ロキソニンの成分「ロキソプロフェン」が含まれている市販薬はどれ?成分と価格を徹底比較!

更新日:2023-04-04 | 公開日:2019-08-29
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ロキソニンの成分「ロキソプロフェン」が含まれている市販薬はどれ?成分と価格を徹底比較!

病院の処方でお薬を受け取る時、薬局・ドラッグストアでの市販薬の購入時にロキソニンと、ロキソプロフェンって名前が違うのに同じものなの?と疑問に思ったことがある方もいるかもしれません。今回は、ロキソニンとロキソプロフェンについて説明します。

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執筆者
竹中 孝行 先生

コトブキ調剤薬局 横須賀店
薬剤師

竹中 孝行先生

経歴

薬剤師。外資系製薬会社に勤務後、保険薬局勤務を経て、2012年株式会社バンブーを設立。薬局、介護、美容事業を運営。 一般の方に薬局・薬剤師のことをより知ってもらうことを目的に、2016年一般社団法人薬局支援協会を設立。

1.ロキソニンとロキソプロフェンについて

”ロキソプロフェン”とは、“ロキソニン”に含まれている主成分の名称になります。正式には、ロキソプロフェンナトリウム水和物になります。
同じものという考え方ではなく、商品の名前が“ロキソニン”であり、その主成分の名前が“ロキソプロフェンナトリウム水和物”となります。下記で説明しますが、商品名にロキソプロフェンと入っているお薬も多くあります。

2.ロキソプロフェンを含むお薬は他にもあるの?

ロキソプロフェンナトリウム水和物を主成分とするお薬は他にもあります。例えば、ジェネリック医薬品。ロキソニンのジェネリック医薬品として、ロキソプロフェンを成分とするお薬は多く存在しています。

ロキソプロフェンナトリウム錠60mg「●●(メーカー名)」であったり、名称にロキソプロフェンと入っていないジェネリック医薬品もあります。
 
※ジェネリック医薬品とは

先発品(新薬)の特許がきれたあと、他のメーカーが先発品(新薬)と同じ有効成分で効能・効果が原則同じで販売します。開発コストを抑えて開発できるため、先発品(新薬)より安くなります。

また、市販薬においても、ロキソプロフェンを主成分とするお薬として、ロキソニンSをはじめ、ロキソプロフェン錠「LS」、ロキソプロフェン錠「クニヒロ」、エキセドリンLOX、ユニペインLなどがあります。

これらは添加物等の違いは薬によってはありますが、ロキソニンと同じ成分を含むお薬として、同じ効果を期待することができます。
このように、その他のお薬にも、商品名と成分名というものが存在します。自分がよく知っている名前のお薬と少し違うと、違うお薬なんじゃないかと不安になることがあると思います。

不安だったので、お薬を飲まなかったという方も稀にいらっしゃいます。処方されたお薬はその時の症状に合わせて飲むべきですので、少しでも不安な場合には、医師、または薬剤師にお薬について確認するようにしましょう。
 

3.シーン別にロキソプロフェンを含む市販薬の選び方を説明

※ご紹介する市販薬が全てではありません。詳しくは店頭の薬剤師にご相談下さい。

3-1. 余分な成分はいらずシンプルに効果を期待したい

シンプルに、解熱鎮痛剤であるロキソプロフェンのみを含むお薬をお選び下さい。
(参考例)
・ロキソニンS / 第一三共
・エキセドリンLOX / ライオン

3-2. 胃への負担が心配

ロキソプロフェンの他に、胃粘膜を保護する、乾燥水酸化アルミニウムゲルや酸化マグネシウムなどの成分を含むお薬をお選び下さい。

(参考例)
・ロキソニンSプラス / 第一三共

3-3. 眠気を出したくない場合

鎮痛効果を高めるブロムワレリル尿素やアリルイソプロピルアセチル尿素等の鎮静剤が含まれていると人によって眠気を起こすことがあります。含まないお薬をお選び下さい。

(参考例)
・バファリンEX / ライオン ※胃にやさしい成分含有
・ユニペインL / 小林薬品工業

3-4. 同じ成分で低価格な市販薬

同じロキソプロフェンを含む市販薬でも、低価格なお薬があります。包装や広告費等のコストを抑えている、ドラッグストアのプライベートブランド等の理由で低価格になっていると考えられます。

