もくじ
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りんご病による顔や手足の発疹は、いつまで続くのでしょうか。
発疹は見た目にも気になりますし、かゆみもあればなおさら辛いですよね。
大人と子どもでは発疹の症状にも違いがありますので、詳しく解説していきます。
荒牧内科
院長
荒牧 竜太郎先生
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業
りんご病の発疹が消失するまでの期間は、大人の場合と子どもの場合で少し異なるケースが多いです。
パルボウイルス※に感染後、発疹が出現するまでの期間は2~4週間ほどです。
発疹が出現する1~2週間前くらいから、風邪やインフルエンザのような症状が現れます。
その後発疹が出現し、およそ1週間程度続くと考えられています。
子供より大人の方が重症化しやすく、症状が長期にわたって続く場合もあります。
※パルボウイルス…りんご病の原因となるウイルス
パルボウイルスに感染後(飛沫・接触感染)、約1週間の潜伏期間を経て、さらに約1週間経過後に顔(頬)に紅斑(発疹)が出現する等の症状や手足にレース状等の紅斑や発疹がみられます。
その後1~2週間程度で、徐々に発疹やかゆみ等の症状が消失していくと考えられています。
りんご病の症状が軽度の場合は、自然に回復するのを待ちます。
発疹を早く改善するための治療というよりは発疹によるかゆみがひどい場合等に、その症状を緩和させるために、かゆみ止めの軟膏や内服薬を処方される対症療法が行われるケースが多いです。
もともとアトピー性皮膚炎を抱えている方は、かゆみが強く出る場合があるので、早めに医療機関で相談することをおすすめします。
発疹がりんご病によるものなのか判断がつかない場合には、市販薬の使用は控えて、医療機関で処方された薬を使用することをおすすめします。
しかし、何らかの事情により市販薬を使用せざるを得ない場合には、出現している症状やりんご病が疑われること等を薬局で相談した上で購入するようにしてください。
皮膚の乾燥によるかゆみを抑えるという意味では、何も薬剤が入っていないワセリンを常備しておくと便利です。
病院でかゆみ止めを処方してもらったり、ローション等で保湿すると良いでしょう。
お風呂に入り、体を清潔に保つことは必要です。
しかし、長時間の入浴や熱い湯船に浸かる等により体温が上がると、発疹やかゆみが再発する可能性があります。
そのため、ぬるめのシャワーで体を洗い流す程度がおすすめです。
発疹が消失しても、日光に長時間当たる、長時間の運動、精神的ストレス、気温変化、熱いお風呂に入る等の皮膚刺激を受けることで再発する可能性があるため注意が必要です。
りんご病はウイルス感染症であるため、治療薬はなく対症療法が主体となります。
睡眠時間の確保、栄養バランスのよい食事、適度な運動を継続して行う等の規則正しい生活を心がけ、日頃から免疫力を維持できるようにしておくことが大切です。
<参考>
日本臨床皮膚科医会
http://www.jocd.org/disease/disease_16.html
公益財団法人母子衛生研究会
https://www.mcfh.or.jp/netsoudan/article.php?id=825
東京都子供医療ガイド
http://www.guide.metro.tokyo.jp/sick/ringo/index.html
伝染性紅斑とは 厚生労働省-戸山研究庁舎
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/443-5th-disease.html
伝染性紅斑について 横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/eiken/kansen-center/shikkan/ta/apple1.html
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