欠けた歯の中が黒い…痛くないけど大丈夫?やってはいけない対処法も

更新日:2023-04-24 | 公開日:2021-12-28
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欠けた歯の中が黒い…痛くないけど大丈夫?やってはいけない対処法も

「歯が欠けたら中が黒い…なのに痛くない」
「これって大丈夫?」

欠けた歯が黒いけど、痛みがない場合に考えられる原因について、歯医者さんに聞いてみました。

歯が欠けたときに「やってはいけない対処法」や歯医者さんでの治療法なども解説します。

監修者
菊地 由利佳 先生


歯科医

菊地 由利佳先生

経歴

歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。

なぜ?歯が欠けたら「中が黒い!だけど痛くない…」

医師女性

欠けた歯が黒く、痛みがない場合、

  • 虫歯
  • 歯に神経がない

といったことが原因として考えられます。

原因 症状の特徴
虫歯
  • 歯が痛い
  • 歯にしみる
  • 欠けた部分が黒くなっている
  • 欠けた歯の中が黒くなっている
歯に神経がない
  • 痛みがない
  • 歯の一部分が黒い
  • 歯が黒ずんでいる

原因① 虫歯

医師女性
虫歯で歯が欠けてしまう原因としては、虫歯菌により歯のエナメル質が侵食されることが挙げられます。虫歯が進行してエナメル質が侵食されると、歯が次第に脆くなり欠けやすい状態になります。

また、虫歯が発生している部分が黒くなる場合もあります。
冷たいものを食べると歯にしみる、歯が痛い、歯に穴があいているといった症状があらわれます。

歯が欠けたときの対処法

医師女性
自分でできる一時的対処法としては、フッ素配合洗口液を使うとよいでしょう。手や舌で、欠けた部分に触れないようにしてください。
また、早めに歯医者を受診し、症状に合った治療を受けることをおすすめします。

歯が欠けた場合、自然治癒することがほぼない上に、欠けた部分から細菌等が侵入し、症状が悪化する可能性もあります。

原因② 歯に神経がない

医師女性
神経がない歯は、栄養分等が運ばれないため枯渇状態になっているケースが多く、とても脆くなっています。そのため、歯が欠けてしまう場合があります。

また神経がない歯は、年月を重ねる度に水分量が減少したり、虫歯を発生しやすくなったりするため、歯が黒くなる場合もあります。

神経を除去した歯は、金属製、セラミック製等の被せ物を装着するケースが多いです。
その被せ物と自然の歯の間にあるわずかな隙間や段差から細菌が侵入した場合、虫歯が発生しますが、神経がないため痛みを感じにくく、そのまま症状が悪化する場合があります。

歯が欠けたときの対処法

医師女性
特に症状が出現していない段階でも、早めに歯医者を受診して症状に合った治療を受けることをおすすめします。

欠けた部分から細菌等が侵入し、症状が悪化する可能性があるためです。

歯医者に行くまでは

  • 手や舌で触れない
  • 他の歯で力を掛けない
  • 硬い食べ物を摂らない

の3つを守りましょう。

歯が欠けたとき「やってはいけない対処法」

医師 NG

医師女性
歯が欠けた場合、そのまま放置することは絶対にやめてください。
歯が欠けた原因が虫歯だった場合、痛みがないからと放置すると、症状はどんどん悪化していきます。

早い段階で受診していれば、治療回数も少なく、痛みも少ない状態でスムーズに症状が改善します。

しかし、放置することにより、

  • 受診回数が増える
  • 痛みを伴う
  • 治療費が増える
  • 歯へのダメージが増える

等の状態に陥るリスクが高まります。

虫歯が原因ではない場合でも、歯が欠けたままにしておくと、他の健康な歯に悪影響を及ぼしたり、歯の噛み合わせに異常が生じたりする可能性があります。

また、自分で欠けた部分を接着することもNGです。細菌が侵入して症状が悪化する恐れがあります。

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歯が欠けても「歯みがきをしても大丈夫?」

医師女性
歯が欠けた場合は、早急に歯医者を受診することをおすすめしますが、どうしてもすぐに受診できない場合や、歯に痛みやしみる感じがなければ、歯磨きをしても問題ないでしょう。

欠けた部分は非常に脆くなっているため、ゴシゴシ強く磨かずに、注意深く優しく丁寧に磨くようにしてください。
痛みがある場合は、それ以上刺激しないように歯磨きは控えてください。

歯医者さんでの治療法

医師 治療

虫歯だった場合の治療

▼ほんの少しだけ歯が欠けた場合
欠けたを軽く削り、丸く滑らかにする処置を行い、歯科用プラスチックで補填します。(型取り不要)

▼大きく歯が欠けた場合
虫歯部分を除去し、歯冠修復を行います。

保険適用の場合、3,000~5,000円程度必要になるケースが多いです。
保険適用外の場合、6万円以上必要になるケースが多いです。
(セラミック、ジルコニア等の材質を使用した場合)

歯に神経がなかった場合の治療

黒くなっている部分を除去して被せ物を装着する治療を行います。
保険適用外ですが、ウォーキングブリーチ法というホワイトニングを選択することもできます。

ウォーキングブリーチとは
神経がなくなった歯を漂白する治療。

ウォーキングブリーチのデメリット

  • 経年劣化により多少色が戻る場合がある
  • 歯の中に入れた薬剤(漂白剤)の反応でガスが発生し、そのガスの圧力で歯根先端が圧迫されて痛みが出る、詰め物が取れる等が起こる場合がある

保険適用の場合、3,000~6,000円程度必要になるケースが多いです。
ただし、保険適用外の材質(セラミック、ジルコニア等)を使用した場合、6万円以上必要になるケースが多いです。

ウォーキングブリーチは、受診する歯医者により異なるが、目安としては、1~2本で2万円程度必要になるケースが多いです。

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