もくじ
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「食事量を減らしているのに痩せない…」
「運動しているのに体重が減らない…」
減量しづらさには、肥満遺伝子が関わっているケースもあります。
太りやすい体質について、お医者さんに詳しく聞いてみました。
荒牧内科
院長
荒牧 竜太郎先生
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業
もくじ
肥満遺伝子にはいくつか種類がありますが、いずれも基礎代謝が低くなるのが特徴です。
「食べ過ぎているわけでもないのに太りやすい」と感じる人は、遺伝子による影響も疑われます。
もし体重を減らしたいのであれば、体質的に不利であることを前提に考える必要があります。
「基礎代謝」と「肥満」の関係
人は、食事からエネルギーを摂取して生命活動に利用します。
体温を維持したり心臓を動かしたりするエネルギーは「基礎代謝」と呼ばれ、1日に消費するエネルギーのうち約70%を占めています。
基礎代謝が低い人はエネルギーが消費されにくいため、脂肪が溜まりやすく、肥満になりやすい傾向があります。
アドレナリン関連遺伝子のβ3ARは、内臓脂肪がたまりやすくなり、腹部周りに脂肪がつきやすい体型になります。
一度太ると痩せにくくなってしまうβ2ARという遺伝子も、日本人が持っています。
こちらは、肥満が解消しにくいという特徴があります。
代謝の低さに合わせて
といった対策をとれば、減量は可能です。
肥満遺伝子をもっている人は、他の人よりも基礎代謝が100~200kcal程度低いだけです。
肥満は遺伝子よりも、普段の食事とエネルギー消費のバランスが関係しています。
世の中には、ダイエットに関するさまざまな情報があふれていますが、基本は「適量の食事」と「適度な運動」です。
体重コントロールがうまくいかない時は、いろいろな方法を試してみる前に、基本に立ち返ってみてください。
食生活を見直しているのに、成果が出ていない気がするのだとしたら、肥満遺伝子が原因の可能性はあります。
太りやすい体質かどうか気になる人は、医療機関で検査を受けてみましょう。
唾液や血液を使って、遺伝子から「病気のリスク」や「体質」を読み取ることができる技術です。
肥満のほか、生活習慣病・がんの発症リスクも調べられます。
遺伝子 |
体質の特徴 |
効果があるダイエット方法 |
β3AR
|
太りやすい、内臓脂肪がつきやすい |
GI値ダイエット、有酸素運動 |
UCP1が作れないタイプ、変異型など
|
太りやすい、冷え性、低体温 |
有酸素運動、食生活の見直し |
β2AR
|
筋肉がつきにくい、基礎代謝が低い、一度太ると痩せにくい |
筋肉を増やす、タンパク質を摂取する |
などは、避けた方が良いでしょう。
上記の方法は一時的には体重減少できますが、長期的に見ると体調を壊したり、栄養が偏って太りやすくなったりするリスクがあります。
ダイエットを試みる場合は、「栄養バランスの良い食事」と「運動によるエネルギー消費」を心がけましょう。
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