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※写真はイメージです。
風邪や、けがなどで病院にかかり「薬が必要」と診断されると、処方せんが発行されます。 その際は薬局で薬が調剤されます。 薬を受け取るとき、領収書と一緒に調剤明細書という内訳書が渡されます。 ※明細書は領収証の裏面に記載される場合もあります 支払い(一部負担金)がない場合は、この明細書だけ渡されます。 調剤明細書には、細かい内容が多く書かれています。 ですが、専門用語が使われているので、わかりにくいことが多いですよね。
病院で処方せんを受け取ったら、期日内(処方日を含め4日以内)に薬局へ提出すると薬を調剤してもらえます。 調剤薬局であればどこに処方せんを提出しても薬を調合してもらえますが、立地条件や薬局の規模で薬の値段に違いが出てきます。 そのようなことがあるのでしょうか。 例えば、病院の前にある薬局や病院の敷地内にある薬局には多くの患者さんが集まるので、調剤報酬の点数が引き下げられています。 逆に、地域に密着した薬局は、私たちの“かかりつけ薬局”になるケースが多くあります。 かかりつけ薬局をつくると、次のようなサービスを受けられます。
このようなサービスが加味されるので、調剤報酬に高い点数がつけられます。 これらが薬の値段の差に表れます。
「調剤技術料」には、下記の2つがあります。 ・調剤基本料:調剤業務に対して算定される基本料金 ・調剤料:薬の調剤に対して算定される技術料金 ※調剤基本料は薬局の規模などによって変わります 特別な技術を使って薬を調合すると、点数が加算されます。 例えば、薬を服用する時間ごとにまとめて一包化するような特別な調剤を行うと点数が加算されます。 基本料金とこれら調剤料を合算した料金が調剤技術料になります。
「薬学管理料」とは、次のような業務に算定される点数をいいます。
「薬剤料」とは、薬そのものの値段のことです。 薬には次の二つがあります。 ・先発医薬品 ・ジェネリック医薬品 ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許が切れた後に販売されるので、価格をリーズナブルに抑えることができる医薬品です。 医師が先発医薬品を指定しても、薬局でジェネリック医薬品に変更できる場合もあります。 先発医薬品と比べると、ジェネリック医薬品の料金は2〜7割ほどです。 ジェネリック医薬品だからといって、薬の効き目、作用などが先発医薬品に劣るわけではありません。 ジェネリック医薬品には、次のような特徴や工夫が見られます。 ・先発医薬品と同じ有効性 ・飲みやすく小さくしてある ・苦みを抑えるコーティングを施してあるなど 負担額は多少割高になりますが、できればかかりつけ薬局とかかりつけ薬剤師を決め、薬のことを何でも質問、相談してみましょう。 ここなら信頼できる、と思える薬局を見つけてください。 普段、なんとなく目にしている明細書ですが、今回紹介している例を参考に、日頃からチェックしてみるのも良いでしょう。