虫歯だらけで「歯医者さんが怖い」克服する方法は？皆のアドバイスも

「虫歯だらけで治療をしなきゃ…」
「でも、歯医者さんが怖い…」

歯医者さんが怖い人へ、歯医者さんからアドバイスをいただきました。
また、歯医者さんが怖かった人にも「対策法」を聞いています。

痛みが不安な人は「痛みの少ない麻酔方法」も要チェックです。

監修者

歯科医

菊地 由利佳先生

経歴

歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。

歯医者さんが…怖い！

歯医者さん独特の匂いや歯科器具の音も苦手。
歯科医師に虫歯を放置したことを怒られそうなのも怖かった。
（40代女性）

何をされるのか分からず、痛みが不安です。
（30代女性）

優しい歯医者さん…どうやって見つけた？

グーグル検索で「優しい 歯医者」というキーワードで調べました。
（40代男性）

友達や人から聞いて「優しい先生だよ〜」とか「丁寧で親切だよ」と紹介してもらって行きました。
（50代女性）

口コミサイトをいくつも見ました。
星の数だけではなく、行った人のコメントを見て探しました。
（20代女性）

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「怖かったのでこんな対策をしました」皆からのアドバイス

「どんな計画で治療していくか」を教えてもらえただけでも、怖くなくなってきました。痛みに弱いようであれば、最初に伝えておくといいと思います。
（30代女性）

【体験談】お医者さんには、こう伝えました！

すごく緊張して、歯医者さんに事前に「痛がりなので優しくしてください」と言ったら、歯医者さんも「わかりました」と笑顔で言ってくれて安心しました。
（40代女性）

初めていく歯医者さんでは必ず「何が怖いか」を言います。
音が苦手ということと、できるだけ手短にしてほしいと伝えます。
（50代女性）

歯科衛生士さんや先生に「前に違う歯医者でされた嫌なこと（麻酔が効いていない状態で治療を始められた）」などを伝えて、そうならないようにしてもらっていました。
（20代女性）

「痛みが怖い人は歯医者さんに伝えよう」歯医者さんからのアドバイス

「治療や痛みに恐怖心がある」旨を、医師やスタッフに伝えましょう。
痛みや恐怖心を抑える治療法の提案ができたり、医師も配慮して治療を行えます。

受診時に、医師やスタッフに伝える方法としては、

• 受診時のアンケートに書く
• 医師、スタッフなどの問診時に伝える

などが行いやすいでしょう。
心配事は何でも伝えておいたほうが、医師やスタッフもすぐ対応してくれます。

「痛みの少ない治療」を重視している歯医者もある！

痛みのない治療を重要視している歯科医院もあります。
ホームページなどをチェックして探してみるのもおすすめです。

そのような歯医者は、痛みが出にくい機器・治療法を導入していることが多いです。
電話で「どのような対策をとっているか」などを聞いてみるのもいいでしょう。

「できるだけ痛くないように」歯医者さんで配慮してもらえること

歯科治療では麻酔を使用して、痛みを感じなくさせます。

また、麻酔注射の痛みを軽減できるよう

1. 表面麻酔
2. 電動麻酔器
3. カートリッジウォーマー

などを導入している歯医者もあります。

対策①　表面麻酔を使う

注射の前に表面麻酔液を塗り、歯茎の感覚を麻痺させて針を刺す痛みを感じにくくします。

対策②　電動麻酔器を使う

電動麻酔器を使ってゆっくりと麻酔を注入すると、注入時の痛みを感じにくくなります。

対策③　カートリッジウォーマーを使う

麻酔液が冷たいと、体温との温度差によって痛みを感じやすいです。
カートリッジウォーマーで、麻酔液を37度程度に温めておき、痛みの軽減を図ります。

歯医者が怖い人も「早めの受診」を心がけましょう

早めに受診することで、思っているより治療が楽に済むケースも多くあります。

一方で放置して悪化させてしまうと、治療に時間がかかるため、苦手な歯医者に何度も通うことになります。
歯周病の場合、重症化して「歯茎を切開する手術」が必要になる人もいます。

こんなときは歯医者で相談を

鏡で口の中をよくみて

• 歯の色が変わっている気がする
• 黒っぽい部分がある
• 歯に欠けている箇所がある
• 歯磨きの時に歯茎から出血した

などの症状が見らたら、早めに歯医者で受診しましょう。

また、治療後は定期検診を受け、虫歯・歯周病の進行をしっかりと防ぎましょう。

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