銀歯からセラミックにする費用|治療の流れ・メリット&デメリットについても

更新日:2023-08-30 | 公開日:2022-01-21
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銀歯からセラミックにする費用|治療の流れ・メリット&デメリットについても

「銀歯からセラミックに替えたい…」
「費用や治療はどんな感じ?」

銀歯からセラミックにする場合の費用目安を、歯医者さんに聞いてみました。
セラミックの種類ごとに、寿命や特徴を解説します。

監修者
菊地 由利佳 先生


歯科医

菊地 由利佳先生

経歴

歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。

銀歯からセラミックにする「費用」

医師女性
セラミックは自費治療になり、1本あたり50,000〜220,000円かかります。

また、セラミックそのものの費用とは別に、

  • 歯のシミュレーション
  • 歯や歯茎の神経治療
  • 仮歯・調整
  • 土台や土台除去
  • 歯科技工士の立合い

などの費用がかかります。

<セラミックの材質ごとの値段一覧表>

セラミックの材質

費用

寿命

特徴(どういう人におすすめか)

ジルコニアボンドクラウン

110,000円〜220,000円

10〜15年

  • 噛み合わせの力の強い人
  • 金属アレルギーの人
  • 見た目を重要視する人

オールセラミッククラウン

88,000円〜165,000円

8〜10年

  • 金属アレルギーの人

ジルコニアクラウン

55,000円〜110,000円

15〜20年

  • 噛み合わせの力の強い人
  • 金属アレルギーの人

ジルコニアステインクラウン

55,000円〜110,000円

15年

  • 噛み合わせの力の強い人
  • 金属アレルギーの人

メタルボンドクラウン

88,000円〜165,000円

8〜10年

  • 噛み合わせの力の強い人
  • 金属アレルギーではない人

保険適用には、どうしてもならない?

医師女性
セラミックとプラスチックを混ぜた「CADCAM冠」という被せ物であれば、白い見た目で保険適用になります。

「CADCAM冠」が適用するケース

前歯から第一大臼歯までの治療が対象となります。

また、第一大臼歯を治療する場合は上下左右4本とも第二大臼歯があり、かみ合わせが安定しているという条件があります。

 

ただし、治療が美容目的の場合は保険適用外です。

銀歯とセラミックの比較表

 

費用

寿命

メリット

デメリット

銀歯

約3,000円〜8,000円

2〜5年

  • 強度が強い
  • 保険適用となるため、安い
  • 金属アレルギーの人は使用不可
  • 肩こり、頭痛を招くリスクがある
  • 見た目が目立つ
  • プラークがつきやすく、虫歯のリスクが高くなる
  • 歯に透明感がない
  • 歯茎の変色を起こしやすい

セラミック

5万5000円~22万円

8〜20年

  • 金属アレルギーの人にも使える
  • 見た目が綺麗で、口の中で目立たない
  • プラークがつきにくく、虫歯になりにくい
  • 歯に自然な透明感がある
  • 歯茎の変色を起こしにくい
  • 金属よりも強度が弱い
  • 自由診療となるため、費用が高い

 

歯医者さんが「銀歯よりもセラミック」をおすすめする理由

医師女性
セラミックは、見た目の美しさはもちろん、虫歯になりづらいという点もおすすめする理由です。
また、銀歯のような「ガルバニー電流」がないため、体へのメリットもあると言えます。

銀歯で発生する「ガルバニー電流」って何?

異なる金属の接触で発生する、微弱な電流です。

口内は電気を伝えやすく、一種類の金属でも発生します。

 

脳は電気信号で体をコントロールしています。

そのため、ガルバニー電流が「自律神経の乱れ」を引き起こし、

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 不眠
  • イライラ

といった症状の原因にもなると考えられています。

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銀歯からセラミックにするデメリットはないの?

医師女性

銀歯からセラミックにするデメリットには、

  • 費用が高額
  • 強度が落ちるため、割れる可能性がある

などがあります。

セラミックをおすすめできない人

  • 食いしばりや歯ぎしりの癖がある人(自覚している人)
  • よく歯が欠ける人
  • 詰め物が外れやすい人
  • 虫歯はないのにもかかわらず、歯がしみやすい人
  • 歯がぐらついている人

など

銀歯からセラミックにする「治療の流れ」

  1. 変更する歯の状態を確認する
  2. 必要に応じて、虫歯治療を行う
  3. セラミックを入れるための型取りをする
  4. 歯を削る
  5. 接着する

なぜ、歯を削らないといけないの?

医師女性
セラミックは銀歯ほど強度が無く割れやすいです。
オールセラミックにする場合は、セラミック自体の厚みが必要になるため、土台となる歯を削ることになります。

治療の通院回数はどれくらい?

医師女性
虫歯がなければ2〜3回です。

虫歯があれば、「虫歯治療」を行う必要があり、

  • 小さな虫歯の場合…虫歯治療1回+2~3回程度(計3~4回程度)
  • 大きな虫歯の場合…虫歯治療4〜6回+2〜3回程度(計6~9回程度)

の通院が必要になります。

予約時に、「歯医者さんに伝えておくとよいこと」

医師女性

予約の際に、

  • 銀歯からセラミックに変更したい旨
  • 変更したい歯の位置
  • 金属アレルギーの有無

などを事前に伝えておくとよいでしょう。

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