もくじ
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「歯が黒く色素沈着している…」
「これは何?大丈夫?」
歯の“黒い”色素沈着の正体や、自分で落とす方法について、歯医者さんに聞きました。
「虫歯」と「色素沈着」の見分け方や、歯科での治療法なども併せて解説します。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
は、ヤニがどんどん付着して歯の色素沈着が黒く変色していきます。
など
タバコに含まれる「タール(ヤニ)」という成分は、黒に近い茶色をしているため、歯に付着すると、歯が黒くなります。
その他にもタールは、ネバネバとしており、このネバネバが歯に着くと、接着剤のように食べかす等を吸い付けてしまうため、黒くなりやすくなります。
ただし、力強くゴシゴシと歯磨きをしてしまうと、歯の表面に傷がついてしまうため、注意が必要です。
また、これ以上悪化させないためには、色素沈着するものを控えたり、色素沈着する食べ物を食べた後はすぐに歯磨きをするようにしましょう。
色素沈着 |
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虫歯 |
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“痛くない”黒い虫歯は神経が死んでいるサイン
治療の際に神経を抜いてしまったり、神経が死んでしまい痛みを感じなくなっている場合でも、虫歯菌は生きているため虫歯は進行しています。
このまま治療しないでいると、歯を失う可能性も高くなります。
歯医者さんで受けられる色素沈着を落とす治療には
があります。
治療法 |
費用の目安 |
PMTC |
8,000〜15,000円前後 |
ホームホワイトニング |
25,000〜50,000円前後 |
オフィスホワイトニング |
10,000〜70,000円前後 |
デュアルホワイトニング |
50,000〜100,000円前後 |
セラミック治療 |
30,000〜80,000円前後 |
専用の器具や薬剤を使用して、歯磨きでは落とすことの出来ない場所の歯石やプラーク、色素沈着まで落とします。
この治療法には、一般的に5,000〜15,000円前後の費用がかかります。
歯周病等の治療を目的とする場合は保険適用ですが、それ以外は保険適用外となります。
治療は、1回で終了します。
しかし、綺麗な歯を保つため3ヶ月に1度受診をして定期的に治療をすることをお勧めします。
専用の薬剤をマウスピースに入れて、1日1〜2時間装着をし、歯を漂白する方法です。
この治療法には、一般的に25,000〜50,000円前後の費用がかかります。
保険適用外となります。
歯の状態によりますが、通院は1〜2回程度で、治療期間は数ヶ月です。
この治療法には、一般的に25,000〜50,000円前後の費用がかかります。
保険適用外となります。
1回で完了する場合もあります。
漂白効果度合いにより期間はそれぞれです。
この治療法には、一般的に30,000〜80,000円前後の費用がかかります。
保険適用外になります。
3〜4回通院し、治療回数は最短で1ヶ月程度となります。
医療機関で治療を行いながら、マウスピースを使用して自宅でも行いながら歯を漂白していきます。
この治療法には、一般的に50,000〜100,000円前後の費用がかかります。
保険適用外となります。
数回通院を行い、1〜3ヶ月程度で完了となります。
思わぬ歯の病気が見つかることも
歯医者を受診すると、色素沈着以外にも虫歯や歯周病など色々な歯の病気が見つかる場合があります。
定期的に医療機関を受診して、歯のケアを行うことで早期発見につながります。
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