妊活中の納豆はダメ?それとも効果的?避けたほうがいい食べ物リストも

更新日:2022-11-25 | 公開日:2022-11-25
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妊活中の納豆はダメ?それとも効果的?避けたほうがいい食べ物リストも

妊活中に「納豆はダメ」と聞いたけど、本当?

納豆は妊娠に役立つ栄養が豊富なので、むしろ妊活中におすすめです。

食べやすい納豆レシピや妊活中におすすめの食べ物を、栄養士さんが紹介します。

監修者
望月 理恵子 先生

株式会社Luce
管理栄養士

望月 理恵子先生

経歴

株式会社Luce代表/健康検定協会理事長、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活動をおこなっている。

妊活中の納豆はダメ?OK?

妊活中に「納豆」を食べてはダメという情報を目にしました。体に良いと思っていたのですが…本当に食べてはダメなのでしょうか?
女性
専門家女性

基本的に、妊活中に食べてはいけないものはないので、納豆を食べても問題ありません。

納豆は体によい栄養素が豊富な食品なので、むしろ積極的に食べることをおすすめします。

納豆は妊活中におすすめの食材!

専門家女性

納豆には、妊婦さんに必要な栄養素が豊富に含まれています。

また、納豆の原料となる大豆には、女性ホルモンを整える働きがあるので、妊活中におすすめです。

納豆に含まれる栄養素

  • 葉酸
  • 鉄分
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • タンパク質
  • ビタミンB6

など

納豆から摂れる「葉酸」「カルシウム」は、妊娠前や妊娠初期に必要とされる栄養素で、流産や先天異常を予防する働きがあると言われています。

このほか、カルシウムの吸収をよくする「マグネシウム」、生殖細胞が作られるときに必要な「亜鉛」も多く含まれます。

また、血流をよくする「ナットウキナーゼ」を含むので、ホルモンや栄養分、酸素が生殖細胞に届きやすくなるようにサポートしてくれると考えられます。

強いて納豆の不安要素を挙げるとすれば…

専門家女性
強いて不安要素が挙げるならば、「輸入大豆」については輸送中に腐らせないように、薬が使用されていることがあります。
もちろん、国で基準値が決められているので、目立った健康被害はありません。

他には、効率よく栽培し収穫できるように、「遺伝子を操作した食品」が原料に使われていることがあります。
ただし、これも厚生労働省で安全性を確認したものが流通するようになっています。

心配な場合は、国産大豆使用のものを選ぶとよいでしょう。

納豆はどうやって食べるのがおすすめ?

専門家女性

納豆は、加熱しないでそのまま食べるのがおすすめです。

血流を良くする「ナットウキナーゼ」が効率よく摂れます。

ただし、加熱することで「ネバネバや匂いが気にならなくなる」というメリットもあります。

納豆が苦手な人は、加熱して食べるとよいでしょう。

「大根おろし」と混ぜるのもおすすめ!

専門家女性
大根おろしと一緒に食べると、大根のビタミンCにより、納豆に含まれる「鉄分」や「亜鉛」の吸収が良くなるのでおすすめです。

さらに、青ネギや大葉を加えることで、納豆に不足している栄養素(ビタミンCやβカロテン)も摂れます。

1日あたりの目安量は?

専門家女性
納豆に含まれる「イソフラボン」の上限値から考えて、1日2パックまでにしておきましょう。

また、栄養が偏るので、納豆ばかり食べ続けることは避けましょう。

納豆にはビタミンCやβカロテンが含まれていないので、これらの栄養素が不足する恐れもあります。

納豆を使ったレシピ3選

  1. 納豆オムレツ
  2. 納豆の天ぷら
  3. 納豆としらす干しのピザ
専門家女性
これらのレシピは、納豆を飽きずに美味しく食べられるので、おすすめです。

それぞれ、摂取できる栄養や必要な材料、作り方を紹介していきます。

レシピ① 納豆オムレツ

納豆オムレツ

専門家女性

「タンパク質」が豊富なレシピです。

タンパク質は、妊活をサポートする栄養成分である「亜鉛」の吸収を良くしてくれます。

材料(1人分)

  • 納豆:1/2パック
  • 卵:1個
  • 中華だし:小さじ1/4
  • ゴマ油:大さじ1
  • ネギ:適量

作り方

  1. 納豆・卵・中華だし・ネギをよく混ぜる
  2. フライパンにゴマ油を入れ、強火でよく熱しておく
  3. ①を②に入れ、強火のままかき混ぜて形を整えたら完成

レシピ➁ 納豆の天ぷら

専門家女性
納豆の匂いやネバネバが苦手な人でも食べやすいレシピです。

レモン汁やポン酢をかけると、妊活をサポートする成分である「鉄分」や「亜鉛」の吸収が良くなります。

材料(1人分)

