もくじ
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「顎を動かすと耳の中で音がする…」
「ミシミシと鳴るけど、これって何?」
それは、“顎関節症”の可能性が高いです。
症状の特徴や対処法を詳しく解説します。
むかい歯科
歯科医
迎 和彦先生
平成2年 昭和大学歯学部卒 昭和大学第三歯科補綴学教室入局
平成8年 昭和大学第三歯科補綴学教室退職 同上特別研究生 都内歯科医院管理者(院長)勤務
平成15年 同上退職
平成16年 大田区大森にて「むかい歯科」開業
「顎関節症」は顎の関節や顎を動かす咀嚼筋に異常が起こることで発症します。
その原因として
などが挙げられます。
一時的な痛みであれば、セルフケアや生活習慣の改善によって治るケースもありますが、
といった場合は、歯科や歯科口腔外科など医療機関に行くことをおすすめします。
痛みが強い場合は、マッサージやストレッチを控えてください。
余計に悪化させてしまう可能性があります。
顎の筋肉をマッサージすることで、痛みを和らげたり、口を開けやすくしたりします。
筋肉のマッサージ
1日5分、2〜3回を目安に行ってください。
顎関節のストレッチを行うことで痛みを和らげたり、口を開けやすくしたりします。
顎関節のストレッチ
これを10回1セット、1日に5セット行いましょう。
顎関節や咀嚼筋への負担を減らすことで、症状が軽くなる場合があります。
日常生活のなかで、症状と関連している行動や癖を治しましょう。
負担を減らす方法
消炎鎮痛薬を飲み、痛みを和らげます。
症状にあわせて、薬の種類や服用方法を調整しながら、決まった期間・時間に薬を服用します。
といった方法があります。
といった方法があります。
マウスピースやスプリントと呼ばれるものを口に入れる治療法です。
寝ている間の歯ぎしりやくいしばり時の咀嚼筋の緊張を和らげたり、顎関節部への負荷を減らしたりできます。
よく使われる「スタビライゼーション型アプライアンス(マウスピース)」は、上顎や下顎の全ての歯を覆います。
また、顎関節症の痛みが慢性化するリスクがあります。
頭痛・肩こり・耳鳴りを引き起こす場合もあるので、顎を動かすと音がするときは、早めに病院へ相談しましょう。
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