「どうしよう…生理が終わらない。」
「どのタイミングで医療機関に行けばいいの?」
出血していても医療機関で診てもらえるのか、お医者さんに聞きました。
長引く生理は“病気のサイン”かもしれないので、注意しましょう。
監修者
経歴
医療法人社団 石野医院
日本医科大学
日本医科大学付属病院
日本医科大付属第二病院
国立横須賀病院
東部地域病院
石野医院
生理が終わらない…どのタイミングで病院行くべき?
生理日の長さは個人差がありますが、いつもより3日以上長い・短い場合は婦人科を受診しましょう。量が多い・少ないなど変化がある時も婦人科の受診をおすすめします。
通常3日〜7日程度で生理は終わります。8日以上続く生理を「過長月経」と呼び、「子宮筋腫」など病気が原因で出血が長びいているかもしれません。
生理中でも診てもらえる?
生理で出血しているのですが、受診しても大丈夫でしょうか?
出血していても、受診して大丈夫です。
経血なのか不正出血なのか判断するため、婦人科を受診してください。
出血していても内診はある?
出血していても内診はありますか?
出血している時は内診をせず、問診・視診・超音波検査を行うことが多いです。
※症状によっては内診を行う場合もあるので、心配な場合は医療機関へ問い合わせることをおすすめします。
婦人科を受診するときの服装
下着を楽に脱ぎ着しやすいように、スカート系がおすすめです。
ウエストがゴムのものだと、下腹部を出す際も楽に行えます。
パンツやつなぎは着脱に時間がかかるので、おすすめできません。超音波検査では下腹部を出し、内診では下半身を出して検査します。
婦人科ではどんなことを話すの?
婦人科を受診するときはご自身の体調や生理の状況など、できるだけ情報をまとめておきましょう。
- 通常の月経周期(直近半年分程度)
- 通常の月経期間
- 経血の色や量の変化
- 基礎体温表
- 生理痛の程度
- いつもの月経と違う症状など
生理が終わらないのはナゼなの?
生理が終わらない場合
を発症している可能性が高いです。
原因① 子宮筋腫
子宮筋腫とは、子宮にできる良性の腫瘍です。
子宮筋腫があると月経で剥がれる子宮内膜の量が増えるため、生理が長引き、血液の量が増えることがあります。
子宮筋腫を発症しやすい人
- 30歳代前半~閉経前の女性
- 初潮が早かった人
- 妊娠、出産の経験がない(少ない)人
主な症状
- 月経時にレバーのような血液の塊が出る
- 月経痛が重くなる
- 腰痛が起こる
- 貧血になる
- 下腹部が膨れる(子宮筋腫のしこりが大きくなると下腹部が突き出す)
- 下腹部が痛む
- お腹に圧迫感がある
- むくみが出る
- 不正出血が起こる
- 性交時に痛みがある
- 妊娠しづらい など
病院での治療方法
お腹に小さな穴を開けて子宮筋腫を摘出する手術を行うことが多いです。
女性ホルモンを4週間に1度のペースで注射するという治療法もあります。
注射を用いた治療法の治療期間は個人差があります。
健康保険のルールにて限度が6ヶ月がと決まっています。
副作用として汗をかきやすくなったり、顔が赤くなったり更年期のような症状が現れることがあるので、医師と相談しながら治療を進めていきましょう。
原因② 子宮内膜ポリープ
子宮内膜ポリープとは子宮の内側を覆う「子宮内膜」の細胞の一部が増殖してできるイボ状の良性腫瘍です。
ポリープができることで子宮内の表面積が大きくなり、出血が止まらなくなったり、出血量が増加したりします。
子宮内膜ポリープを発症しやすい人
主な症状
- 不正出血が起こる
- 生理時の出血量が増える
- 妊娠しづらい
- 閉経後に出血がある
- 下腹部が痛む
- 貧血 になる
病院での治療方法
ポリープが小さいく、症状がない場合は治療せずに経過観察することがあります。
とった方がいい場合は膣から内視鏡器具を入れて摘出することが多いです。
