もくじ
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尿が少しずつ漏れる…。これはなぜ?
尿失禁の原因をお医者さんに聞きました。
症状を改善するための対処法も、併せて解説します。
腹圧性失禁は、排尿に関わる筋力が低下すると起こります。
女性では、更年期以降や出産後に起こりやすい症状です。
トレーニングすることで症状が快方に向かうことも多いので、過剰に心配しなくても大丈夫です。
この場合、
などによって排尿障害を起こしています。
失禁の影に、糖尿病や子宮筋腫など、さまざまな病気が隠れていると考えられるため、医療機関での診察が必要です。
病気が隠れている場合、尿漏れがさらに悪化する恐れもあります。
早めに受診して、尿漏れの原因に合わせた治療を受けましょう。
腹圧性失禁の「尿漏れしやすいタイミング」
お腹に力を入れると尿漏れするのが特徴です。
男性は、前立腺の手術をきっかけに発症する場合があります。
女性は、出産、更年期以降など女性ホルモン減少の時期に発症しやすいです。
腹圧性失禁になりやすい人
<骨盤低の筋トレ>(1セットの目安10回)
トレーニングは2ヵ月以上続けるようにしましょう。
症状の改善には個人差がありますが、毎日の習慣として行うことで、快方に向かいやすくなります。
溢流性尿失禁の特徴
膀胱内に尿が溜まり過ぎることで、失禁が起こります。
など、さまざまな病気が考えられます。
<前立腺肥大症>
名前の通り、前立腺が肥大する病気です。
膀胱内に残った尿の量が増え、膀胱が拡張し、最終的に膀胱が収縮力を失ってしまうと、自分で尿を出すのが難しくなり、溢流性尿失禁を起こすようになります。
<尿道結石>
腎臓から尿管、膀胱、尿道という尿の通り道(尿路)に結石ができる病気です。
結石により尿の排出が妨げられ、膀胱内に残った尿の量が増え、膀胱が拡張して膀胱が収縮力を失ってしまうと、溢流性尿失禁を起こすようになります。
<子宮筋腫>
子宮筋腫は、子宮壁にできる良性腫瘍で、筋肉が異常増殖したものです。
子宮筋腫によって膀胱の出口が圧迫されて尿閉になると、溢流性尿失禁を起こすようになります。
<糖尿病>
膵臓からインスリンがほとんど出なくなる、もしくは出にくくなること(インスリン分泌低下)・インスリンが効きにくくなる(インスリン抵抗性)ために、血糖値が高くなってしまう病気です。糖尿病により末梢神経障害が起こると、膀胱の収縮がうまく調節できなくなり、溢流性尿失禁を起こすようになります。
病気が原因の可能性があるため、詳しく調べる必要があります。
症状が進行すると命に関わるケースもあるため、放置は禁物です。
また、腹圧をかけて無理に尿を出そうとするのは止めましょう。
膀胱などに負担がかかり、さらに症状が悪化することがあります。
状態に応じて、内診台での診察や尿流動態検査、チェーン膀胱尿道造影検査、膀胱鏡検査などを実施することもあります。
尿検査:尿の成分を調べて、尿路感染症の有無を確認します。
padテスト:水分をとった後、60分間決められた動作や運動を行うテストです。検査前後のパッド重量を計測し、尿失禁の重症度の判定をします。(腹圧性尿失禁の診断に必要)
エコーによる残尿量測定:排尿後に、エコーにより残尿を測定します。残尿が50〜100mL の場合は軽度、100mL以上なら中等度以上の尿排出障害があると考えます。
内診台での診察:力んだり、咳をしたりすることで、尿の漏れ具合や尿道の動き、骨盤臓器脱の有無を見ます。
尿流動態検査:膀胱に生理食塩水を注入しながら尿が溜まった状態や、排尿している時の状態を再現し、膀胱の知覚と運動機能を調べます。
チェーン膀胱尿道造影検査:チェーンのついたカテーテルを膀胱に入れ、造影剤を注入し、後部膀胱尿道角や膀胱頚部の開大具合を測定する検査です。(腹圧性尿失禁の診断に必要)
膀胱鏡検査:膀胱や尿道の中を内視鏡で確認します。
骨盤底筋体操(ケーゲル体操) や薬物療法、手術療法で治療します。
薬物療法はβ刺激薬(尿道を締める作用)などの薬を使用します。
放置すると腎臓にダメージが加わり、健康を大きく害してしまうリスクもあります。
症状の悪化を防ぐためには、早めの受診が大切です。
尿漏れでお困りの場合は、泌尿器科で相談しましょう。
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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