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「歯に茶色い線がある…これって虫歯?着色汚れ?」
歯の茶色い線の正体を、歯医者さんが詳しく解説します。
線を消すためのケア方法や治療費用の目安も、併せてチェックしましょう。
歯科医
菊地 由利佳先生
歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。
歯の茶色い線は、
が原因だと考えられます。
食べ物や飲み物による軽い着色汚れなら、セルフケアで薄くできるケースもあります。
ただし、見た目だけで「着色汚れ」なのか「初期虫歯」なのかを判断するのは難しいです。
また、「着色汚れだと思っていたら虫歯だった」というケースもあるため、早めの受診をおすすめします。
着色汚れは、色素が濃い飲食物やタバコが原因で発生します。
着色汚れの場合は、歯磨きやホワイトニングで色が薄くなったり、取れたりします。
ただし、長い年月をかけて溜まった着色は簡単に落ちないこともあります。
タバコ・チョコレート・ココア・カレー・バナナ・赤ワイン・お茶やコーヒー など
虫歯は、歯磨きで取れなかった食べカスから虫歯菌が繁殖し、歯を溶かしながら進行していきます。
虫歯の場合、治療を受けなければ、次第に色が濃くなっていきます。
歯磨きやホワイトニングをしても汚れが取れない場合、虫歯の可能性があります。
などのセルフケアを行いましょう。
※注意
①の研磨剤入りの歯磨き粉と②の電動歯ブラシは、同時に使用しないでください。
市販の研磨剤入り歯磨き粉を歯ブラシに乗せて、着色が気になる部分を軽くこすります。
歯1本につき20秒程度磨きましょう。
ただし、研磨剤入りの歯磨き粉と同時に使用しないでください。歯に力がかかりすぎて歯を傷つけてしまうことがあります。
口に水を含んで数十秒うがいします。
5~6回は繰り返しましょう。
保険適用の場合、1回1,000円~3,000円程度ですが、1日に治療できる本数が決まっているので、何度か通院回数が必要になります。
自由診療の場合、1回5,000円〜5万円と費用に幅があります。
保険適用になる歯のクリーニング治療は、歯周病や虫歯が発生しているなど、「治療の必要あり」と判断されるときに行われます。
保険適用内と自由診療では治療方法も異なるため、歯医者を受診して相談してみるとよいでしょう。
歯を削ったことによって大きな穴ができたり、歯の形が変わったりした場合は、詰め物を入れます。
保健適用(3割負担)で1回2,000円~5,000円程度の場合が多く、何回か通院が必要です。早期治療ができれば、行う治療も少なくなり、料金も安くなります。
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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