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「歯ぎしりすり減った歯は、治療できる?」
「保険適用になるのかも気になる…」
歯ぎしりすり減った歯の治療について、歯医者さんに聞いてみました。
すり減った歯の修復の方法や費用目安などについても詳しく解説します。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
もくじ
残念ながら、自然に再生することはありません。
「奥歯か前歯か」で治療は異なるの?
基本的には同じ治療が行われますが、“すり減っている量や程度”によっては治療方法が異なります。
抜歯をした後は、
などが検討されます。
すり減った歯の修復には、
などの治療法があります。
治療法 |
治療内容 |
費用目安(保険適用/保険適用外) |
コンポジットレジン |
歯の削れてしまった部分をコンポジットレジンという詰め物で修復する治療法です。 |
1本あたり1,000円程度(保険適用) |
ジルコニアクラウン |
歯を削って、被せ物で修復する治療法です。 |
1本あたり40,000円程度(保険適用外) |
これは歯の表面層が削れて、歯の内側層の象牙質が露出し、知覚過敏を起こしている状態の歯に行います。
▼メリット
1日で治療が終わり、何度も通院する必要がありません。
▼デメリット
コンポジットレジンは強度が弱い素材のため、使用範囲が広いと割れたり欠けたりすることがあります。
ただし、歯の本数や部位によっても費用は異なります。
これは、詰め物では修復不可能な状態の歯に行います。
▼メリット
耐久性が高い素材で、汚れがつきにくく、臭いもしないです。
また、金属不使用のため金属アレルギーの方でも安心です。
▼デメリット
色が単色なため、天然の歯のようなグラデーションを表現することは難しいです。
自費での治療となるため、費用が高いです。
すり減った歯の治療が遅れると、
などを引き起こすリスクがあります。
これらのトラブルの悪化を防ぐには、歯医者で早めに治療を開始することが大切です。
歯の表面のエナメル質がすり減ると細菌が侵入しやすくなるため、虫歯の原因となります。
虫歯が神経まで進行すると、歯が強く痛むようになり、治療を受けないと歯を失ってしまいます。
歯の表面のエナメル質がすり減ることで、「象牙質(歯の内側層)」が露出し、知覚過敏を生じるリスクがあります。
知覚過敏になると、冷たいもの、熱いもので歯が痛むようになります。
重症化して神経を抜く治療が必要になる人もいるため、気をつけたい症状です。
などを行うことで、歯ぎしりの改善が期待できます。
上下の歯が接触していることに気付いたら、意識的に歯を離すようにしましょう。
特に集中していると歯ぎしりしやすいので、「歯を離す」とメモした付箋をパソコンの画面に貼るのも良いでしょう。
など、ご自身に合った方法でストレスを発散させましょう。
歯ぎしりをやめたい!~歯医者で受けられる治療法~
これは歯ぎしりの根本的治療ではなく、歯の負担軽減のための治療法です。
マウスピースは、患者さんの歯型を取り製作します。通常は硬いアクリル樹脂です。
▼メリット
▼デメリット
保険適用の中でもマウスピースにはいくつか種類があるため、タイプによって値段が変わります。
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