妊娠を希望するかどうかを考慮して、医師と相談しながら治療を進めていきます。
経過観察は3〜6ヶ月ごとに婦人科へ通うケースが多いです。
原因③ 子宮内膜症
子宮の内側にしかないはずの子宮内膜組織が、卵巣・腸・卵管など子宮以外の場所で増殖したり、剥がれたりする病気です。
生理がくるたびに、生理痛がどんどんひどくなる(痛くなる)という特徴があります。
子宮内膜が異常に分厚く増殖し、剥がれ落ちる子宮内膜の量が多いため生理が長引き、出血量も増えます。
子宮内膜症を発症しやすい人
- 20〜40代 の女性
- 妊娠、出産の経験がない(少ない)人
- 月経周期が短い人
- 月経の期間が長い人
主な症状
- 生理時の出血量が増える
- 不正出血が起こる
- 貧血になる
- 下腹部が痛む
- 腰痛が起こる
- 妊娠しづらい など
病院での治療方法
症状が軽い場合は女性ホルモンを調整するお薬による治療が多いです。
年齢や妊娠を希望するかどうかを考慮して、医師と相談しながら治療を進めていきます。
進行状況によっては、病巣部のみを除去する手術や子宮・卵巣を全部摘出する手術を行うことがあります。
治療期間は個人差があります。
薬は、あくまでも“症状悪化を抑える”“痛みを抑える”というもので、内膜症を治すという考えではありません。
子宮内膜症の根治手術は、子宮と両側の卵巣を摘出することです。
病巣を摘出したら、治療はそれで終了ですが、再発もしやすいため、その後は長期的に経過観察です。
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2022-12-23
子宮内膜症ってどんな病気?
よくある初期症状は?
子宮内膜症についてわかりやすく解説します。
病院へ行く目安も紹介するので、心当たりのある症状がないかチェックしましょう。
子宮内膜症ってどんな病気?
子宮内膜症とは、子宮の内側を覆う膜(子宮内膜)が、子宮以外の部分で増えてしまう病気です。
通常であれば、子宮内膜は生理のたびに体の外へ排出されます。
しかし、子宮内膜症になっていると、これらが卵管を通ってお腹の中にばらまかれてしまい「出血」「炎症」「他の組織への癒着」などが起こります。
子宮内膜症の症状チェック
腹痛
腰痛
重い生理痛のような痛み
生理の出血量が多い
不正出血
性交痛
不妊
次第に出血量が多くなる傾向があり、ナプキンの交換が何度も必要になるケースもあります。
特に起こりやすい初期症状は?
子宮内膜症の初期症状として、生理痛(下腹部痛)がみられます。
初期は、生理痛以外に特に症状はみられません。ただし、徐々に生理痛が強くなることが多いです。
症状が進行すると、痛みは月経時だけではなく、月経前後や月経時以外にも起こる場合があります。
子宮内膜症にかかりやすい人の特徴
20~40歳代の女性(月経がある女性)
初潮が早かった人
母親や姉妹が子宮内膜症になった経験がある(遺伝的要因)
妊娠・出産の経験がない(もしくは少ない)
帝王切開を経験したことがある
子宮内膜症になる原因は?
子宮内膜症の原因は、はっきりと分かっていません。
ただし、生理の血がお腹で逆流する現象が影響していると考えられています。
病院には行くべき?
子宮内膜症は、早めの治療が必要です。
症状に心当たりがある場合は、「婦人科」または「産婦人科」を受診しましょう。
治療を行うことで、子宮の機能が改善し、生理時の痛みや出血の正常化を目指せます。
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放置するとどうなる?
放置していると、臓器と子宮内膜が癒着を起こします。
また、生理のたびに大量に出血をするようになり、痛みや出血で通常の生活を送れなくなる人もいます。
進行すると、生理時以外も腹痛を感じるようになります。
妊娠が望めなくなったり、排便痛・性交痛・腰の痛みなどが慢性化したりするリスクも高まります。
どんな検査を受けるの?
