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「差し歯が取れた…！再利用できる？」
差し歯が取れてしまった場合、再利用できることがあります。
保存方法などについて、歯医者さんに聞いてみました。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
再利用できると、その分費用も抑えられます。
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再利用できる |
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再利用できない |
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※新しく差し歯を作り直すことになっても、とれてしまった差し歯を治療中の仮歯として利用できることもあります。
取れた差し歯は、再利用する可能性もあるので、捨てず治療まで保管しておきましょう。
保管のためには
の3ステップを行なってください。
ジップのついているビニール袋だと落としてなくなることも少ないのでおすすめです。
反対に、ティッシュやハンカチなどに包んでおくと、無くしたり、破損したりすることもあるので避けましょう。
そのまま動くようになっていると、差し歯が壊れたり割れたりする可能性があります。
取れた差し歯を自分で元に戻そうとするのはやめてください。
というリスクがあります。
特に、眠っているときに無意識に飲み込んでしまうことがあります。
取れた差し歯の状態がよくても、自分で歯を差し込むのはやめましょう。しっかり保存して、治療日に歯医者に持ってきてください。
また、口の中は湿っているので、つけようと思っても装着できないままになり、口の中に接着剤が広がってしまうこともあります。
ずれた状態でつけてしまうと、元に戻すのに時間がかかる・つけてもすぐ外れることもあります。
さらに、差し歯の洗浄や消毒を行なわずに再装着してしまうと、虫歯や歯周病といった病気を引き起こしてしまうことがあります。
ポリグリップなどの“入れ歯用の接着剤”もダメ？
入れ歯用の接着剤は口腔内で使用できるものですが、差し歯を装着するために作られてはいないので、接着に使用をするのは絶対にやめてください。
また、入れ歯安定剤を使用したことで仮に差し歯がついたからといって、長期間その状態を続けると隙間から虫歯になることもあります。
長く放置しておくほど、削った歯の根っこの部分が虫歯になりやすいです。
虫歯が悪化して、抜歯になってしまうと、差し歯を戻すことはできなくなるだけではなるどころか、入れ歯やブリッチ治療が必要になることもあります。そうなると、その分余計な費用もかかってしまいます。
なるべく早く治療を受けて、差し歯を戻すようにしてください。
違う歯医者でも大丈夫？
かかりつけ医で治療ができない場合は、別の医療機関でも治療可能です。医療機関によっては、休日や夜間なども受け付けているところがありますので、まずは相談してみましょう。
また、歯科医師会では祭日、休日なども緊急診療を受け付けているところがあります。詳細はWEBサイトなどで確認してください。
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