もくじ
本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。コンテンツ内で紹介した商品が購入されると売上の一部が還元されることがありますが、コンテンツは自主的な意思で作成しています。
揺れてないのに地震のような揺れを感じる…。
これは病気?大丈夫?
原因として考えられる病気をお医者さんに聞きました。
「病院に行ったほうがいい?」「何科を受診すべき?」という質問にも答えます。
循環器内科専門医
内科認定医
1997年名古屋大学医学部卒業
2020年健康塾クリニック院長
循環器内科で心臓カテーテル治療を専門に仕事をする中で、医師として専門的なアドバイスは勿論、最適な運動療法から食事療法まで日々の診療の中でお伝えし健康づくりをサポートしていきたいと考え、健康塾クリニックを開院。
地域の皆様が安心して生活できるように内科一般や小児科、発熱外来等の診療科を設けることはもちろん、日常生活における不安は何でも相談できる場所をつくるため、患者様一人一人にしっかり向き合うことをモットーに幸福度を高められる診療を目指している。
もくじ
これらは内耳に異常が出るめまい症やメニエール病などの病気、脳の中枢神経に影響が出る片頭痛や緊張性頭痛などによっておこります。
ひとつずつ原因を説明します。
「地震のような揺れ」を感じる主な原因は
の7つです。
ひとつずつ、どのようなタイミングで起こるのか、揺れの強さや持続時間の特徴、その他の症状などを解説していきます。
三半規管は体のバランスを保つために重要な役割を持つ内耳の一部。
この三半規管の中に「耳石」と呼ばれる小さな石のようなものが入り込んでしまうと、三半規管の中にあるリンパ液が異常に動き、脳が「体が動いている」と勘違いしてめまいや揺れを引き起こします。
そのため、本当は揺れていないのに「揺れている」と感じるようになります。
耳石が三半規管に入ってしまうことでおこるため、打撲などで強く頭を打ったり、寝たきりなどで長時間仰向けになることで耳石が移動してしまい、良性発作性頭位めまい症が起こることがあります。
特になし。
通常、耳鳴りや難聴などはないことが多いです。
強いめまいが起こると、そのめまいによってバランスが崩れたり、吐き気や嘔吐が一時的に起こることもありますが、めまいが治まればなおることが多いです。
内耳はバランスを保つ役割をしていますが、リンパ液が異常に増えると脳への信号が狂います。
そのため脳が体の状態を正しく認識できず、「動いていないのに揺れているように感じる」状態になるのです。
メニエール病の正確な原因はまだ完全には分かっていませんが、ストレスや疲れ、塩分の摂りすぎなどによって起こると考えられています。
メニエール病は、平均2~3時間続くことが多いです。
めまいが起こる前に片耳が「「ゴーッ」「ジーッy」という音が聞こえることがあります。
また、片耳が詰まったような感覚や音が聞こえにくくなる症状があります。特に低い音が聞こえにくくなることが多いです。
前庭神経炎とは、内耳から脳へ体のバランス情報を伝える「前庭神経」という神経に炎症が起きる病気です。この神経が正常に働かなくなることで、強いめまいやバランスの不調を引き起こします。
突然起こる激しい症状が特徴ですが、適切な治療と時間の経過で回復することがほとんどです。
「前庭神経」に異常が起きると体の動きやバランスの信号が正しく送られなくなるため、脳が誤った情報を受け取り、強い揺れやめまいを感じるようになります。
前庭神経に炎症が起きる主な原因は風邪やインフルエンザ、ヘルペスなどのウイルスだと考えられています。ウイルスが内耳や前庭神経に感染し、炎症を引き起こします。
前庭神経炎は、前兆なくある日突然激しいめまいが起こるのが特徴。横になって安静にしていると症状が軽くなりますが、頭を動かすと揺れが強くなります。
眼振とは目が勝手に小刻みに動くことです。めまいが起きている間に起こることがあります。
頸椎にある神経や血管が圧迫されたり、首の筋肉が緊張したりすることでおこるめまいです。
頸椎周辺の血流不足や神経圧迫による神経の誤作動、首や肩の筋肉の緊張によっておこることが多いです。
頸椎性めまいは頸椎周辺の血流不足や神経の圧迫によっておこるため、長時間のスマホやパソコンの使用による姿勢の悪さや、ストレスや疲労が原因の筋肉の緊張でもおこることがあります。
特に首が前にでる「ストレートネック」や猫背は頸椎に負担をかけるため、長時間スマホやパソコンで作業をするときは定期的にストレッチなどをするように心がけましょう。
など
揺れを感じると同時に、首の痛みや肩のこりを感じることが多いです。また首の筋肉の緊張や血流不足が原因で、頭痛が起こることがあります。
偏頭痛は、頭の片側(または両側)に繰り返し起こる強い頭痛のことです。脳の血管や神経が関係しており、頭痛に伴って吐き気や光や音に対する敏感さを感じることが特徴。
なかでも、偏頭痛の症状が前庭神経に影響を与えることでおこる前庭型偏頭痛では、めまいや揺れるような感覚が症状として現れることがあります。
偏頭痛発作時に脳や内耳の血流が不安定になったり、神経信号が混乱することによって体が揺れているような感覚や不安定感が生じます。
片頭痛の正確な原因は完全には解明されていませんが、脳の血管の拡張・収縮、セロトニンの分泌量変化などによっておこるといわれています
など
ズキズキと脈打つような痛みの頭痛がおこることがあります。通常は片側だけですが、両側の場合もあるのが特徴。また、光や音、匂いに敏感になることがあります。
低血圧の場合
貧血の場合
など
自律神経が乱れると、内耳や脳幹などの平衡感覚を司る部分に影響を及ぼします。
特に、副交感神経が過剰に働きすぎたり、逆に交感神経が優位になりすぎたりすると、体が揺れているような感覚が起こることがあります。
自律神経が乱れると血流が悪くなり、脳への酸素供給が一時的に不足。その結果、平衡感覚が乱れ、揺れるような感覚が生じます。
また自律神経は内耳の働きにも影響を与えるため、内耳が正確に体のバランスを感知できなくなることで、不安定感や揺れを感じるようになります。
今すぐにめまいを楽にしたい場合は、
などをやってみましょう。
やり方
やり方
鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐きます。これを数回繰り返しましょう。
やり方
めまいを感じたときは、コップ1杯の水やお茶をゆっくり飲むと良いです。
の2つをやってみましょう。
腕をふる体操 やり方
肩を動かす体操 やり方
地震のような揺れを感じるときは、まず耳鼻咽喉科を受診するのがいいでしょう。
耳鼻咽喉科では内耳や神経の働きを調べる専門的な検査ができるため、原因を特定しやすいです。
頭痛がひどい時や、貧血が疑われるときは内科を受診するのもいいでしょう。
めまいや揺れを感じる症状の多くは、内耳(平衡感覚をつかさどる器官)や前庭神経の異常に関連しています。
良性発作性頭位めまい症、メニエール病、前庭神経炎などが疑われる場合は耳鼻咽喉科での検査で特定しやすいでしょう。
片頭痛や貧血、自律神経の乱れが疑われるときは、内科を受診するのもいいでしょう。内科では原因不明のふらつきや頭痛の原因を調べることができます。
などがある場合、すぐに病院を受診しましょう。脳梗塞や脳出血など重篤な症状に繋がっている恐れがあるため、心配な場合は我慢せず、すぐに病院に行くのが望ましいです。
完璧主義や心配性など、あなたのタイプを簡単に診断!
日々のストレスに対処するスキルを身につけましょう
\3000円相当のポイントプレゼント実施中/