もくじ
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「最近太ってきて膝が痛い…」
体重が増えると、膝に負荷がかかり、衝撃を吸収する軟骨がすり減りやすくなります。
そうしていくうちに軟骨が失われ、膝の骨同士がぶつかるようになり、膝が痛くなります。
膝が痛い人のためのダイエット方法を栄養士さんに聞きました!
株式会社Luce
栄養士・食育栄養インストラクター
神原 李奈先生
株式会社Luce・健康検定協会 所属
CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。
もくじ
食生活を改善するための工夫
「食事を抜く」のは、ダイエットには逆効果です。
欠食はせず、1日3回食事をとるようにしましょう。
食事を抜くと、食間の間隔が長くなることから空腹感が強くなってしまい、間食や次の食事のボリュームアップにつながります。
食事の際には、主食・主菜・副菜を揃えるよう心がけましょう。イメージとしては、和定食です。
たんぱく質・食物繊維・ビタミン・ミネラルをバランスよくとることができ、健康的に痩せられます。
主菜は、肉・魚などのたんぱく質です。
たんぱく質は消化に時間がかかるため、腹持ちします。食間の空腹感を抑えられ、間食や次の食事のボリュームアップを防げます。
筋肉量・基礎代謝量の維持・増加につながり、太りにくい体になります。
副菜は、野菜や海藻などのおかずです。
食物繊維をしっかり摂ることで、糖質や脂質の吸収がゆるやかとなり、脂肪の蓄積を抑えられます。
バランスのよい食事を摂ることで、ビタミン・ミネラルの補給もできます。
ビタミンが不足してしまうと、糖質や脂質、たんぱく質を上手にエネルギーに変えることができず、脂肪として蓄積しやすくなります。
また、糖質を多く含むものをたくさん食べると、血糖値の急上昇が起こり、脂肪の蓄積につながります。「ご飯とラーメンのセット」など、主食ばかりを食べるのは避けましょう。
食事は、野菜のおかずや海藻スープから食べ始めましょう。
糖質の吸収がゆるやかになることで、インスリンというホルモンの過剰分泌を防ぐことができ、その結果脂肪の蓄積の予防となります。
脂質の吸収を抑えることで、余分な脂質を吸収せずに済みます。さらに、満足感を得ることで、食事量を抑えられ、食べ過ぎを防ぐことができます。
一口30回を目安によく噛んで食べましょう。
食事の時間は最低でも20〜30分以上はかけてください。
食事の時間をゆっくり確保しておきましょう。
調理の際は、よく噛めるように食材を小さく切りすぎないのがポイントです。
よく噛んで食べることで、脳の満腹中枢が刺激され、適度な満足感をえられ、食べすぎの予防につながります。
食欲抑制ホルモンであるレプチンが視床下部に伝わるのは、食事をはじめてからおよそ20〜30分後と言われています。
残念ながら、軟骨は一度失われると自己再生することはないため、軟骨のすりへりが生じていると、痛みが続くおそれがあります。
といった場合は治療が必要なので、病院で診てもらうことをおすすめします。
症状を放置していると、歩行が困難になるなど、日常生活に支障をきたすリスクがあります。
膝の痛みに関しては、整形外科を受診しましょう。
肥満については、内科で相談しましょう。