メタボを解消したい!腹囲を減らす3つの方法。食事・運動のコツ♪

更新日:2023-02-15 | 公開日:2021-09-01
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メタボを解消したい!腹囲を減らす3つの方法。食事・運動のコツ♪

「メタボを解消したい!」
「腹囲を1センチ減らすには何キロカロリー消費すればいいの?」

正しいダイエット方法を栄養士に伺いました。
無理せずご自身ペースで実践してみましょう。

監修者
神原 李奈 先生

株式会社Luce
栄養士・食育栄養インストラクター

神原 李奈先生

経歴

株式会社Luce・健康検定協会 所属
CA(客室乗務員)の仕事をきっかけに、健康と食の強い結びつきを実感し、食の世界に興味を持つ。大手料理教室の講師の経験を経て、栄養士を目指すことに。栄養士免許を取得後の現在は、現役CAとして世界中を飛び回りながら、栄養士として健康や食に関する情報を発信している。

メタボの腹囲を減らすためには、どうすればいいの?

専門家女性
腹囲を減らすために必要なのは「食生活の見直し」「運動」です。
適切な食生活と運動習慣を取り入れて、基礎代謝の他に1日あたり約240kcalのエネルギーを消費しましょう。

ただし、短期間で無理に摂取エネルギー量を減少させるのは危険です。
1ヵ月で体重の5%以内を目安に減量しましょう。

\腹囲を減らすための具体的なカロリーは?/

腹囲1cmの減少は、体重約1kgの減少に相当します。
体脂肪1kg減らすには、約7200kcalのエネルギーを減らす必要があります。

腹囲を減らす3つの方法

専門家女性

無理なく一日240kcalのエネルギーを減少させていくためには、

  1. バランスのよい食事を1日3回とる
  2. 適度な有酸素運動をする
  3. お酒を控える

といったことを行うとよいでしょう。

その① バランスのよい食事を1日3回とる

3食をバランスよく食べる

専門家女性
必要な栄養素を過不足なく摂ることで、代謝が促され、減量につながります。

反対に、朝食を抜いたり、食事の間隔が空きすぎたりすると、血糖値の上昇につながり、脂肪を蓄積しやすくなります。

食事で心がけたいポイント

  • 主食・主菜・副菜の揃った食事をする
  • 和定食(焼き魚・ごはん・味噌汁・サラダや煮物)のような献立を目指す
  • 野菜は1日に350g以上食べる
  • 毎食、サラダなど野菜が主材料の副菜を1皿以上食べる
  • 香辛料・ハーブ・減塩調味料・柑橘類・酢などの酸味を活用する
  • よく噛んで、ゆっくり食べる

その② 適度な運動習慣を身に着ける

ウォーキング

専門家女性
1日30~60分の有酸素運動(ウォーキング・ジョギング・水泳など)を週3日以上行いましょう。

メタボリックシンドロームの予防・改善には、深い内臓脂肪の減少に繋がる「有酸素運動」がおすすめです。
最初は無理のない範囲で行い、少しずつ運動量を増やしていくと良いでしょう。

筋トレも、筋肉量が増えることで、基礎代謝が上がり、消費エネルギー量の増加につながりますので、効果が期待できるでしょう。スクワットがおすすめです。

ただし、エネルギー消費量を増やし、余計に付いた脂肪をなくすためには、筋トレよりも有酸素性運動を優先的に行うのがよいでしょう。その上で、筋トレを組み合わせてください。

その③ お酒を控えめにする

お酒を減らす

専門家女性
成人男性では1日平均2ドリンク(純アルコールで20g)程度まで、女性はさらに少ない量にしましょう。
週に2日は休肝日を作ってください。

お酒を飲むと食欲が増すので、食べ過ぎを予防するためにもお酒は控えましょう。

お酒の種類 お酒の量 目安
ビール・発泡酒(5%) 500ml ロング缶1本
酎ハイ(7%) 360ml 350ml缶1本強
焼酎(25%) 50ml
日本酒(15%) 80ml 1合
ウイスキーなど(40%) 30ml シングル2杯
ワイン(12%) 100ml ワイングラス2杯弱

(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット 飲酒量の単位)

腹囲を減らすために「大事なポイント」

専門家女性
食事と運動を組み合わせて、無理のない方法で減量しましょう。
摂取するエネルギー量を極端に制限すると、代謝が下がり、痩せにくい体質となり、リバウンドにつながります。

また、急激に食事量を減らしたり無理な運動を始めたりすると、心身への負担が大きく、体調を崩すことがあります。
ご自身に合ったペースで、ダイエットをすすめましょう。

注意!肥満を悪化させるNG行動

  • 食べ過ぎ
  • 早食い
  • 脂質や糖質の過剰摂取
  • 夜遅い食事
  • ドレッシングや醤油などをたっぷりかける
  • 塩辛い漬け物をよく食べる

就寝2~3時間前以降の食事は控えましょう。
肥満を悪化させないよう、上記の行動を控えて生活しましょう。

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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。

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