(参考例)
・ロキソプロフェン錠「クニヒロ」/皇漢堂製薬株式会社

病院の処方でお薬を受け取る時、薬局・ドラッグストアでの市販薬の購入時にロキソニンと、ロキソプロフェンって名前が違うのに同じものなの?と疑問に思ったことがある方もいるかもしれません。今回は、ロキソニンとロキソプロフェンについて説明します。

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1.ロキソニンとロキソプロフェンについて

”ロキソプロフェン”とは、“ロキソニン”に含まれている主成分の名称になります。正式には、ロキソプロフェンナトリウム水和物になります。
同じものという考え方ではなく、商品の名前が“ロキソニン”であり、その主成分の名前が“ロキソプロフェンナトリウム水和物”となります。下記で説明しますが、商品名にロキソプロフェンと入っているお薬も多くあります。

2.ロキソプロフェンを含むお薬は他にもあるの?

ロキソプロフェンナトリウム水和物を主成分とするお薬は他にもあります。例えば、ジェネリック医薬品。ロキソニンのジェネリック医薬品として、ロキソプロフェンを成分とするお薬は多く存在しています。

ロキソプロフェンナトリウム錠60mg「●●(メーカー名)」であったり、名称にロキソプロフェンと入っていないジェネリック医薬品もあります。
 
※ジェネリック医薬品とは

先発品(新薬)の特許がきれたあと、他のメーカーが先発品(新薬)と同じ有効成分で効能・効果が原則同じで販売します。開発コストを抑えて開発できるため、先発品(新薬)より安くなります。

また、市販薬においても、ロキソプロフェンを主成分とするお薬として、ロキソニンSをはじめ、ロキソプロフェン錠「LS」、ロキソプロフェン錠「クニヒロ」、エキセドリンLOX、ユニペインLなどがあります。

これらは添加物等の違いは薬によってはありますが、ロキソニンと同じ成分を含むお薬として、同じ効果を期待することができます。
このように、その他のお薬にも、商品名と成分名というものが存在します。自分がよく知っている名前のお薬と少し違うと、違うお薬なんじゃないかと不安になることがあると思います。

不安だったので、お薬を飲まなかったという方も稀にいらっしゃいます。処方されたお薬はその時の症状に合わせて飲むべきですので、少しでも不安な場合には、医師、または薬剤師にお薬について確認するようにしましょう。
 

3.シーン別にロキソプロフェンを含む市販薬の選び方を説明

※ご紹介する市販薬が全てではありません。詳しくは店頭の薬剤師にご相談下さい。

3-1. 余分な成分はいらずシンプルに効果を期待したい

シンプルに、解熱鎮痛剤であるロキソプロフェンのみを含むお薬をお選び下さい。
(参考例)
・ロキソニンS / 第一三共
・エキセドリンLOX / ライオン

3-2. 胃への負担が心配

ロキソプロフェンの他に、胃粘膜を保護する、乾燥水酸化アルミニウムゲルや酸化マグネシウムなどの成分を含むお薬をお選び下さい。

(参考例)
・ロキソニンSプラス / 第一三共

3-3. 眠気を出したくない場合

鎮痛効果を高めるブロムワレリル尿素やアリルイソプロピルアセチル尿素等の鎮静剤が含まれていると人によって眠気を起こすことがあります。含まないお薬をお選び下さい。

(参考例)
・バファリンEX / ライオン ※胃にやさしい成分含有
・ユニペインL / 小林薬品工業

3-4. 同じ成分で低価格な市販薬

同じロキソプロフェンを含む市販薬でも、低価格なお薬があります。包装や広告費等のコストを抑えている、ドラッグストアのプライベートブランド等の理由で低価格になっていると考えられます。

(参考例)
・ロキソプロフェン錠「クニヒロ」/皇漢堂製薬株式会社
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