もくじ
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「銀歯が取れて一週間放置…これって大丈夫?」
「歯医者さんに行くべき?」
銀歯が取れてから一週間放置しても大丈夫なのか、歯医者さんに聞いてみました。
放置で生じるリスクも詳しく解説します。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
銀歯を無くさないように保管して、できるだけ早く歯医者に行きましょう。
銀歯が取れた部分が黒いのはなぜ?
銀歯が取れた部分が黒くなっているのは、虫歯以外にも銀歯の成分が溶けだして黒くなっている可能性が考えられます。
銀歯が取れたままを放置すると、
などのリスクにつながります。
銀歯が取れてしまうと、歯の高さが合わなくなって噛み合わせが悪くなることがあります。
噛み合わせが悪くなると、顎の痛みなど、顎関節症の発症を招く場合もあります。
削った部分が露出しているため、歯が割れたり、欠けたりしやすいです。
歯ぎしりによって歯が欠けてしまうこともあります。
銀歯が取れた部分は神経が近いため、痛みのせいで丁寧に歯磨きできなくなるリスクがあります。
その結果、露出した部分や周囲に歯垢が溜まり、虫歯・歯周病の進行を招いてしまいます。
銀歯が取れた部分は、ダメージを受けやすい状態なので、特に注意が必要です。
銀歯が取れてから3日以上経つと、歯と歯の隙間に隣り合った歯が移動してきてしまい、元の銀歯が入らなくなる場合があります。
そうなると、銀歯の作り直しが必要になるケースが多いです。
可能な限り、銀歯をつけてもらった歯医者で治療を受けましょう。
銀歯をつけた歯医者には、これまでの治療の情報が残っているため、対応がスムーズに進みやすいです。
どうしても同じ歯医者に行けない場合は、違う歯医者でも大丈夫です。
今までの治療に関することなど、ご自身の「お口の中の情報」を詳しく伝えるようにしましょう。
歯医者に行くまでは
といった点を心がけましょう。
銀歯が取れると、歯の内側部分が露出した状態になるため、虫歯になりやすいです。
歯垢を溜めないよう、丁寧に歯磨きを行ってください。
ただし、歯磨きで神経に刺激を与えて、しみたり、痛んだりすることもあるため、力加減に注意しましょう。
銀歯が取れた歯はもろくなっているため、固い食べものを噛むと、衝撃で歯が割れてしまうリスクがあります。
お煎餅などの固い食べ物は避けた方が良いでしょう。
どうしても食べたい場合には、銀歯が取れた歯をなるべく避けて噛むようにしてください。
銀歯が取れて歯の内側が露出している状態だと、神経に刺激が伝わりやすく、知覚過敏になりやすいです。
熱い・冷たいものを口に含むと、痛みが出たり、しみたりする原因となるので注意しましょう。
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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