もくじ
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腕を後ろに回すと二の腕が痛む…なぜ?
考えられる原因を、お医者さんに聞いてみました。
症状に応じた適切な対処法や、病院に行く目安も紹介します。
フェリシティークリニック名古屋
医学博士
河合 隆志先生
’97慶應義塾大学理工学部卒業
’99同大学院修士課程修了
’06東京医科大学医学部卒業
’06三楽病院臨床研修医
’08三楽病院整形外科他勤務
’12東京医科歯科大学大学院博士課程修了
’13愛知医科大学学際的痛みセンター勤務
’15米国ペインマネジメント&アンチエイジングセンター他研修
’16フェリシティークリニック名古屋 開設
もくじ
二の腕の痛みのほかに、
等の症状を伴うこともあります。
などの軽い運動を、15~30分に1回行いましょう。
以下、おすすめのストレッチを2つ紹介します。
※二の腕の痛みの原因が、後述する「整形外科系の病気」の可能性もあるため、痛みが出る場合は無理に行わないでください。
①~⑤を1回20秒、3セットを目安に行いましょう。
上記を行ったら、手のひらを反対に裏返して、外側を伸ばすストレッチも行ってください。
ストレッチを行うのに決まった時間やタイミングはないため、仕事や勉強の合間などのスキマ時間に行うとよいでしょう。
腕を後ろに回すと二の腕に痛みが出る場合、
など、整形外科系の病気の可能性もあります。
「肩をあげる」「腕を後方に回す」「肘を伸ばした状態で荷物を持ち上げる」などの動作で、痛みが生じるのが特徴です。
上腕二頭筋長頭腱炎になりやすい人の特徴
上記に該当する人は、上腕二頭筋長頭腱炎になりやすいです。
なお、腱の炎症が原因ではなく、実は「腱が断裂していた」というケースもあるため、一度「整形外科」を受診することをおすすめします。
腕・肩・肩甲骨周辺の痛み・しびれが現れ、前腕から小指にかけて、ピリピリするような感覚障害を伴う場合があります。
胸郭出口症候群になりやすい人の特徴
上記に該当する人は、胸部出口症候群を発症しやすいと考えられます。
このほか、下記のセルフケアで、症状が改善するケースもあります。
胸郭出口症候群のセルフケア方法
ただし、上記のセルフケアを実践しても改善が見られない場合は、一度「整形外科」を受診しましょう。
「腕を上げるとき」「運動時や夜間」に痛みを生じ、腕の力が入りにくいという症状が出る場合があります。
なお、腕を上げることができないほどの強い痛みは、腱板が完全断裂しているおそれがあります。
肩腱板損傷になりやすい人の特徴
上記に該当する人は、肩腱板損傷を発症しやすいと考えられます。
また、転倒時のケガで発症することもあります。
しかし、肩腱板が完全断裂している恐れもあるので、痛みが強い場合は、病院での治療が必要です。
「整形外科」の受診をおすすめします。
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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