テストステロンを増やすには筋トレが最適?男性ホルモンを増長させる方法

更新日:2022-04-26 | 公開日:2022-04-26
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テストステロンを増やすには筋トレが最適?男性ホルモンを増長させる方法

「テストステロンを増やすには筋トレがいいって本当?」
「結果を出すにはどうしたらよい?」

筋トレにテストステロンを増やす効果はあるのか、お医者さんに聞いてみました。
おすすめの筋トレメニューや、食事の方法なども解説します。

監修者
荒牧 竜太郎 先生

荒牧内科
院長

荒牧 竜太郎先生

経歴

福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業

テストステロンを増やすには「筋トレがいい」って本当?

医師男性
本当です。筋トレにはテストステロンを増やす効果があります。
さらに、筋トレによって「テストステロンを作用させる物質」も増えるため、筋トレは健康的な体づくり・精神面の安定に役立ちます。

「結果が出したい」方へ。筋トレ方法のアドバイス

医師男性
腹筋や太ももの筋肉などの“大きな筋肉”を鍛えると、効率よくテストステロンを増加できるでしょう。
筋トレは1日30分週2回程度行うのがおすすめです

テストステロンをアップ!筋トレおすすめメニュー

「初心者向け」筋トレメニュー:プランク

  1. 四つ這いになり、床に両肘をつく。その後、両膝を伸ばし、頭からかかとまで一直線にする。
  2. 1のポーズのまま30秒キープ(呼吸は自然に続けてください)

1~2を1セットとし、1回につき2~3セット行います。
「いーち、にー、さーん…」と口に出してカウントをしながら行うのも効果的です。
30秒のキープがつらければ、10秒から初めても構いませんし、慣れるまで両ひざを床につけて行ってもよいです。

「中級者向け」筋トレメニュー:スクワット

  1. 脚を腰幅から肩幅に開いて立つ。つま先は膝と同じ向きにする。
  2. 手を胸の前で軽く組む。
  3. 太ももと床が並行になるくらいまで、お尻を下げる。
  4. お尻の力を抜かないようにしながら、ゆっくりと元の位置に戻す。

 

3~4を10回、3セット行います。

お尻や太ももなどの大きな筋肉をしっかりと使って行いましょう。

「上級者向け」筋トレメニュー:ダンベルデッドリフト

ダンベルを使って負荷をプラスします。
ジムに定期的通っているなど「筋トレ上級者」におすすめのメニューです。

  1. 床に肩幅の位置にダンベルを2つ置く
  2. 脚を肩幅程度に広げて、ダンベルの後ろに立つ
  3. 背筋は伸ばしたまま、腰を落としていく
  4. 腕は伸ばした状態で、左右それぞれの手にダンベルを持つ
  5. 胸を張って、背中から引き上げる意識でダンベルを持ち上げる
  6. まっすぐな姿勢になるまで持ち上げて静止する
  7. ゆっくりとダンベルをおろしていく

5〜7までを15~20回、2~3セット行います。
腕の力ではなく、背中の筋肉を使って持ち上げるのがポイントです。

筋トレの効果を高めるには?

医師男性

筋トレによるテストステロンの分泌効果を高めるためには、

  1. タンパク質を積極的に食べる
  2. 7時間以上の睡眠時間を確保する
  3. 有酸素運動を行う

などを実践するとよいでしょう。

その① 食事ではタンパク質をしっかり摂ろう

医師男性
タンパク質は筋肉の材料となるため、しっかりとりましょう。
なお、食事は1日3回主食・主菜・副菜の揃ったメニューを心がけてください。

成人男性の1日の推奨量は65gです。

タンパク質の多い食材

タンパク質含有量

22.3g

牛モモ肉

21.2g

たまご(Mサイズ2個分)

12.2g

木綿豆腐

7.0g

絹豆腐

5.3g

ひきわり納豆

16.6g

糸引き納豆

16.5g

※可食部100g当たりの値を表記しております。
※コレステロールが高めの人は、卵は控えましょう。

その② 7時間以上の睡眠時間を確保しよう

医師男性
男性ホルモンは睡眠中につくられるため、7~8時間を目安に睡眠をしっかりとるとよいでしょう。

また、睡眠をとることで筋肉の回復につながり、筋トレもしっかり行えます。

その③ 生活の中に運動を取り入れよう

医師男性
移動はなるべく徒歩にする、 エスカレーターでなく階段を使うなどして、有酸素運動を日常に取り入れるとよいでしょう。

肥満傾向の方は有酸素運動で脂肪燃焼し、肥満を改善しましょう。
肥満はテストステロンの分泌量を減少させるといわれています。

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