強くやりすぎ?「フロスをすると歯茎が痛い」その使い方、間違いかも!

更新日:2023-08-31 | 公開日:2022-01-12
19

本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。

強くやりすぎ?「フロスをすると歯茎が痛い」その使い方、間違いかも!

「フロスをすると歯茎が痛い…!」

デンタルフロスを使うと歯茎が痛む原因と対処法を歯医者さんに聞きました。
じんじんする痛みや、歯茎がうずく感覚や違和感がある場合は注意が必要です。

歯医者に行く目安や、歯医者での治療法などもチェックしましょう。

監修者
菊地 由利佳 先生


歯科医

菊地 由利佳先生

経歴

歯は健康に欠かせません。美味しいものを食べる・会話をする・美しい表情を保つ…、健康な歯は人生の質を高めます。歯の正しい知識を知って、より健康な日々を手に入れましょう。

なぜ?「フロスをすると歯茎が痛い」4つの原因

フロスを使うと歯茎が痛いです…。なぜでしょうか?
女性
医師女性
「フロスの使い方が間違っている」
もしくは
「歯に何らかのトラブルが起きている」
ことが考えられます。

よくある例としては

  1. フロスの使い方が間違っている
  2. 歯肉炎になっている
  3. 虫歯になっている
  4. 詰め物が取れかけている

といった4つのケースが考えられます。

ケース① フロスの使い方が間違っている

医師女性

せっかくフロスを使っていても、使い方が正しくないと痛みを生じることがあります。

例えば

  • フロスを上から下に押し込んでいる
  • フロスに汚れが付いたまま、違う箇所に挿入する

といったことで、痛みが生じると考えられます。

フロスは、下から上に汚れを掻き出すように使用してください。
歯茎に強く当たらないように、下から上に歯の表面の汚れをこすり取るイメージで使いましょう。

ケース② 歯肉炎になっている

医師女性
歯肉炎は、歯磨き不足の人に多い歯茎の炎症です。歯茎の腫れ・出血などが症状としてあらわれます。

炎症部分にフロスが当たると、痛みを生じることがあります。
歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)に、プラークに含まれている細菌が侵入することで炎症が起こります。そのまま症状が進むと歯周病になるので、要注意な症状です。

ケース③ 虫歯になっている

医師女性
歯と歯の間に虫歯が発生しているかもしれません。

虫歯に直接フロスが当たったり、フロスで食べカス等の虫歯に押し込んで痛みが起きたりすることがあります。

虫歯になりやすい人の特徴としては

  • 歯磨き不足(毎食後に歯磨きしていない)
  • 間食が多い
  • 食べ物を口に含んでいる時間が長い

などがあげられます。当てはまる人は要注意です。

ケース④ 詰め物が取れかけている

医師女性
歯の詰め物が取れかけているのにフロスを通してしまうと、詰め物が動いて歯茎に刺激を与えてしまい、詰め物の下の象牙質にフロスが当たって痛いこともあります。

デンタルフロスの正しい使い方

ホルダータイプ(初心者におすすめ)の使い方

デンタルフロスを初めて使用する人は、プラスチックにフロスが取り付けてあるホルダータイプが使いやすいと考えられます。

  1. 歯と歯の間にフロスを入れる
  2. ゆっくり横に動かしながら挿入する
  3. 上下にゆっくり動かしながら、隣接する歯を磨く
  4. ゆっくり横に動かしながら取り出す
  5. 一度流水ですすいでから、違う箇所で使用する

Y字型は、挿入が難しい奥歯の清掃時に使いやすいタイプです。
F字型は、前歯の清掃時に使いやすいタイプです。

ロールタイプ(慣れてきた方におすすめ)の使い方

  1. 1回分(指先から腕までの長さが目安)のフロスを取り出す
  2. 片側の中指に2~3回ほど巻き付ける
  3. もう一方の手の中指に残りのフロスを巻き付ける
  4. 親指と人差し指でフロスをつまんでピンと張る
  5. フロスをゆっくり横に動かしながら挿入する
  6. 歯の根元までフロスが届いたところで歯に巻き付けるように上下に動かす
  7. ゆっくり横に動かしながら取り出す

ロールタイプは、自分で使用する長さや位置を調整しながら使用できるというメリットがありますが、慣れるまでに多少時間が掛かることもあります。

「ワックスタイプ」と「ノンワックスタイプ」って何が違うの?

 

ワックス加工で滑りやすくしているのが「ワックスタイプ」です。

歯と歯の間に入りやすく切れにくいという特徴があるため、初めて使用する人や歯の詰め物が多い人におすすめです。

 

「ノンワックスタイプ」は、ワックス加工はされていません。

歯表面にフィットしやすいため、しっかり汚れを除去するという特徴があります。

こんな痛みは…大丈夫?歯医者に行くべき?

医師女性
デンタルフロスの使い方が間違っている場合は、正しい使い方が身につけば問題ないでしょう。
ただし、歯と歯の間に虫歯や歯周病などの歯のトラブルがあるときは、歯医者に行くべき状態だと考えられます。

特に、デンタルフロスを使用した際に、

  • ジンジン痛い
  • キーンと鋭い痛みがある
  • 歯茎がうずく感覚がある
  • 痛みとともに出血がある

といった場合は、注意が必要です。

上記のどの場合においても、セルフケアのみでの改善は困難な疑いが強いです。

 

考えられる原因

ジンジン痛い

虫歯・歯周病

キーンと鋭い痛み

歯周病

歯茎がうずく感覚

歯髄炎・歯周病

痛みとともに出血

歯周病

例えば、歯茎が痛いときは、歯茎に傷が付いている状態で、虫歯や歯周病が進行している可能性があります。

また、歯周病が進行していると歯茎が下がり歯根部分が露出します。
歯根部分はエナメル質で保護されておらず刺激に弱いため、キーンとするような感覚になる場合があります。

医師女性
上記のような症状がある場合は、躊躇せずに歯科治療を受けることをおすすめします。
早めに治療を開始できると、軽い治療で済み、治療費用も抑えられることが多いです。

「ホワイトニングって高そう」と思っている方へ

スターホワイトニング

「ホワイトニングを始めたいけど…費用が心配」という方に人におすすめなのが、1回あたり2,750円(税込)で歯科医院でホワイトニングができる「スターホワイトニング」。満足できない場合は全額返金を保証。

\24時間オンライン受付/
「スターホワイトニング」
公式サイトはこちら

手軽にホワイトニングがしたい!

ルルシア ルルホワイト

ユーザー満足度は脅威の96.3%。

お家でホワイトニングを始めるなら、「ルルホワイト」がおすすめ。自分のペースで自信が持てる口元に!

「ルルホワイト」
公式サイトはこちら

\この記事は役に立ちましたか?/
役に立った! 19
※記事の内容は公開日時点の情報です。掲載後の状況により、内容に変更が生じる場合があります。

さやけん

おすすめ記事
関連記事