  • 納豆:1パック
  • ネギ:20g
  • 小麦粉:大さじ1と1/2

作り方

  1. ボールに納豆とネギ、タレを入れてよく混ぜる
  2. ①に小麦粉を入れて軽く混ぜる
  3. 熱した油(200℃くらい)に、②をスプーンですくい入れる
  4. 焼き色がついたら完成

レシピ③ 納豆としらす干しのピザ

専門家女性
妊活をサポートしてくれる「亜鉛」のほか、妊娠した時に必要な「カルシウム」「ビタミンD」が効率よく摂取できます。

材料(1人分)

  • 強力粉:120g(★)
  • 牛乳:80g(★)
  • 砂糖:10g(★)
  • 塩:2g(★)
  • ドライイースト:2g(★)
  • 納豆:1パック
  • しらす干し:40g
  • ネギ:40g
  • ケチャップ:20g
  • とろけるチーズ:80g

作り方

  1. ★の材料をボールに入れて、よく混ぜこねる
  2. 生地を20分発酵(35℃くらい)させる
  3. 生地を二等分して2枚作る
  4. 麺棒で丸く伸ばして、フライパンで焼く(中~弱火)
  5. 生地の片面が焼けたら、裏返して具をのせる
  6. フタをしてチーズが溶けるまで焼いたら完成

