病院の紹介状の有効期限はいつまで？もらった後どうする？紹介先に行かないとどうなる？

病院の紹介状の期限はいつまで？
紹介先の病院に行かないと期限切れになるの？

病院の紹介状の期限について、お医者さんに聞いてみました。

紹介状が届いてから診察までの流れや初診での持ち物もご紹介します。不安な人はチェックしておきましょう。

監修者

平塚共済病院　小田原銀座クリニック　久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院　小田原銀座クリニック　久野銀座クリニック

紹介状の有効期限はいつ？

病院の紹介状の有効期限はいつまででしょうか?

決まった期限はありませんが、病状が変わってしまうおそれもあるため、なるべく早めに紹介先の病院で受診しましょう。
1ヶ月～2ヶ月以内が目安となります。

紹介状をもらったら、どうすればいい？

上記の流れで診察・検査に進みます。

大学病院などは、新規の患者の予約が数ヶ月待ちとなっていることもあります。
紹介状があれば、症状や状態によって早めに受診することも可能な場合がありますので予約時には伝えるようにしましょう。

※紹介先の病院への連絡・予約は、紹介元の病院で手配してもらえるケースもあります。

初診に持っていくとよい持ち物リスト

初診時には、上記の5つを持っていくとよいでしょう。

紹介状は持っていくべき？

紹介状は必ず持っていきましょう。

紹介状は、「今までの治療や治療によって、どのような成果があったか」などが記載されているものです。
紹介状を持たずに受診すると、今までの経緯や治療内容など全て自身で伝える必要があります。また、その際に正しく伝えられないと、今までやって成果のなかった治療を再度受けてしまうリスクもあります。

紹介状は、紹介先の大きな病院で治療が進み、症状が安定してかかりつけ医に戻る場合や、通いやすい病院に転院したい場合も使われます。

スムーズに治療に移行するために、必ず持参するようにしてください。

紹介された病院の初診では、どんなことを聞かれる？

紹介状には、今までの医師から「申し送り（今までの治療の方針や経過など）」が記載されています。
ただし、現状は患者自身しかわからないことも多いので、今の体調や痛み、症状などを伝えるようにましょう。