もくじ
本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。
病院を受診した時の、医療費の内訳をご存じですか? 病院には、診療内容に応じた料金表はないので、医療費がどのくらいかかるのか、気になることもありますよね。 今まで、会計で請求された金額を、言われたまま支払っていた方には、ぜひ、医療費について知っておいていただきたいと思います。


医療機関に最初にかかった時に、請求される料金を初診料といいます。 金額にすると、2820円となります。
医療機関を2回目以降に受診した際は、初診料ではなく、再診料がかかります。 再診料には基準があり、どちらかと言えば小さい規模の病院(※)にかかった場合に、算定されます。720円です。 ※一般病床200床未満
意味合いとしては、再診料と同じですが、ある程度規模の大きな病院(※)にかかると、外来診療料という項目になります。730円です。 ※一般病床が200床以上

それでは一般的な例を見ていきましょう。 基本的に、各病院の「診療時間外の受診」では、次の点数が加算されます。
初診の場合…85点 再診の場合…65点(再診料・外来診療料とも)
初診で診療時間外にかかった場合 282点(初診料)+85点(時間外診療)=367点(3670円)
再診の場合(再診料として請求される場合) 72点(再診料)+65点(時間外診療)=137点(1370円)
外来診療料の場合 73点(再診料)+65点(時間外診療)=138点(1380円)
※ただし、気を付けましょう。休日や深夜は、別の受診料が決められており、料金が異なります。

料金について、不明な点があれば、医療機関に確認しておきましょう。

【例】風邪をひいて病院を受診した(初診)。 注射を打ってもらい、薬を処方してもらった(院外処方)。 この場合は、次のようになります。 初診料[282点]+注射[20点]+処方箋料[68点]=370点→3700円 患者さんが3割負担の場合(健康保険の種類による)、窓口で支払うのは3700円×30%=1110円となります。
ただし、これは、あくまでベースになる受診料です。
この他に、調剤薬局では、薬代を支払います。 料金は、薬の種類・量に応じて、異なってきます。

【注】医院はそれぞれに申請して、クリアした施設基準があると思います。 厳密に言えば、初診・治療の両面において、若干の診療報酬加算が認められていることが多いのではないでしょうか。 今回ご紹介したケース(初診でクリニックを受診し、院外処方で対応されたとする)については、あくまでも額面通りの請求になると思ってください。 自由診療で行うべき加療・処置などがある場合、院内処方では、これに薬剤の金額など、保険負担額分が加わることになります。 その点に、ご注意ください。
【参考文献】 厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000041341.pdf
田辺三菱製薬HP 診療報酬はやわかりマニュアル 初診料、再診料、外来診療料、オンライン診療料 https://medical.mt-pharma.co.jp/support/sh-manual/pdf_2018/sh_02.pdf
公益社団法人日本医師会HP 「私の払っている医療費ってどうなってるの? なるほど診療報酬!」 https://www.med.or.jp/people/what/sh/
完璧主義や心配性など、あなたのタイプを簡単に診断!
日々のストレスに対処するスキルを身につけましょう
\3000円相当のポイントプレゼント実施中/