他にも!妊活中におすすめの食べ物

妊活中におすすめの食べ物

  1. カキ
  2. チーズ
  3. サケ
  4. ブロッコリー

妊活中には、上記の食品を積極的に摂ることをおすすめします。

これらの食品には、細胞の生成に必要な栄養素等が豊富に含まれているからです。

▼積極的にとるべき栄養素

栄養素

働き

亜鉛/タンパク質

新しい細胞の生成をサポートする。

マグネシウム

カラダの代謝を整え、細胞をみずみずしく丈夫にする。

鉄分

細胞のすみずみまで酸素を運ぶ「赤血球」を作る。

葉酸

胎児の奇形を予防する。

ビタミンD

免疫の働きを強化し、カルシウムの吸収を良くする。

ビタミンC・E/ポリフェノール/カロテノイド

生殖細胞の老化を防ぐ。

おすすめ食品① カキ

カキ

専門家女性

カキは、新しい細胞が作られるときに必要な「亜鉛」が豊富です。

このほか、タンパク質・鉄・マグネシウム・葉酸を含んでいます。

1日あたりの目安量

専門家女性
1日4個程度(60g)食べるとよいでしょう。

1日に必要な亜鉛が摂取できます。

おすすめの食べるタイミング

専門家女性
に食べるのがおすすめです。

夜は、副交感神経が働いているため、食べ物の消化吸収が良くなると考えられます。

なお、カキは鮮度によって食中毒になりやすい食品です。
生の場合は、鮮度が良い状態で、体に不調がないときに食べましょう。

おすすめの食べ方

専門家女性
酒をかけてレンジで加熱したカキに、「ビタミンC」を含むポン酢大根おろしをかけて食べると、効率よく栄養素を吸収できます。

おすすめ食品➁ チーズ

チーズ

専門家女性

チーズは、生殖細胞を作るために必要な「タンパク質」が豊富です。

このほか、亜鉛や葉酸、骨を丈夫にして筋肉が動く時に必要となる「カルシウム」も摂れます。

タンパク質には、ミネラル類の消化吸収を良くする働きもあります。

1日あたりの目安量

専門家女性
プロセスチーズで1日平均20g程度までにしましょう。

塩分が多いので、食べ過ぎには注意してください。

カマンベールチーズは、塩分も少なく、免疫力を高めたいときにおすすめです。

おすすめの食べるタイミング

専門家女性
夕飯前、または夕食後1〜2時間後くらいに食べるとよいでしょう。

チーズに含まれるカルシウムは、空腹時や夜に吸収が高まります。

おすすめの食べ方

専門家女性
ジャガイモブロッコリーツナなどと一緒にチーズ焼きにして食べるのがおすすめです。

チーズに不足している「ビタミンC」を効率良く摂れます。

おすすめ食品③ サケ

サケ

専門家女性

サケには、「ビタミンD」が豊富に含まれています。

また、「アスタキサンチン」という赤い色素は、強い抗酸化作用があり、細胞(卵子や精子)の老化を防ぐ働きがあります。

1日あたりの目安量

専門家女性

1日平均30~40gが目安です。

2日に1回の頻度で、1切れ分を食べるとよいでしょう。

おすすめの食べるタイミング

専門家女性
塩焼きなど塩分が高い調理の際は、塩分が排出されやすい夕食がおすすめです。

おすすめの食べ方

専門家女性
ビタミンDは脂溶性のため、油と一緒に調理すると効率よく摂取できます。

また、アスタキサンチンは水溶性のため、煮込んだ際は、煮汁ごと一緒にとれるスープなどがよいでしょう。

おすすめ食品④ ブロッコリー

ブロッコリー

専門家女性
ブロッコリーは、胎児の奇形や先天異常の発症リスクを減らす「葉酸」、卵子や精子の老化を防ぐ「ビタミンC」を含んでいます。

1日あたりの目安量

専門家女性

1日60~80gが目安です。

小鉢1杯分くらい食べましょう。

おすすめの食べるタイミング

専門家女性
ブロッコリーに限らず、野菜は毎食とるように心がけましょう。

ブロッコリーに含まれるビタミンCは、こまめに何度も食べることで、その働きを有効活用できます。

おすすめの食べ方

専門家女性
ブロッコリーは、レンジで温めると効率よく調理できます。

ブロッコリーに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいですが、茹でると水に溶け出てしまいます。

食べ過ぎ・飲み過ぎに注意したい食品

専門家女性

妊活中に、「食べていけないもの」はありません。

ただし、以下の食品は、食べる・飲む回数が多いと妊活に影響が出る可能性があります。

  1. 砂糖を多く含むお菓子
  2. 油を多く含む食品
  3. 大量のコーヒー
  4. 脂肪たっぷりの肉
  5. 生肉やよく洗っていない生野菜

注意したい食品① 砂糖を多く含むお菓子

専門家女性
砂糖は体を冷やしやすく、大量に摂取すると免疫細胞であるリンパ球の働きを抑え、免疫力を低下させることがあります。

また、砂糖の過剰摂取によって肥満になると、妊娠しにくくなってしまう可能性があります。

ついつい間食で甘いお菓子を食べ過ぎてしまうという人は、別のおやつに変えてみることをおすすめします。

例えば、間食を

  • ナッツ(ビタミンEが豊富)
  • ヨーグルト(タンパク質を含む)
  • 果物(ビタミン・ミネラルが摂れる)

などに変えることで、小腹を満たすとともに栄養も摂取できます。

ヨーグルトは、なるべく無糖のものを選び、果物で甘さを加えるなどの工夫をするとよいでしょう。

注意したい食品➁ 油を多く含む食品

専門家女性

揚げ物やスナック菓子に含まれる油は、細胞を劣化させる「トランス脂肪酸」を多く含み、生殖細胞を酸化させてしまう可能性があります。

また、多く摂取することで、排卵障害による不妊リスクが高まるという報告があります。

ただし、全く食べてはいけないわけではないので、「油っこいものは1週間に1回」など、ルールを決めるとよいでしょう。

トランス脂肪酸は健康な人でも総エネルギー摂取量の1%未満に抑えるように厚生労働省が発表しています。
年齢や性別によっても異なりますが、おおよそ1日当たり約2g未満です。

油っこいものは、日頃から食べ過ぎに注意してください。

「トランス脂肪酸」含有量の例

  • ビスケット類:平均8g/100g
  • コーン系スナック:平均7g/100g

注意したい食品③ 大量のコーヒー

コーヒー

専門家女性

コーヒーはカフェインが多く、体が冷えてしまうので、飲み過ぎないようにしましょう。

また、コーヒーをたくさん飲む(5杯以上)習慣があると、妊娠しにくい傾向にあると言われています。

コーヒーは、1日2〜3杯くらいまでにしましょう。

注意したい食品④ 脂肪たっぷりの肉

豚肉

専門家女性

脂肪の多い肉は、飽和脂肪酸(常温で固体の油に多い)が多いため、太りやすく、血管も汚れやすいです。

血流が悪くなったり、太ることで排卵障害が起こりやすくなったりします。

脂肪の多い肉を食べる場合は、1週間に1回60~70g程度までにしておきましょう。

生殖細胞の質を良くするためにも、肉を選ぶ際には、タンパク質が多く脂質が少ない赤身肉や鶏むね肉(皮なし)などを選ぶことをおすすめします。

注意したい食品⑤ 生肉やよく洗っていない生野菜

専門家女性

牛・羊・馬などのよく加熱していない肉や、よく洗っていない生野菜は注意が必要です。

これらには、「トキソプラズマ」という原虫がいることがあり、感染すると流産や先天異常につながると言われています。

肉は完全に加熱して(刺してみて透明な肉汁が出てくる)、野菜類はよく洗いましょう

「冷たい水」の飲み過ぎにも注意しよう

 

体のためにと一度にたくさんの水を飲むと、胃腸だけでなく卵巣や子宮も冷えてしまいます。

水は一気に飲まずにこまめに補給しましょう。白湯を飲むようにするのもおすすめです。

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