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「知覚過敏がつらい…どうしたら治る?」
知覚過敏の治し方を、歯医者さんに聞いてみました。
“セルフケア方法”や“歯科での治療法”を詳しく解説します。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
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といったセルフケアで、知覚過敏の症状を緩和できることもあります。
ガムを噛むと、唾液の分泌が促されます。
唾液の中にはカルシウムやリンなど、歯を丈夫にするためのミネラルが含まれているため、知覚過敏の改善に役立ちます。
またキシリトールは、酸を作らないだけでなく、歯垢中の酸の中和促進、ミュータンス菌の代謝の阻害をします。
(※1)象牙質…
歯の内側の組織で、露出して刺激を受けると痛みを感じる部分
歯科医院で行う知覚過敏の治療には
といったものがあります。
この治療法は、歯ぎしりが原因の知覚過敏の場合に検討されます。
この治療は、症状の軽い初期の知覚過敏の場合に行われます。
この治療は、
に行われます。
※歯の本数や部位によって費用が異なります。
この治療法は、痛みが強い知覚過敏の場合に行われます。
に検討されます。
神経を抜いた歯はもろくなってしまうので、神経除去は最終手段として行われます。
知覚過敏の症状があるときは、
などはやめましょう。
などは、口の中を酸性に傾けてしまうため、避けましょう。
口の中が酸性になったままだと、エナメル質からカルシウムが溶け出して、象牙質に刺激がかかりやすくなります。
酸味の強いものを食べたり飲んだりした後は、うがい・歯磨きをする、水を飲むなどしましょう。
歯ぎしりにより強い力が加わると、歯肉付近のエナメル質が破損して、知覚過敏を招きます。
歯ぎしりをしている場合には、マウスピースをつけるようにしましょう。
歯医者では、お口に合ったマウスピースを作製することも可能です。
自分の知覚過敏の症状が、セルフケアで改善できるレベルか、歯科医院での治療が必要なレベルか、症状でチェックしてみましょう。
知覚過敏は、「歯周病による歯茎の下がり」が原因となって発症するケースもあります。
歯周病は歯を失うリスクがある病気なので、早めに治療を開始して進行を食い止めることが大切です。
また、初期段階で治療を開始すると、治療期間が短くなる、治療費用が安く済むなどのメリットもあります。
知覚過敏の症状でお困りの場合は、我慢せずに一度歯医者で相談してみましょう。
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