【体験談アリ】30代が「大腸ガン」に気づいたキッカケ|初期症状や危険な症状も

更新日:2022-12-06 | 公開日:2022-08-31
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【体験談アリ】30代が「大腸ガン」に気づいたキッカケ|初期症状や危険な症状も

「30代でも大腸ガンになる」と聞いて心配…。
早めにガンに気づくためにはどうすればいい?

「大腸ガンに気づくキッカケ」として多いケースを、お医者さんに聞きました。
要注意の症状についても解説するので、心当たりがある人は早めに病院を受診しましょう。

監修者
岡村 信良 先生

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック
内科医

岡村 信良先生

経歴

平塚共済病院 小田原銀座クリニック 久野銀座クリニック

【体験談】30代が大腸ガンに気づいたキッカケ

女性
元々普段の便通に問題がなかったのに、突然便のニオイがおかしくなったことがキッカケです。(30代女性)
男性

何となくお腹に違和感があり、ある日便の色が普通と違うと気づいたものの、放っていました。TVでガンについての番組を観て、血便だったと気がつきました。(50代男性)

男性
便のキレが悪くなって少し力むと肛門の辺りが痛むようになったことや、便秘と下痢を繰り返すようになったことで、おかしいと気がつきました。(40代男性)

「大腸ガン」に気づいたよくあるキッカケ

医師男性
大腸ガンに気づいたキッカケで最も多いのは、健康診断の「便潜血検査」(検便)で陽性と判定されたときです。

その他、次のキッカケで大腸がんが見つかることもあります。

  • 大腸の定期検診(人間ドック)
  • 他の病気の検査時
  • 腸閉塞を発症したとき
  • 血便で受診したとき
  • 貧血で受診したとき
  • 腹痛で受診したとき

大腸ガンの初期症状は?

医師男性
大腸ガンは、初期の段階では自覚症状がほとんど現れません。
ただし病気が進行すると、以下のような症状が出てくることがあります。
  • 便に血が混ざっている(血便)
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 便秘がどんどん悪化している
  • 排便してもまだ残っているように感じる
  • 腹痛が続いている
  • 腹部の張り感(膨満感)
  • 便が細くなった
  • 吐き気・嘔吐がある
  • 食べているのに体重が減る

大腸ガンは、早期発見できれば治癒率が高い疾患であると考えられています
そのため、自覚症状がなくても、定期的に検査を受けることをおすすめします。

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大腸ガンになりやすい人の特徴

  • 40~50歳以上の中高年世代
  • 肥満(体脂肪過多・メタボリックシンドローム)
  • 肉(赤身肉)の過剰摂取
  • 加工肉(ソーセージ・ベーコン)の過剰摂取
  • 炭水化物(糖質)・砂糖・塩分を多く含む食品の過剰摂取
  • 脂肪分を多く含む食品の過剰摂取
  • アルコールの過剰摂取
  • 喫煙者
  • 運動不足
  • 家族や近親者が大腸ガンを患っている(遺伝的要因)
医師男性
大腸ガンは、「食生活」などの習慣が大きく影響すると考えられています。

また、遺伝的要因によって大腸ガンを発症するリスクが高まることもあるため、家族や近親者に大腸ガンになったことがある人も注意が必要です。

【手遅れになる前に】こんな症状が出たら病院へ!

  • 血便
  • 便に黒っぽい色の血が混ざっている
  • 便が細くなってきた
  • 便意を感じても便が出ない
  • 毎日の排便が滞るようになり、便秘・下痢を繰り返すようになった
  • 腹部に触れてわかるほどの「しこり」が発生している(痛みを伴う)
  • 下血(肛門からの出血)
  • 食べているのに体重が減っていく
  • 体がむくんでくる
  • めまい・立ちくらみ
  • 吐き気・嘔吐
医師男性
上記のような症状が出ている場合は、大腸ガンの進行が疑われます。

放置していると、ガン細胞が肺や肝臓に拡がるなど、命に関わるような状態に陥るリスクが高くなります。
症状に心当たりがあるときは、すぐに病院を受診しましょう。

病院は何科を受診すればいい?

医師男性
少しでも気になる症状がある人は、「消化器内科」で受診しましょう。

大腸ガンは自覚症状がほとんどなく、気がついたときには進行しているケースも少なくありません。
症状が特にない場合でも、定期的に検査を受けることをおすすめします。

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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。

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