はじめに「問診」を行い、どのような症状があらわれているのか確認します。
その後、「内診」を行い、子宮や卵巣などの状態を確認します。
必要に応じて、
直腸診
超音波検査
MRI
血液検査
腹腔鏡検査
などを行います。
内診や検査があるため、脱ぎ着がしやすい服装がおすすめです。
できれば、パンツよりもスカートの方がよいでしょう。
なお、生理中にはできない検査もあるため、できれば生理期間を避けるとよいでしょう。
子宮内膜症の治療法は?
薬を飲む「薬物療法」と「手術療法」があります。
治療方法は、症状・重症度・年齢・妊娠の希望などに応じて決めます。
治療法① 薬物療法
まずは、痛みを和らげるために鎮痛剤を飲みます。
鎮痛剤で効果があらわれない場合は「低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬」「低用量ピル」などのホルモン量の少ないピルを使用します。
女性ホルモンの分泌を抑え、症状を緩和させる作用がある「GnRHアゴニスト(偽閉経療法)」や「黄体ホルモン剤」などを投与するケースもあります。
治療法➁ 手術療法
チョコレート嚢胞(※)と呼ばれる卵巣の内膜症性嚢胞がある場合は、手術を検討します。
妊娠を望んでいるケースは、病気の部分のみを切り取り、卵巣や子宮の正常な部分は残します。
一方、妊娠を望まないケースでは、病気の部分の摘出だけでなく、子宮や卵巣、卵管などを摘出する手術を行うこともあります。
※チョコレート嚢胞とは
卵巣の内部に子宮内膜が増殖し、出血した血液が卵巣にたまってチョコレートのような状態になることを言います。
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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
必ず“早めに婦人科で相談”しましょう!
生理期間が長引くのは、婦人系の病気のサインである可能性が高いです。
婦人科系の病気を放置すると、子宮・卵巣摘出手術など大掛かりな治療が必要になるケースがあります。
症状が悪化すると不妊や流産のリスクが上がるため、異常を感じたら速やかに婦人科を受診しましょう。
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2020-06-12
「生理が止まらないのは更年期のせい?」
「大量に出血していて心配…」
お医者さんに、更年期(閉経前後の5年)に生理が止まらなくなる原因を聞きました。
病院へ行った方がいい症状や受診のタイミングも解説します。
もしかして病気?どんな治療をするの?
止まらない出血にお困りの方は、参考にしてください。
なぜ?更年期に生理が止まらない原因
更年期になるとホルモンバランスが乱れ、月経不順がおこり、生理が止まりにくいことがあります。
子宮内膜がはがれにくくなることから、少量の出血が長く続いたり、一度に大量に出血したりする場合もあります。
この対処はNG!
