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歯周ポケット「40代の平均」は？
40代の歯周ポケットについて、歯医者さんに聞きました。
歯周病の改善方法なども解説します。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
歯周ポケットの深さは、健康な歯茎では1～2ミリですが、歯周病の進行によって徐々に深くなります。
また、加齢変化・忙しさによって早食いが多い・ストレスが多いなども唾液の分泌が低下して、歯周病が進行する原因になります。
＼こんなことに心当たりありませんか？／
上記に当てはまる方は、歯周病が悪化しやすい傾向があるため要注意です。
といった場合は、セルフケアで改善を図ってみても良いでしょう。
といった場合は、治療が必要であると考えられます。
特に歯周ポケットが3～4ミリ以上の方は、歯周病が進行している可能性があります。
原因となる「歯石・歯垢」は細菌の塊で、歯周ポケット内の細菌を残らずに除去しないと歯周病の進行は治まりません。
悪化して細菌が歯を支えている骨にまで拡がると、骨が溶けて歯が抜けてしまう恐れもあります。
「歯周病かもしれない…」と思うときは、早めに歯医者で治療を受けましょう。
で正しいセルフケアを行いましょう。
それぞれ詳しく解説します。
食べカスが残っていると、カスを餌にして細菌が増殖し、この細菌が虫歯や歯周病の元になる「歯垢」を作ります。
さらに放置すると、歯垢が固くなって歯にこびりつき、「歯石」というブラッシングでは取れない物質になってしまいます。
通常の歯ブラシの他にも電動歯ブラシなどを使用して、食べカスをできるだけ取り除くようにしましょう。
また、マウスウォッシュを併用するのも良いでしょう。
ブラッシングは、力を入れて行う必要はありません。優しく、小刻みに歯ブラシを動かして、丁寧に歯磨きをしましょう。
歯磨きが届きにくそうな部分は、特に意識して使用してみましょう。
※勢いよく入れると歯肉を傷付けてしまうので注意しましょう。
が行われるケースがほとんどです。
奥の方にある歯石はかきだすので多少痛みを感じることや出血を伴うこともあります。
ただし、この治療によって歯石がなくなれば、ブラッシングでの出血も起きなくなります。
また、歯科専用のブラシを使って歯の表面を磨き、食べカスや歯垢を取り除きます。
数ヶ月に一度行えば、虫歯や歯周病のリスクを下げられます。
歯石が取れたら、歯肉を縫って塞ぎます。
1週間ほどで抜糸を行い、数ヶ月後に歯周病検査を行って歯周ポケットの再評価を行います。
歯周ポケットが浅くなっていれば、今後はメンテナンスでの検査や治療のみになります。
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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