もくじ
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女性が泌尿器科を受診する場合、どんな検査をするの?
治療の内容は?
女性が泌尿器科に行く場合の「検査内容」を、お医者さんに聞きました。
検査費用の目安や治療方法についても紹介します。
泌尿器科での診療の様子を把握しておきたい女性は必読です。
荒牧内科
院長
荒牧 竜太郎先生
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業
女性が泌尿器科を受診した場合は、
などを行うことが多いです。
尿検査では、
などをチェックします。
膀胱炎・尿失禁(尿もれ)・骨盤性器脱・性病など、ほとんどの病気で行われる検査です。
等のチェックを行います。
尿検査と同じく、膀胱炎・尿失禁(尿もれ)・骨盤性器脱・性病などを調べる際に行われます。
等をチェックします。
尿失禁(尿もれ)・膀胱炎などの検査に使われます。
等をチェックします。
腎臓病・尿路結石などの検査に使われます。
ただし、「尿失禁」などが疑われる場合は、状態に応じて内診が必要になることもあります。
※医療機関によって診療の方針が異なることもあります。内診があるか知っておきたい場合は、事前に問い合わせてみることをおすすめします。
検査 |
費用の目安 |
尿検査 |
1,000円ほど |
血液検査 |
1,000円ほど |
超音波エコー検査 |
2,000円ほど |
レントゲン検査 |
700〜1,000円ほど |
病気の症状がある場合、上記の検査は全て保険適用となります。
※初受診では別途、診療費がかかります。
病気・症状 |
概要 |
尿失禁(尿もれ) |
自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまう状態 |
膀胱炎 |
細菌により膀胱内で炎症が起きている状態 |
過活動膀胱 |
膀胱が過敏になり、勝手に収縮してしまう状態。急に尿意をもよおしたり、何度もトイレに行きたくなったりする |
骨盤性器脱 |
膣から骨盤内の臓器が落ちてくる状態 |
GSM |
閉経後の女性ホルモンの低下により、陰部のかゆみ・尿もれ・頻尿などが起こっている状態 |
泌尿器科で行われる治療には、
などがあります。
病気の種類にもよりますが、基本的に治療に痛みを伴うことは少ないです。
などの際に行われます。
細菌が関わっている「膀胱炎」の場合は、抗菌薬の投与が行われます。
1~2日で痛みやつらさは緩和されますが、5日~1週間程度は治療を続ける必要があります。
「過活動膀胱」では、抗コリン薬という薬を使うことが多いです。
運動指導は、
などに効果があります。
「膀胱訓練」では、排尿の時間間隔を空けるようにする指導が行われ、「トイレを気にしない生活」に戻すことを目指します。
「骨盤底筋体操」は、カウンセリングとトレーニングの実践に加え、「今後のトレーニングの進め方」や「日常生活」についてアドバイスも行います。
「リングペッサリー」というドーナツ状のリングを膣の内部に入れて、臓器が出ないようにする治療です。
「骨盤性器脱」を起こしやすい人に行います。
加齢・肥満などによって筋力が衰えると、膣から臓器が落ちてくることがあります。
このような症状を「骨盤性器脱」といい、何度も繰り返し、戻らなくなったり、頻尿が起こったりして日常生活に支障をきたします。
膣内装具を使った治療は、主に手術を避けたい人・妊娠を希望する人に行われます。
治療の際には、カウンセリングや説明を行い、着脱法の練習・日常的なアドバイスなどを行います。
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
▼参考
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