ホルモンバランスの乱れによって生理が止まらないと思われる場合も、市販薬やサプリを使用して対処することは避けましょう。
病気により出血している可能性もあるので、8日以上生理が続くようであれば、一度医師に相談することをおすすめします。
病院を受診する目安
特に下記の状態のときには、早めに病院へ行きましょう。
大量の出血がある
レバーのような血液の塊がたくさん排泄される
耐え難い月経痛
8日間以上月経が続く
月経時以外にも出血がみられる
排尿障害がでた
腹部にしこりのようなものがある
この他にも、気になる症状がある場合には、婦人科の受診をおすすめします。
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受診のタイミング
できれば、出血している時に受診しましょう。
(生理の出血が止まったあとに受診しても構いません。)
基礎体温を記録している場合は、ぜひ持参してください。
また、受診する際には、以下の5ポイントを医師に伝えると良いでしょう。
出血の増加が始まった時期
出血量
月経の周期(月経期間)
出血の状態(例:レバーのような塊が出る等)
他の症状の有無
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生理が止まらないのを放置すると…
「これくらいなら大丈夫」と自己判断して、病院に行かずそのままにしておくことは、避けましょう。
子宮や卵巣の疾患を見逃してしまい、症状が悪化したり、妊娠が困難になったりする可能性があります。ガン化する恐れもあります。
過多月経や過長月経の場合は、貧血を併発しやすく、日常生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
注意!こんな病気の可能性も
大量出血や激痛がある場合は病気の可能性もあります。
月経期間が8日以上続く状態を「過長月経」、出血量が増えたり、月経痛が酷いなどの症状が見られる状態を「過多月経」といいます。
更年期の過長月経や過多月経の症状は、
機能性子宮出血
子宮筋腫
子宮腺筋症
子宮内膜ポリープ
子宮内膜増殖症
子宮頸がん
といった病気の可能性があります。
それぞれの症状を詳しく解説します。
原因1. 機能性子宮出血
出血の要因(妊娠・腫瘍・外傷・炎症など)が見当たらない場合、機能性子宮出血と診断します。不正出血の約30%を占めるため、頻度の高い症状と言えます。
※様々な原因によって起こる子宮内膜からの不正出血の総称です。厳密には病気の名前ではありません。
<主な症状>
不規則に、頻繁に出血がみられます。
原因2. 子宮筋腫
子宮の筋肉にできる良性の腫瘍です。
子宮筋腫ができると、経血を排出する際の子宮の収縮機能に異常が出たり、子宮内膜が厚く形成されて、月経時に剥がれ落ちる量が増えることが影響して、生理が止まらなくなると考えられます。
<主な症状>
経血量の増加が起こり、レバーのような血液の塊が出てきます。月経が7日以上ダラダラと出血が続きます。
また、月経痛、腰痛、貧血、排尿異常などが起こります。
原因3. 子宮腺筋症
女性ホルモンの影響を受け、子宮の筋肉の層に子宮内膜と似た組織が増殖し、正常な子宮内膜と同様に出血をするため、生理が止まらなくなると考えられます。
また、子宮腺筋症により子宮内膜が変形したり、拡張したりすることで、経血を排出する際の子宮の収縮のバランスが崩れるため、出血しやすくなります。
症状が重い場合は、子宮全摘手術などを考慮することも必要な病気です。
<主な症状>
月経痛、過多月経や過多月経による貧血、骨盤痛などがみられます。痛みはかなり強く、月経が終了しても数日続く場合もあります。女性ホルモンの分泌が減少して閉経するころを境に、症状は治まります。
原因4. 子宮内膜ポリープ
子宮内膜の細胞が何らかの原因で異常増殖し、ポリープができる病気です。突出したポリープで子宮内の表面積が大きくなるため、経血の量が増えて、生理が止まらなくなると考えられます。
子宮内膜ポリープができるのは、女性ホルモンであるエストロゲンも原因の一つとされていますが、明らかになっていません。
<主な症状>
経血量が多く、月経期間が長くなります。また、月経時以外の出血(閉経後にも性器出血)や貧血になることもあります。
原因5. 子宮内膜増殖症
子宮内膜が異常に分厚く増殖し、月経時に剥離される子宮内膜の量が多いため、生理が止まらない症状が現れます。
<主な症状>
経血量が多い、月経期間が長い、月経時以外の出血がある、貧血などの症状が現れます。
原因6. 子宮頸がん
性交渉などでヒトパピローマウイルス(HPV)が子宮頸部に感染することで起こる病気です。物理的刺激により、出血を起こすことがあります。
<主な症状>
子宮頸がんは、まだ細胞ががん化していない初期段階では、症状がありません。進行すると、生理以外での出血、特に性交時の出血がみられます。出血量は多く、繰り返すのが特徴です。おりものの色や状態に変化があらわれたりします。さらに悪化すると、下腹部や腰が痛くなることもあります。
初診ではどんな検査をするの?
