“女性ホルモンのバランス異常”で太る?更年期で体重増加が止まらない理由は?ダイエット方法も

更新日:2023-04-24 | 公開日:2022-08-26
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“女性ホルモンのバランス異常”で太る?更年期で体重増加が止まらない理由は?ダイエット方法も

最近太ってきたけど、女性ホルモンが影響してる?

「ホルモンバランスの乱れ」と「体重増加」の関係について、栄養士さんに聞いてみました。
ダイエットのポイントも紹介するので、上手に痩せたい人は必読です。

監修者
望月 理恵子 先生

株式会社Luce
管理栄養士

望月 理恵子先生

経歴

株式会社Luce代表/健康検定協会理事長、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活動をおこなっている。

女性ホルモンのバランス異常で「太る」?

「女性ホルモン」のバランスの乱れで太るって本当ですか?
女性
専門家女性

はい、本当です。
ホルモンバランスが乱れると、代謝が落ちて体に脂肪をため込みやすくなります。
また、食欲が増すことも太ってしまう原因の一つです。

女性ホルモンには、「エストロゲン」と「プロゲステロン」というホルモンがあります。
太りやすくなっている場合、プロゲステロン」が過剰に分泌されている状態が考えられます。

▼「エストロゲン」の作用

  • 満腹中枢を刺激して食欲を抑える
  • 脂肪の代謝を上げて、脂肪を減少させる

※過剰に分泌されると、内臓脂肪が増えます。

 

▼「プロゲステロン」の作用

  • 体に水分をため込み、むくみやすくなる
  • 脂肪がたまりやすくなる
  • 便秘が起きやすくなる

ホルモンバランスが乱れやすい人

  • 睡眠不足
  • ストレス過多
  • 不規則な生活習慣
  • 暴飲暴食
  • 欠食が多い
  • 無理なダイエットを行っている
  • 食べ物の好き嫌いが多い
  • 運動不足
専門家女性
上記の生活習慣や特徴に当てはまる人は、ホルモンバランスが乱れやすいです。

また、「春」や「秋」は女性ホルモンが乱れやすくなると考えられています。
春は新生活が始まるために疲労がたまりやすく、秋は夏の疲れが出てくる頃です。

きちんと睡眠や食事をとるなどして、疲れをためないように気をつけましょう。

ホルモンバランスが乱れると出る症状

  • 肩こり・頭痛がひどくなる
  • イライラする
  • 疲れやすい、だるいなどの症状が出る
  • 気分の浮き沈みが激しい

女性ホルモンのバランスが乱れている人は、上記のような症状が見られる場合があります。

「更年期に体重増加が止まらない」のはホルモンバランスのせい?

専門家女性

はい、その可能性があります。
更年期は、女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌が急激に減ったり、加齢に伴って基礎代謝量が落ちたりします。

その影響で“脂肪が燃焼されにくい状態”になると、体重増加が止まらなくなるケースもあります。

特に、

  • 運動不足
  • 脂質・糖質が多い食事をよく食べる

などに心当たりがある人は、更年期に太りやすいので要注意です。

ホルモンを味方につけて!ダイエット「4つのポイント」

  1. 1日20~30分程度の「有酸素運動」を継続する
  2. 「筋力トレーニング」を行う
  3. 3食しっかり食事をする
  4. 最低でも6~7時間は睡眠をとる

ポイント① 1日20~30分程度の有酸素運動

専門家女性

「ウォーキング」「ジョギング」など、軽く息が上がる程度の有酸素運動を行いましょう。

1日20〜30分程度、週2〜3回以上のペースで行うとよいです。

ダラダラ行うと、筋肉が刺激されず、体を引き締めることができないので注意しましょう。

ポイント② 筋力トレーニング

専門家女性

スクワットなどの筋肉を使うトレーニングを行いましょう。
週2〜3回程度のペースで行うとよいでしょう。

スクワットであれば、1セットに10回を、1日3セット程度が目安です。
TVを見ているときなど、空いている時間に行うのもよいでしょう。

※やりすぎるとストレスとなり、逆効果になるので注意してください。

ポイント③ 3食しっかり食べる

専門家女性

欠食せずに、3食しっかり食べましょう。
朝昼晩、毎日同じ時間に食べると、吸収にむらが出ず健康的な体を作ることができます。

ダイエット中は食べる量を減らしがちですが、栄養分が不足すると代謝が落ちるため、太りやすい体になってしまいます。

食事は「主食・主菜・副菜」を揃えよう

専門家女性
栄養をバランスよくとるために、毎食「主食・主菜・副菜」を食卓に並べるようにしましょう。和定食をイメージすると、栄養バランスが整いやすいです。

豚汁やお鍋などを上手に利用すると、手軽に「主菜」と「副菜」を一緒にとれるので、おすすめですよ。

ポイント④ 最低でも6~7時間は睡眠をとる

専門家女性
夜は部屋を暗くして、早めに寝るようにしてください。
最低でも6〜7時間は、睡眠時間を毎日確保できるようにしましょう。

十分な睡眠がとれていると、食欲をコントロールしやすくなります。

夜遅くまで、スマホやPCなどを見るのはNGです。
スマホやPCの光は、脳が昼と勘違いしてしまうため、眠りを妨げます。

ボディメイクは「無理なく行える」ことが大切

専門家女性
ダイエットはすぐに結果が出るものではないため、長期間継続する必要があります。
メニューに無理があると続かないため、最初のうちは運動量を軽めに設定するとよいでしょう。

何事もストレスは禁物です。
慣れてきたら、「運動量を増やす」など少しずつレベルアップさせていきましょう。

▼参考

大正製薬

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