「前歯に差し歯ができない」のはどんなとき?ブリッジ・インプラントの費用や治療期間も。

更新日:2023-08-31 | 公開日:2021-11-26
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「前歯に差し歯ができない」のはどんなとき?ブリッジ・インプラントの費用や治療期間も。

「どんなときに前歯に差し歯ができないの…?」

前歯に差し歯ができないのはどんなケースか、歯医者さんに聞いてみました。
ブリッジ・インプラントなど、代わりに行われる治療法についても詳しく解説します。

監修者
菊地 由利佳 先生


歯科医

菊地 由利佳先生

経歴

歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。

「前歯に差し歯ができない」のはどんなとき?

医師女性
  • 虫歯・歯周病が原因で抜歯した
  • ケガで歯根から折れてしまっている
  • 歯根がなくなってしまっている(※)

などのケースは差し歯を入れる場所がないため、差し歯ができません。

※矯正や外傷など強い力が加わり、歯根が吸収されてなくなってしまうことがあります。

差し歯ができないときの治療法

医師女性

前歯に差し歯ができない場合、

  • 入れ歯
  • ブリッジ
  • インプラント

といった治療で、失った歯を補います。

その① 入れ歯

医師女性
両隣の歯にバネを引っかけて装着する、取り外し可能な義歯です。
歯1本の欠損から、口の中の全ての歯を失った場合まで幅広く適用できます。

基本治療であれば保険適用のため、リーズナブルに治療を受けたい場合に行われます。

<入れ歯のメリット>

  • 健康な状態の歯を削る必要がない
  • 保険適用の場合、リーズナブルに治療を受けられる
  • 取り外しが自由にできるため清潔に使用できる
  • 受診回数が少なく、治療期間も短い
  • ブリッジやインプラントのように、周囲の歯を削ったり、外科手術をしたりすることがない

 

<入れ歯のデメリット>

  • 違和感が生じやすい
  • 合わない場合、痛みや噛みにくさが生じる
  • 入れ歯と歯茎の間に汚れが溜まりやすい
  • ものを噛む力が弱くなる
  • 部分入れ歯の場合、バネをかける歯に負担が生じる
  • 使用できる期間が5年程度と短い

治療にかかる費用

入れ歯の素材によって、保険適用の場合と保険適用外の場合があるため、事前に確認してください。

保険適用の場合

7,000~15,000円程度(本数により異なる)

保険適用外の場合

15~50万円以上

治療にかかる期間

治療期間の目安としては、3~4回ほどの受診で入れ歯が作製され、1~3ヶ月の調整期間が必要になるケースが多いです。

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その② ブリッジ

医師女性
失った歯の両隣にある歯を使い、橋渡しのような感覚で人工歯を装着します。

欠損している歯の両隣に歯が残っていたり、外科的手術をせず比較的手軽に治療したい場合に行われます。

違和感なく噛める反面、両隣にある健康な歯を削って支柱を作るため、歯が弱くなる恐れがあります。

<ブリッジのメリット>

  • 装着時の違和感が少ない
  • 比較的手軽に治療を受けられる(治療期間が短くすむ)
  • 保険適用になるケースがある

 

<ブリッジのデメリット>

  • 失った歯の両隣にある「健康な歯」を削る必要がある
  • 虫歯や歯周病を起こしやすい(装着した部分に汚れが溜まりやすい)
  • 支台となる歯に虫歯や歯周病が発生すると、ブリッジ自体が使用不能になる

治療にかかる費用

保険適用の場合は、1本3000円(3本以上必要になる)程度になるケースが多いです。

セラミックやジルコニアを使用する場合、保険適用外で1本10万円以上になるケースが多いです。
※ブリッジは通常、3本で1組になるため、合計30万円以上必要になります。

治療にかかる期間

治療期間は受診する医療機関により異なりますが、通常10日間以上必要になるケースが多いです。

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その③ インプラント

医師女性
外科的手術で行う治療です。
失った歯の部分の顎骨に、ネジ状の人工歯根(インプラント)を埋め込んで骨と結合させます。
インプラントで土台を作った後は、その上に人工歯を装着します。

虫歯、歯周病、外傷等により、歯をすべて失ってしまった場合にも施術可能です。

<インプラントのメリット>

  • 顎骨に固定できるため、安定した状態を維持できる
  • 健康な歯を削る必要がないため、周りの歯に負担をかけない
  • 耐久性が高いためメンテナンスを怠らなければ、10~15年程度使用できるケースが多い
  • 装着時の違和感が少ない
  • 自分自身の歯と同じようにものを噛める
  • 審美性が高い

 

<インプラントのデメリット>

  • 治療期間が長くなるケースが多い
  • 保険適用外の場合、高額な治療費が必要になる
  • 受診する医療機関により技術差がある(医師の技量や使用する機材)

治療にかかる費用

基本的に保険適用外です。
目安としては、検査費用、外科手術費用を含めて1本30~60万円以上になるケースが多いです。

治療にかかる期間

全体の治療期間としては、半年程度かかるケースが多いです。

外科手術を行うため、治療期間が長くなる傾向があります。
インプラント手術後、治癒するまでの6ヶ月間ほどは治療がお休みになり、治癒後に歯の被せ物の作製、噛み合わせ調整等が行われます。

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 後悔のない治療法を選ぶために

医師女性

後悔のない治療につなげるためには、

  • 使用する材質
  • 治療法
  • 治療費

等の説明を受け、ご自身で納得してから選択する必要があります。

まずは、歯医者を受診して口腔内の状態を確認してもらい、どんな治療法が適しているか相談してみましょう。

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