかが入っている市販薬を選びましょう。
市販薬では「アラセナS」「アクチビア軟膏」がおすすめ
アラセナS
抗ウイルス成分「ビタラビン」が配合されているクリームです。 クリームタイプで伸びがよく、べたつきが少ないのが特徴。塗った後も目立ちにくいので、メイクの前や人と会う時にも使いやすいです。
アクチビア軟膏
抗ウイルス成分「アシクロビル」がヘルペスウイルスの増殖を抑えてくれます。 軟膏タイプなのでより患部に留まって保護してくれるので、痛みが強い方や寝る前などに使用する時におすすめです。
この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けています。