一般的に、初診は次のような流れで行われます。
問診
月経周期、月経の日数、最終月経日、初潮の年齢、妊娠・出産歴、既往歴、アレルギーの有無等の確認が行われます。
内診
子宮、卵巣の状態、圧迫による痛みの有無等を確認します。
超音波検査(必要な場合)
経腟プローブ(棒状の器具)を膣内に挿入して、子宮や卵巣の状態を確認する検査を行います。
細胞診(必要な場合)
子宮頸部細胞をヘラ、ブラシ、綿棒等で採取して、異常細胞の有無を確認する検査を行います。
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2021-01-07
生理が終わらないまま次の生理がきた…。
「ホルモンバランスの乱れ?」
「更年期が原因?」
「婦人系の病気が隠れているかも…」
生理が終わらない原因と対処法をお医者さんに聞きました。
重い病気に繋がる可能性もあるので、放置はNGです。
生理が終わらないまま次の生理に…これ大丈夫なの?
長引く生理は、ストレスや体調不良によって生じることが多いです
一時的なものであれば、あまり心配はいりません。
ただし、2週間〜1カ月以上、生理のような出血が続く場合は、病気が潜んでいる可能性があります。婦人科で検査を受けてください。
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生理が終わらないのはなぜ?
生理が終わらない原因として
ホルモンバランスの乱れ
更年期
婦人系の病気
などが考えられます。
原因① ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れ、月経不順が起こっている状態です。
黄体ホルモンの分泌が不十分な黄体機能不全を起こし、過長月経(月経期間が8日以上続く状態)になっている可能性があります。
なりやすい人
睡眠不足の人
ストレスや疲れが溜まっている人
不規則な生活を送っている人
過度なダイエットを行っている人
激しいスポーツを行っている人
甲状腺に異常が生じている人
服用している薬が合っていない人
女性ホルモンの分泌に関係する器官(視床下部、脳下垂体、卵巣など)にトラブルが生じている人
出血以外の症状
倦怠感
疲れが取れない
ほてり
多汗
めまい
貧血 など
自分でできる対処法
適度な運動
湯船につかる
規則正しい生活を心がけるだけで、改善することがあります。
血流を良くすることで、生理トラブルの軽減につながります。
ただし、不正出血が続いている場合は、婦人科で検査を受けましょう。
原因② 更年期
更年期になるとホルモンバランスの乱れ、生理が止まらなくなることがあります。
子宮内膜が剥がれにくくなって、少量の出血が長く続いたり、一度に大量に出血したりする場合があります。
なりやすい人
閉経を迎える前段階で、女性ホルモンの分泌が少なくなってきた人
出血以外の症状
体調不良
倦怠感
ほてり
多汗
喉の渇き
手足のしびれ
イライラ
めまい
動悸 など
自分でできる対処法
ストレスを溜めない
適度な運動
栄養バランスの良い食事
更年期は、数年続きますが、徐々にバランスを保てるようになります。
ただし、不正出血が続いている場合は、婦人科で検査を受けましょう。
原因③ 婦人系の病気
子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮頸がん、子宮体がんなど、婦人系の病気にかかっている可能性があります。
なりやすい人
月経周期が短く、月経の期間が長い人
手術経験がある人(掻爬手術、帝王切開、子宮筋腫など)
婦人系の病気にかかった家族がいる人
出血以外の症状
無月経の場合があります。
自分でできる対処法
婦人科で検査を受けましょう。特に、出産を望んでいる人は、早期受診をおすすめします。
過長月経(月経期間が8日以上続く状態)
生理痛が重く、生活に支障が出る
出血量が多い
不正出血が起こる
これらの症状が現れたときは、婦人科で診察・検査を受けましょう。
長引く生理は早めに婦人科で相談を
生理が2週間以上も長引く場合、子宮や卵巣の病気の可能性があります。
妊娠が困難になる可能性もあるので、早めに婦人科を受診しましょう。
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▼参考
国立がん研究センター 子宮頸がん