もくじ
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食事で免疫力を上げたい!
おすすめの食べ物・飲み物は?
「免疫力を高める食べ物・飲み物」をお医者さんに聞きました。
おすすめのレシピやコンビニで商品を選ぶ際のポイントも紹介します。
国家公務員共済組合連合会 大手前病院
救急科 医長
甲斐沼 孟先生
平成19年(2007年) 大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部医学科 卒業
平成21年(2009年) 大阪急性期総合医療センター 外科後期臨床研修医
平成22年(2010年) 大阪労災病院 心臓血管外科後期臨床研修医
平成24年(2012年) 国立病院機構大阪医療センター 心臓血管外科医員
平成25年(2013年) 大阪大学医学部附属病院 心臓血管外科非常勤医師
平成26年(2014年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医員
令和3年(2021年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医長
令和4年(2022年) 同上(現在に至る)
もくじ
身体の免疫機能を維持するためには、栄養バランスのとれた食事が大切です。
中でも、
を豊富に含む食べ物を積極的に食べるようにしましょう。
これらの栄養素には、免疫力にかかわる物質の材料になったり、免疫機能の増強をサポートしたりする働きがあります。
以下、それぞれの栄養素の働きと「おすすめの食べ物」を紹介するので、普段の食事にとり入れてみてくださいね。
「タンパク質」は、病原体や異物が身体の内部に侵入した際に駆除する機能を持つ「免疫抗体」の材料となります。
そのため、免疫力を高めるために必要不可欠な栄養素と考えられています。
これらのビタミン群には抗酸化作用(※)があり、基礎的な抵抗力強化につながります。
特に、ビタミンC・ビタミンEを多く含むブロッコリーはおすすめの食材です。
(※)抗酸化作用…身体の老化、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病をすすめてしまう「酸化」の働きを抑える作用のこと。
名称 |
各ビタミンの働き |
ビタミンA |
マクロファージ(細菌やウイルスを殺す細胞)の機能を増強させて、健康的な身体を作り、免疫力を高める |
ビタミンB |
ビタミンB1は体内の糖質の分解を促進し、ビタミンB2は身体の代謝全体を促進して細胞を活性化する |
ビタミンC |
白血球の機能を強化する |
ビタミンE |
血行を促進する |
ミネラルが豊富な食べ物も積極的に摂取しましょう。
「ミネラル(カルシウム・亜鉛・カリウムなど)」には、身体の調子を整える働きがあります。
特に、ミネラルの一つである「亜鉛」が不足すると、免疫力が下がりやすくなります。
ポリフェノールが含まれている飲み物がおすすめです。
ポリフェノールは、抗酸化作用があるため、免疫力を高めてくれます。
また、白血球の機能を高める作用があり、悪性腫瘍や感染症の予防にもつながります。
上記のメニューには、免疫力アップが期待できる食材が使われています。
どちらも手軽で食べやすいメニューなので、普段の食事にとり入れてみましょう。
鶏肉とパプリカ、カボチャを使ったマリネです。
鶏肉からは「タンパク質」、パプリカから「ビタミンC」、カボチャからは「ビタミンA・E」を摂取できます。
材料(2人分)
―マリネ液
さらに、良質なタンパク質とこれら3つのビタミン群を同時に摂取することで、抗酸化作用が強くなり、免疫力アップにつながると考えられています。
材料(2人分)
―(A)
手軽なコンビニ食で選ぶなら、
などがおすすめです。
ヨーグルトをはじめとする乳製品は、タンパク質の含有量が多く、カルシウムなどのミネラルも含まれています。脂肪分をとり過ぎないよう低脂質のものがいいでしょう。
砂糖を過剰に摂取すると、腸の中に悪玉菌が増えてしまい、免疫力を低下させる恐れがあります。
砂糖が多く使われている「甘いお菓子」や「炭酸飲料」は、食べ過ぎ・飲み過ぎに注意しましょう。
1日に食べる・飲む量を決めておきましょう。
厚生労働省と農林水産省が共同で策定した「食事バランスガイド」(※)によると、お菓子やジュースなどの嗜好飲料の1日の摂取量の目安は200kcalです。
商品の表示を確認して、摂取カロリーが多くなり過ぎないようにしましょう。
なお、冷え過ぎた飲み物を飲むと、胃腸に負担がかかってしまい、全身の血流が悪くなる恐れがあります。
冷やし過ぎず、なるべく常温に近い温度で飲むことをおすすめします。
免疫機能の働きをアップさせるためには、
などの有酸素運動もおすすめです。
適度な有酸素運動は、筋肉や骨に刺激を与えるため、免疫系機能の改善が期待できます。
ただし、無理な運動をすると、かえってストレスになり、免疫細胞に悪影響を与える恐れがあります。
週に3~5回、1回30分程度を目安にとり組むとよいでしょう。
短期間に限定して行うのではなく、日々の習慣として継続していくことが重要なポイントです。
適度な運動を習慣にすることは、ストレスの解消にもつながります。
ストレスの解消は、免疫低下を防ぐ上で重要です。
過剰なストレスは免疫細胞の機能を低下させ、風邪や肌荒れの原因になります。
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