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うんちをした後、少し熱が下がった…ということはありませんか?
など、熱とうんちの関係について医師に詳しく聞きました。
医療法人愛晋会中江病院
内視鏡治療センター
中路 幸之助先生
1991年に兵庫医科大学を卒業後、兵庫医科大学、獨協医科大学を経て、1998年医療法人協和会に所属。2003年から現在まで、医療法人愛晋会中江病院の内視鏡治療センターで臨床に従事している。
専門分野はカプセル内視鏡・消化器内視鏡・消化器病。
学会活動や論文執筆も積極的に行っており、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本消化器病学会専門医・指導医・学会評議員、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・学術評議員、日本消化管学会代議員・近畿支部幹事、日本カプセル内視鏡学会認定医・指導医・代議員を務めているほか、米国内科学会(ACP)の上席会員(Fellow)でもある。
イメージでは、ウイルスが排便によって外に出るため熱が下がると思われがちですが、実はそうではなく、排便と熱には直接的なかかわりはありません。
ですが、排便に限らず、排泄行為には体温を調節する役割があります。そのため、体内の不要な物質や老廃物が排泄によって外に出されることで、体内環境が整えられ、体温調節がされやすくなると考えられます。
加えて、発熱は免疫反応の一部で、体がウイルスや細菌と戦っているサイン。体温が上がることで、ウイルスが増殖しにくい環境を作り、免疫反応を助けています。
便通はこうした免疫反応に直接的にはかかわらないため、熱が下がることと排便は直接的な関係ないと考えられます。
老廃物や毒素による腸内環境の改善の他にも、排便をすることでおこる
なども熱が下がることに間接的にかかわることがあります。
便秘などで腸内に老廃物が蓄積していると、腸内で血流が滞り体が緊張状態になりやすいため、体温が高めになることがあります。
排便によって腸内の圧力が緩和され血流が正常に戻ることで、体温が一時的に低下することがあるかもしれません。
排便と熱の関係は大人と子どもで変わらないため、子どもだとしても排便をすることで風邪が解放に向かって熱が下がる、ということは考えづらいです。
ですが、子どもは感覚が敏感な分排便によって感じる変化を大きく感じられ、熱が下がったと感じやすいのです。
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